「試験管ベビーらしいよ」同僚の心ない言葉を聞いて、カミングアウトは断念…。けど、仕事を辞めようと思ったことは一度もないんです【婦人科疾患と不妊治療/めぐみさん③】 | 2ページ目 (2ページ中) | 不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし(赤ちゃんが欲しい)
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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 体験談 「試験管ベビーらしいよ」同僚の心ない言葉を聞いて、カミングアウトは断念…。けど、仕事を辞めようと思ったことは一度もないんです【婦人科疾患と不妊治療/めぐみさん③】

「試験管ベビーらしいよ」同僚の心ない言葉を聞いて、カミングアウトは断念…。けど、仕事を辞めようと思ったことは一度もないんです【婦人科疾患と不妊治療/めぐみさん③】

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仕事をやめて、不妊治療に専念するという選択肢もありましたが、十数年働いてきた自分のキャリアを捨てて、不妊治療だけに集中できるかというと、それも違う気がしたんです。自分で確立したポジションを維持しながら、プライベートも充実させる。両方を選択してもいいんじゃないかと思いました。

仕事も今まで通りちゃんとやりたいし、子どもも欲しい。仕事も不妊治療も「うまくやりたい」と思いました。病院の待ち時間に、まるでテレワークのような勢いで仕事をしたりしていたので、夫からは「そこまでしなくてもいいよ、会社に言って休みをとれば?」と言われたこともありました(笑)。

自分で情報収集していれば、もっと早く妊娠できたのかな

後悔しているのは、あまり自分で情報収集しなかったこと。クリニックに言われるがまま過ぎたのかな?と。

今思えば、子宮内膜検査や子宮筋腫切除など、もっと早くできなかったのか?タイミング法から人工授精へとセオリー通りに進んだけれど、年齢的にもっと早い段階で体外受精にトライすべきだったのでは?と思ったりもします。

卵巣嚢腫の手術をした友人が、いきなり体外受精からスタートしたという話を聞いて、自分も先に希望を先生に伝えていれば、もっと早く妊娠できたのでは?という思いも浮かんだりして、後悔がないといったら嘘になります。

妊娠初期のエコー写真。
心拍確認はできたものの不安は消えず、「どうかこのまま頑張って育ちますように」と毎回ドキドキしながら通院していました。

「絶対に親になれる」という根拠のない自信はあった

医師から”子宮全摘”を2度も告げられたときは本当につらかったですし、不妊原因はすべて私にあったので、夫に申し訳ない気持ちは常にありました。

ですが、それでも不妊治療をやめようとは思いませんでした。

「親にならない姿は想像できない、絶対に親になれる」という根拠のない自信があったんです。自分が親になっている姿、親子三代で話している姿を想像していました。わたしの場合は、もし1回目の移植がダメでも、妊娠できるまで不妊治療を続けていたと思います。

※この記事の内容は個人の体験です。治療や薬の処方などに関しては必ず医師に相談してください。

めぐみさんの妊活ヒストリーざっくり
34歳、結婚。36歳のとき自己流の妊活をスタート。37~38歳、不妊治療クリニックへの通院開始。タイミング・人工授精では妊娠せず体外受精へステップアップ。採卵時の子宮内膜検査で「子宮内膜異型増殖症」が判明。38~39歳、大学病院で子宮内膜異型増殖症を治療。その後、寛解。不妊治療を再開しようとするが、クリニックで子宮筋腫切除をすすめられる。40歳で子宮筋腫切除手術を行う。子宮筋腫切除手術をおこなった大学病院で不妊治療をすることに。採卵を行い、9個の受精卵を凍結。術後6ヶ月、凍結胚を移植し妊娠。

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