5ページ目(5ページ中) | 生理不順を10年放置した私。人工授精を7回しても妊娠できず、婦人科で告げられたことは【多嚢胞性卵巣症候群からの妊娠・リアル体験談】 | 不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし(赤ちゃんが欲しい)
MENU
不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 体験談 生理不順を10年放置した私。人工授精を7回しても妊娠できず、婦人科で告げられたことは【多嚢胞性卵巣症候群からの妊娠・リアル体験談】 5ページ目(5ページ中)

5ページ目(5ページ中) | 生理不順を10年放置した私。人工授精を7回しても妊娠できず、婦人科で告げられたことは【多嚢胞性卵巣症候群からの妊娠・リアル体験談】

画像ギャラリー

転院先は、低刺激での採卵をすすめていたため、高刺激が向いていなかった私にも合っていました。初診後の検査を終え、採卵に向けた周期をスタートすることに。

採卵までのスケジュールが合わない!排卵周期を予測して医師に提案

低刺激での採卵のため、週1回通院しながら卵子の成長を確認していきました。高刺激のように排卵誘発剤を毎日投与する必要がなかったため通院の負担はかなり軽くなり、卵子も順調に成長していました。

しかし、採卵に向けた最終段階のタイミングで、ちょっとしたズレが。

医師から「来院してほしい」といわれた日に外せない予定が入っていたのです。受診できないことを告げると、医師は「このタイミングで排卵してしまうかもしれない」と言われました。

もちろん、一般的には医師の予想が正しいのですが、以前の病院での経過や基礎体温、生理周期などから考えると、私の場合はもう少しだけ排卵があとになる確率のほうが高いのではと自分なりに推測しました。「排卵してしまったとしても大丈夫」とだけ告げ、このときは先に決まっていた予定を優先しました。

結果的に私の予測が当たっており、それは自分の体への理解が深まった結果だと感じました。

子宮の腫れはなし、新鮮胚移植で妊娠へ

無事に採卵を終え、1個の卵子を採取。受精させると、順調に成長していきました。自然排卵のため卵巣の腫れもなく、2日後には新鮮胚移植が行えました。


移植前には子宮内膜の厚みを確認しました。

移植は、受精卵をモニターで映しながら行われたため、移植の最中に3分割から4分割へと成長するとても活発な様子が見られました。それから10日後に判定のための血液検査を受け、妊娠したことが判明!

振り返ってみると、やはり転院前の医師が言っていたとおり、私の体質には高刺激が向いていなかったのだと感じています。

また私たち夫婦の場合は、受精卵が胚盤胞になるまでの力が弱かったようなので、凍結をしない新鮮胚移植のほうが向いていたのかもしれません。

生理不順は放置せず、早めのケアを

不妊治療をはじめるまでは、多嚢胞性卵巣症候群という病気が妊娠にどんな影響を与えるのか知りませんでした。しかし、治療を続けていくうちに、生理周期を知らないことや生理がこないことは、自分にとってとても不利なんだと痛感しました。

また、不妊治療を始めたあとに知ったのですが、私の母もなかなか妊娠できなかったのだとか。母は多嚢胞性卵巣症候群と診断されたことはないようですが、生理不順だったことを考えると遺伝的なものもあるのかなと感じます。

きっと、私のように生理不順を放置している方は少ないかと思いますが、もし気になる症状がある場合は早めに受診しておくことをおすすめしたいです。

※この記事の内容は個人の体験です。治療や薬の処方などに関しては必ず医師に相談してください。

【あわせて読みたい注目記事】
元NHKアナ&気象予報士・関口奈美さん/え?夫がアメリカ留学決定!「日本にいるうちに妊娠したい!」

関連タグ

『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』は、主婦の友社が運営する妊活・不妊治療のお悩み解決メディア。ドクターや専門家監修の信頼コンテンツを中心に「妊娠したい」を全力サポートします。全国のクリニックや施設の検索もラクラク。

X LINE
人気記事ランキング
  • 24時間
  • 月間
閉じる