2ページ目(2ページ中) | 排卵検査薬・ハイテスターH(タケダ)の陽性、陰性の見分け方と特徴、タイミングの取り方 | 不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし(赤ちゃんが欲しい)
MENU
不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 妊活ライフコラム 排卵検査薬・ハイテスターH(タケダ)の陽性、陰性の見分け方と特徴、タイミングの取り方 2ページ目(2ページ中)

2ページ目(2ページ中) | 排卵検査薬・ハイテスターH(タケダ)の陽性、陰性の見分け方と特徴、タイミングの取り方

2020/05/05 公開
2023/05/22 更新

画像ギャラリー

ハイテスターHはスティック状の形状で、片方に尿をかける「採尿部」があります。正しく使わなければ正しく判定することができないので、以下の手順をしっかり守りましょう。

1 検査薬を取り出す

検査薬はアルミの袋に入っています。必ず検査の直前に開封し、検査薬を取り出しましょう。採尿部が出るよう、キャップを外して反対側にはめ、キャップ部分を持ちます。

2 尿をかける

検査薬の正面を自分に向け、採尿部を下に向けて持ち、採尿部全体に尿を5秒以上かけます。

清潔な紙コップに採尿して浸す場合は、採尿部全体だけがつかるようにして、10秒間つけましょう。

3 平らな場所に置く

採尿部を下にしたままキャップをかぶせ、平らな場所に10分置きます。

時間の経過とともに徐々に結果が変動してしまうことがあるので、タイマーなどを使ってきちんと10分計ると安心です。

4 正しく検査ができたか確認する

正しく検査ができた場合は、リファレンス部に赤紫色の線が出ます。リファレンス部にラインが出ていない場合は検査が正しくできていない可能性があるので、やり直しが必要です。

ハイテスターH(排卵検査薬)の陽性・陰性の見分け方

ハイテスターHは、判定部に出たラインの本数で判定します。

陽性の場合

前日と比べてラインの本数が増加した場合、「陽性」と判定し、LHサージが起こったと考えられます。ただし、1日目ライン0本、2日目ライン1本の場合は増えていても陰性判定となります。

陰性の場合

前日と比べてラインの本数が増加しなかった場合は、「陰性」と判定します。

この場合は翌日以降も陽性になるまで検査を続けます。

ラインの本数と陽性、陰性について例を挙げてみました。

判定についての疑問Q&A

Q. ラインの色が薄い場合でも、1本の線とみなしていいですか?

A. ラインの濃淡は関係なく、薄くても1本のラインと考えます。薄くて見えにくかったり、ラインが2本、3本の場合、2本目や3本目が薄かったりすることもありますが、出てきたラインの本数で判定します。

Q. 検査初日からラインの本数が2本または3本であった場合は、排卵されているのでしょうか?

A. すでに排卵された可能性があります。妊娠を望む場合は、できるだけ早くタイミングを取りましょう。

Q. 検査の10分後にスコアを確認したのですが、1時間後に見たらラインの本数が変わっていました。どちらが本当なのでしょうか?

A. 規定の10分後に確認した判定が正しい結果です。時間がたつとラインの本数が変わる場合があります。10分より早く判定したり、20分以上たってから判定したりすると、正しい結果が得られないので、判定までの時間を守りましょう。

ハイテスターH(排卵検査薬)を使うときの注意点は?

ハイテスターHを使用する際の注意事項をご紹介します。

不妊治療を受けている場合などは医師に相談を

ハイテスターHを使った検査では、飲酒や喫煙、市販薬の服用などが判定に影響することはありませんが、不妊治療で使う薬には判定に影響するものがあります。不妊治療を受けている人は、医師に相談したうえで使うようにしてください。

また、通常の性交を続けていても1年以上妊娠しなかったり、生理周期がとても長い、短い、生理の出血量がとても多い、少ないなどの月経異常がある場合も、医師に相談してから使いましょう。

6周期検査してタイミングをとっても妊娠しない場合も受診を

毎月きちんと排卵されていても、卵管がふさがっていたり、男性側に原因があったりすると、妊娠しにくくなります。ハイテスターHを使って6周期検査をし、陽性になってタイミングを取っても妊娠しない場合は、早めの受診がおすすめです。特に30代後半以上の方は、できるだけ早く受診しましょう。

ハイテスターH(排卵検査薬)で陽性になったら、パートナーとのタイミングはいつ取ればいい?

陽性が出たらすぐがベストタイミングです。その理由として、黄体形成ホルモン(LH)が大量に分泌されるLHサージが起こってから、約40時間以内に排卵が起こる可能性が高いといわれているからです。卵子の生存期間は排卵後約24時間、精子の生存期間は射精後23日といわれています。排卵後の卵子は68時間は受精の可能性があるため、排卵されたら精子が待機している状態をつくることが妊娠の可能性を高めるといえます。そのためハイテスターHで陽性の判定が出たら、できるだけ早くタイミングを取りましょう。

取材協力/武田コンシューマーヘルスケア

取材&文/荒木晶子

関連タグ

『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』は、主婦の友社が運営する妊活・不妊治療のお悩み解決メディア。ドクターや専門家監修の信頼コンテンツを中心に「妊娠したい」を全力サポートします。全国のクリニックや施設の検索もラクラク。

X LINE
人気記事ランキング
  • 24時間
  • 月間
閉じる