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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 不妊治療コラム なかなか結果が出ないとき試してみたい検査と技術【オーク梅田レディースクリニック】

なかなか結果が出ないとき試してみたい検査と技術【オーク梅田レディースクリニック】

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不妊治療
2024/09/03 公開

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ここは押さえておきたい!クリニック選びのための妊活基礎知識!オーク梅田レディースクリニックにお話しを伺いました!

なかなか結果が出ないとき試してみたい検査と技術

監修
オーク梅田レディースクリニック
医師 北脇 城 先生

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自然妊娠をめざす卵管開通手術や、妊娠率アップを目指すポリープ切除術などの日帰り手術が可能に!【オーク梅田レディースクリニック】

簡単な検査や治療によって妊娠することもあります

「病院に行けば、きっとすぐに妊娠できるだろう」と思って、通院を始めるかたは多いと思います。しかし、実際は病院で不妊治療を何度かくり返しても、なかなか結果が出ないというケースも多くあります。

タイミング療法、人工授精はそれぞれ4〜5回して結果が出なかったら、医師からステップアップをすすめられるという施設が多いでしょう。しかし、毎月同じ治療をくり返しながら、結果が出ないことがしばらく続くと、心が折れて、治療をやめてしまいたくなる人もいるのではないでしょうか。

そんなときは、少し視点を変えて、それまで行っていなかった検査や治療を加えてみるのもおすすめです。たとえば、卵管鏡下卵管形成術(FT)は、卵管の通りをよくして自然妊娠をめざす手術。手術ではありますが比較的容易で、日帰り手術がOKで、術後当日から、仕事をすることも可能です。

また子宮内膜ポリープ手術も日帰りでの手術が可能。子宮内膜ポリープは症状がないことも多い疾患なので、実は子宮内膜ポリープが不妊原因の一つだった、という可能性もあります。
ただし、こうした手術や技術に対応していないクリニックもありますから、気になる人は一度医師に相談してみましょう。

検査をしても原因が見つからない!?

原因不明不妊

女性の不妊の原因には、排卵因子や卵管因子、子宮因子など、検査をすることによって原因がわかるものもありますが、実は検査をしても原因が見つからない「原因不明不妊」もあります。かつては「原因不明不妊」が不妊症の10~15%を占めるといわれてきましたが、最近は大幅に増えていることが推定されています。

というのも、原因不明不妊は夫婦の年齢が上昇すると一般に割合が高くなることが報告されているためです。これは加齢にともなって、卵子や精子の質に問題がでてくることが原因だと考えられており、近年の不妊治療の高齢化によって原因不明不妊が増えていると考えられています。

なかなか妊娠しないとき…
女性が受けるさまざまな検査・手術

タイミング療法・人工授精中なら…卵管鏡下卵管形成術(FT)
なんらかの原因によって卵管が狭くなっていたり、詰まっている場合に行う、卵管の通りをよくする手術。腟からカテーテルを挿入して、詰まった卵管をバルーンで広げていきます。実施している施設は多くはありませんが、保険適用となる手術です。

タイミング療法・人工授精・体外受精中なら…子宮内膜ポリープ切除術
子宮内膜ポリープとは、子宮内膜にイボのように盛り上がるもののこと。子宮鏡検査でわかることが多いため、タイミング療法などの治療を始めたばかりの人は子宮内膜ポリープの有無はわからない場合もあります。おなかを切る必要がなく、保険適用される手術です。

タイミング療法・人工授精・体外受精中なら…腹腔鏡検査
おなかに小さな穴をあけて、おなかの中を観察する検査。卵巣や卵管の周りの癒着の状態などを映像で直接確認できるため、これまで見つからなかった不妊原因がわかることもあります。ただし全身麻酔で行うため、入院が必要となります。

体外受精中なら…子宮内膜再生PRP療法
再生医療の一種。自分の血液から血小板を抽出し、それを子宮内に注入する方法。ホルモン補充を行っても子宮内膜がなかなか厚くならない人の場合、このPRP療法を行うことで子宮内膜が厚くなり、その後、受精卵を戻すことで妊娠が期待できます。

なかなか妊娠しないとき…受精卵へのさまざまな技術

■IVM
未成熟卵を体外で培養する方法。体外受精でなかなか受精卵が成長しなかったり、排卵誘発剤で卵巣を刺激すると一度にたくさんの卵が成長してOHSS(卵巣過剰刺激症候群)になったりする人に行う技術。あえて未成熟卵をねらってとり出し、体外で育てることでうまくいくケースもあります。

■AHA(アシステッドハッチング)
受精卵を覆う透明帯といわれる殻のような部分を切開し、子宮内膜に着床しやすくする技術。保険適用になっている技術で、多くの施設で行われています。

■卵子活性化処理法(カルシウムイオノフォア)
卵子の中に精子を注入する顕微授精がうまくいかない一因に、卵子の活性化障害があります。そこで顕微授精のあとに、受精卵を特殊な培養液につけて卵子の活性化を促します。

企画/サンワードメディア

監修

1981年京都府立医科大学卒業。米国バッファロー医学財団研究員をへて、2008年京都府立医科大学産婦人科学教授に。17年から京都府立医科大学附属病院長を務め、現在はオーク梅田レディースクリニック勤務。
専門は生殖医療、生殖内分泌、女性ヘルスケア、子宮内膜症、腹腔鏡手術など。

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