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2024/08/01 公開
妊活逆算カレンダー

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8月生まれどうだった?先輩ママのリアル体験談

臨月のころ酷暑の毎日だったので、食欲は落ちるし、定期健診の外出もつらかったです。でも、出産後は24時間冷房の効いた室内で過ごすので快適。1カ月健診のころには暑さもおさまってきて、外出も苦ではありませんでした。(Tさん/8月生まれ女の子のママ)

保育園の途中入園はむずかしいと聞いていましたが、1歳で職場復帰を予定し、8月の入園に申し込み。やはり空きがなくて、育休を延長して4月に1歳児クラスへ。結果的には、子どもと過ごす時間が長くもててよかったと思います。(Iさん/8月生まれ男の子のママ)

こんな兆候があったら、もしかして妊娠かも?

 女性に関係の深いホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の二種類があります。それらのうち、妊娠に大きくかかわっているのがプロゲステロン。妊娠すると生理が止まるのをはじめ、おなかの中で赤ちゃんを育て出産するために、母体にはさまざまな変化が見られるようになります。

「妊娠した」とわかりやすいのは、生理が遅れているとき。特に、毎月規則正しいリズムだった人は、生理が1週間以上遅れているようであれば、妊娠の可能性は大です。さらに、妊娠初期には以下の項目にあるような兆候が見られるので、妊娠に心当たりがある人は、チェックしてみましょう。

ただし、妊娠の兆候は多くの項目があてはまる人もいれば、「妊娠前との変化は感じられない」という人もいて、個人差が大きいことも知っておいてください。

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【妊娠初期にある12の兆候チェック】
□体がほてる/微熱が続く
□なんとなく体がだるい
□眠けが強い
□胸が張る感じがする
□便秘になった
□下腹部になんとなく違和感がある
□生理が予定日より遅れている
□おりものの量が増えた
□出血が少量あった
□胃がむかむかする/吐きけがする
□食欲がなくなった
□においに敏感になった

生理が1週間以上遅れていたり、チェック項目があてはまって「妊娠かも?」と思ったときには、妊娠検査薬を試してみましょう。

妊娠検査薬を試すのは、生理予定日から1週間後に

妊娠初期には、尿中にhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)というホルモンが分泌されます。このhCGも妊娠を維持する働きがあり、着床した受精卵が子宮内膜からはがれるのを防ぐためにできる絨毛(胎盤のもと)から分泌されます。

市販の妊娠検査薬は、尿中のhCG濃度に反応して、妊娠しているかどうかを判定しますが、以下の2タイプがあります。

①  早期妊娠検査薬(妊娠診断補助試薬)
…生理予定日当日(妊娠4週、受精卵が着床して1週間ほど経過)で判定

②  一般妊娠検査薬
…生理予定日から1週間後(妊娠5週、受精卵が着床して2週間ほど経過)を目安に判定

早期妊娠検査薬と一般妊娠検査薬の違い

早期妊娠検査薬は、妊娠を1日でも早く確認したい場合には便利ですが、種類が少ないうえ、医療用体外診断用医薬品のため販売が調剤室設備のある薬局に限られ、購入時には薬剤師による説明や指導が義務づけられています。

一般妊娠検査薬は、使用時期の目安が生理予定日から1週間後とされています。そのころになると、妊娠している場合には尿中のhCGが増えているため、判定の精度が高くなるからです。なお、一般妊娠検査薬は第二類医薬品なので、ドラッグストアやインターネットなどでも購入できて、手軽に使うことができます。

妊娠に心当たりがある場合、妊娠検査薬を使ってより正確な結果を得るには、生理が予定日から1週間以上遅れた時点で一般妊娠検査薬を使うのがよいでしょう。

★体外受精を行った人は
血液検査で妊娠を判定することが多いため、妊娠検査薬の使用については、通院している施設やかかりつけ医の指示に従ってください。

妊娠検査薬が陽性だったら、早めに産婦人科へ!

もし妊娠検査薬で陽性反応が出たときには、産婦人科を受診しましょう。妊娠検査薬の結果が陽性でも、子宮以外の場所に受精卵が着床している「子宮外妊娠」のこともあります。その場合には早めに対処しないと母体に危険が及ぶこともあるため、まずは「正常な妊娠かどうか」を確認してもらうことが大切です。

生理予定日から1週間後に一般妊娠検査薬を使ってみて、妊娠していれば妊娠5週となります。そのころに受診して、尿検査によるhCG値から妊娠が確定すると、経腟超音波検査で胎嚢が見えるかどうかを確認します。胎嚢とは、胎芽という赤ちゃんの芽が入っている袋です。子宮内に胎嚢があるとわかると、「正常妊娠」ということになります。

★体外受精を行った人は
妊娠4週(生理予定日)ごろに血液検査で妊娠しているかどうかを判断し、妊娠5週で経腟超音波検査を行うことが多いでしょう。

【産婦人科の検査】
・尿検査/血液検査…hCGの値から、妊娠しているかどうかを判断
・経腟超音波検査…子宮内に胎嚢が確認できれば、正常妊娠が確定

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監修
監修

育良クリニック院長。産婦人科専門医、麻酔科標榜医、母体保護法指定医、日本産婦人科遺伝診療学会認定医、新生児蘇生法専門コースインストラクター、NCPR修了認定者。モットーは患者様に納得してもらえる治療。産科を併設しているため、24時間で緊急対応が可能、不妊治療から出産まで一貫して診てもらえるのが心強い。

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