「雨はいつか止む」つらい、しんどい、孤独…不妊治療中、この言葉に支えられていました!心に響いたフレーズをおすそ分け【オメデタ体験談】
妊活・不妊治療をへてママになった「赤ちゃんが欲しい」卒業生から届いたうれしいお便りの数々。そのなかから、不妊治療中の支えとなった言葉をピックアップしました。あなたの支えにもなりますように…。
「生きている奇跡」を教えてくれた担当ドクターを信じて妊娠へ
現在、妊娠9カ月。初期のころは、また流産するんじゃないかと不安でしたが、ようやくここまできました。
3年間、赤ちゃんを待っていた間にはいろいろなことがありました。通院は約2年間だったのですが、タイミング法、人工授精5回、体外受精2回、顕微授精1回にトライ。
はじめての体外受精の際には、受精卵がえられず、2回目は私の体調が悪くなって、1年後に実施。採卵した卵の半分を顕微授精にし、合計4つの受精卵ができました。
そして、グレードのよい卵をおなかに戻し、残り3つは培養したのですが、自然淘汰…。とても悲しくて、落ち込んでいる私に、担当医がかけてくれた言葉が今でも忘れられません。
「私もあなたも、ここに、こうして生きていることが奇跡なんですよ」
この言葉を妊活中、ずっとたいせつにしていました。その後は、先生にすすめられたサプリを飲み、サンビーマー(温熱治療器)を続けて、再度の体外受精で妊娠!
自分がどうしたいかも重要ですが、私の場合は先生を信頼してとことんついていったことで、妊娠できたのかな、と思います。先生を信じてよかった!(千葉県/Hさん 39歳)
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21歳のときに多嚢胞性卵巣症候群が判明。たくさん泣きました
もともと生理不順だったのですが、21歳のとき、検査で多嚢胞性卵巣と診断されました。人より妊娠しにくいとわかり、たくさん泣いたのを覚えています。
本格的に治療を開始したのは、結婚してからのこと。新居の近所にある病院で、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)であることを伝え、クロミッド+hCG注射でタイミング法をスタートしたものの、頭痛や吐きけなどの副作用が強く、すぐにストップ。セキソビット+hMG注射+hCH注射に切りかえ、治療を進めました。
妊活中は、ホット豆乳やルイボスティーを飲み、食べるのは雑穀米。そして葉酸サプリも使用。さらに、毛糸のパンツを常に着用し、リンパマッサージ、2駅分歩いて帰宅する、骨盤矯正やよもぎ蒸しパッドをつける、夜11時までに寝るなどなど、いいといわれていることは、どんどん実行!
それでも、すぐには、うまくいかないものですね。
排卵するまでに卵が大きくならず、強制リセットになり、雨のなか泣いて帰ったこともありました。「注射もちゃんとしてるし、食事も生活もこんなに気をつけているのに、どうして!」と思い、くじけそうになったことも。
そんなとき出会ったのが、
「虹が欲しけりゃ、雨は我慢しなくちゃいけない」
という言葉です。雨はいつかやむ。
そして、なにより私には傘をさしかけてくれる夫や、実家の家族、友人がいる。そう思うと、前向きな気持ちになれました。そして、「虹を待とう。そのためには歩き続けなくちゃ」とがんばることができたんです。
そんな私も今年ついに妊娠。もうすぐ安定期に入ります。治療で苦しんだ分、そのなかで知った命のたいせつさ、奇跡をしっかり胸に刻み、この子が生まれてくるのを楽しみに待とうと思います。
余談ですが、雑誌『赤ちゃんが欲しい』に掲載していただいた直後に妊娠がわかりました。それから、ちょうどそのころ、鎌倉の長谷寺に子授け祈願に行き、「願い叶うお守り」というイチゴのお守りを財布に入れて持ち歩き始めたばかりでした。何がよかったのかはわかりませんが、少しでも参考になれば。
みなさんのところにも虹が出ますように。心から祈っています。(東京都/Yさん 25歳)
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持病や男性不妊を乗り越えての妊娠でした
結婚して3年。私には持病があるのですが、子どもが欲しいと思ってからは、持病の薬を減らすなど、妊娠に備えて自分なりに工夫していました。
しかし、夫がEDや心因性の射精障害をわずらってしまい、なかなか夜の生活ができずにいました。
その後、泌尿器科の医師に不妊治療専門病院での人工授精をすすめられましたが、まずは、夫が射精できるようにと、薬と漢方で治療を始めることにしました。すると服用してから1ヶ月足らずで、マスターベーションで射精ができるようになりました。
ちょうどそのころ、雑誌『赤ちゃんが欲しい』を読んで、マスターベーションで射精できる場合は、スポイトやシリンジを使って膣内に挿入する方法もあることを知りました。これなら自然妊娠に近いかもしれないと思い、試した結果、みごと妊娠することができました。
もちろん、妊娠できたのは、私たち夫婦だけの力ではなく、医師によるタイミングの指導などのおかげです。本当に感謝しています。心拍などは、まだ、確認できていませんが、妊娠できたというだけで、夫もとても自信がついたみたいです。
赤ちゃんを待っている間、私が心のよりどころにしていたのが、赤ちゃんが欲しいWEBです。
赤ちゃんを待っている人がたくさんいることを知り、心強い気持ちになりましたし、流産してしまったり生理がくるたびに、
あかほし読者の皆さんの言葉に元気をもらっていました。
『赤ちゃんが欲しい』と、読者のみなさんには本当に感謝しています。これからも『赤ちゃんが欲しい』では、赤ちゃんを待っている人にとって役立つ情報を届けてほしいと思うし、一人でも多くのかたが笑顔で卒業できればと思います。(Kさん 年齢未記入)
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