2ページ目(2ページ中) | 夫側の問題で治療は〈体外受精〉一択。治療費を貯めるために再び働くことを決意!【仕事と妊活/保育士の場合②】
上司に妊活のことを伝えたのは、働き始めてから3年後…
今の職場は働くママが多く、フレキシブルな働き方が認められた民間の保育園。仕事内容は、0歳から3歳までの未満児さんのお世話です。小規模保育園ということもあって、子ども一人ひとりとじっくりかかわれるよう、職員が充実しているのが特徴のひとつです。
妊活中の勤務形態は、火曜日から土曜日まで、7時半~18時半の間で、三交代制の勤務時間を週ごとにローテーションしていました。フルタイムではなくシフト制なので、比較的融通がききます。通院はお休みの日である月曜日に行っていたため、急な検査や手術でない限り、有休を使うことはほとんどありませんでした。
はじめて上司に妊活のことを伝えたのは、勤めてから3年後です。「妊活のために休むことがふえるかもしれない」という私の申し出に対して、協力することを快諾していただいたことがうれしかったです。
「体調が悪ければ、いつ休んでもいいよ」という言葉もありがたいのですが、言葉だけだと本当によいのか不安になります。その点、今の職場は私がいなくても回せるように、シフト自体を調整してくれているので、不安もストレスもありません。
「私が休むことで保育士の数が足りなくなる」「急な欠勤のときに、ほかの職員がかわりに出勤しないといけない」といった負担を感じさせない仕組みなので、ゆとりを持って妊活ができました。
元気すぎる園児に、100%で気持ちをそそげないことも
上司に妊活のことを伝えた翌月から、そして妊娠してからも、勤務時間を8時から17 時に変えていただいています。そのため、私が出社するころには早番の職員がすでに朝の業務を終わらせていて、私は園児の受け入れやお世話からのスタート。特に妊娠中はムリのないよう、ゆっくり動いたり、重たいものを持たないように気をつけたりしていました。
ただ、2歳3歳となってくると、体格も大きく、けっこうなパワーがあります。おなかをめがけて飛び込んできたり、抱っこを求められたり…。園児の気持ちにこたえられない申しわけなさと、おなかに突進してこられたら…という怖さが常にありましたが、そうしたときにも、「ムリして抱っこしなくていいよ」と、ほかの職員が対応してくれました。
こうした職場全体でのきめ細かなフォローには、とても感謝しています。仕事しながらの妊活には、周りの理解とサポートが必須、そして、こちらも上手に頼っていくことが大切だなと、改めて感じています。
※『赤ちゃんが欲しい 仕事と妊活号』の記事を再編集して掲載しています。
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