多く排卵できる高刺激法をメインに採用。副作用のリスクは薬の服用で予防【アートラボクリニック渋谷】
高刺激法による体外受精を行っているクリニック「アートラボ クリニック 渋谷」にお話しを伺いました!
多く排卵できる高刺激法をメインに採用。副作用のリスクは薬の服用で予防
アートラボ クリニック 渋谷(東京都/渋谷区)
院長 太田 岳晴 先生
2003年福岡大学医学部卒業。2014年より杉山産婦人科に勤務、2016年よりオーク銀座レディースクリニック院長を務める。現在は東京渋谷にアートラボ クリニック 渋谷を開院し、院長に。日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医、日本生殖医学会認定生殖医療専門医。
2人目のときに再度採卵する必要のないことが最大のメリット
アートラボ クリニック 渋谷は、渋谷駅から徒歩5分と、アクセス抜群のクリニック。一般不妊治療から体外受精・顕微授精まで行っており、体外受精の卵巣刺激法は高刺激法がメインです。
「高刺激法は、採卵あたりの妊娠率が高く、世界的にもスタンダードな方法です。一番のメリットは、採卵数が多いため移植した胚以外を凍結しておけることですね。2人目を考えたときに再度採卵する必要がなく、ご夫婦のタイミングで胚移植をすることができます。採卵前に排卵してしまう回数も、ほかの刺激法に比べると少ないです」と話すのは、院長の太田岳晴先生です。
白を基調とした清潔感のある受付。ロゴや内装は、すみだ水族館や@aroma、東京2020ピクトグラムの開発にも携わった廣村正彰氏によるもの。
体への負担が大きい、卵子の質の低下といったイメージを持つかたも少なくありませんが、その点について、太田先生はこう説明します。
「副作用には卵巣過剰刺激症候群(OHSS)がありますが、採卵後から1週間ほど予防薬を服用することで、リスクを減らせます。また、自然に育つ卵子が一番いいとも限りません。毎月排卵される卵子以外に数百〜1000個の卵子が排卵されずに消えていきますが、その中にも質のよい卵子があると考えられ、高刺激法ではそれらも大切に育てることができます」
相談室前の待合スペースにはフリーWi-Fiを完備。
通院回数を少なくし、採卵時や胚移植時の体への負担も軽減
同クリニックでは、平日19 時まで、土日も診療、初診でもオンライン診療が可能です。採卵までの通院は注射などで最低2回+採卵日の合計3回と少なく、採卵日もご都合によって調整することができるなど、仕事と両立しやすい体制がととのっているのも魅力です。採卵や胚移植の際の体への負担を軽減する工夫もしています。
「採卵時は、なるべく細いサイズの針を使い、卵巣に針を刺す回数もできるだけ減らして、痛みや出血を抑えています。採卵数が多い場合は眠る麻酔を使うこともあります。胚移植には自然周期とホルモン補充周期がありますが、妊娠率は変わらないため、当院では月経が順調なかたの場合、妊娠高血圧症候群や癒着胎盤のリスクが少ない自然周期をメインに行っています」
男性の精液検査で異常が見つかり、精巣内精子採取術で精子を採取する必要があるとわかった場合も、男性不妊専門の恵比寿つじクリニックと連携しているので安心です。
落ち着いた空間の回復室。
培養室は温度や湿度、光を徹底的に管理し、クリーンな環境を維持しています。
アートラボ クリニック 渋谷
住所:
東京都渋谷区宇田川町33-6 渋谷フラッグ8階
電話:
03-3780-8080
アクセス:
JR「渋谷駅」ハチ公口・井の頭線「渋谷駅」より徒歩5分、地下鉄東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線「渋谷駅」A2出口より徒歩2分
診療時間:
月・火・水・金・土・日 9:00~12:30
月・火・水・金 15:30~19:00
休診日:
木・祝
企画:サンワードメディア
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