MENU
不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 妊活ライフ 【笑顔で始めるわたしのベビ待ちライフ】妊活ビギナーこそ大事にしたい毎日の過ごしかた

【笑顔で始めるわたしのベビ待ちライフ】妊活ビギナーこそ大事にしたい毎日の過ごしかた

2021/07/20 公開
2023/10/05 更新

画像ギャラリー

「赤ちゃんを授かるためには、いったい何をしたらいいの?」

妊活ビギナーこそ大切にしたいのが、笑顔で毎日を過ごすことです。およそ1万組を妊娠へと導いてきた、不妊治療専門医・山下院長にお話を伺いました。

自分たちの体を知ることから妊活がスタートします

妊娠をめざすには、ご夫婦がそれぞれ自分の体の状況を知ることが大切です。女性はまず基礎体温をつけてみましょう。月経周期や排卵の有無など、自分のリズムがわかります。そのときどきの体の状態や気持ちなどもメモしておくと、今後の妊活の大きな手がかりになります。
ただし、もし基礎体温を測ることがとてもストレスになってしまうようなら、無理しなくてもかまいません。

通院を始めれば必ずチェックされますが、夫婦間や赤ちゃんに影響を及ぼす風疹や性感染症、また糖尿病や甲状腺機能が保たれているかなどの検査は、不妊治療の基本検査とあわせて受けておきましょう。

子宮内の環境を知ることが第一歩

なかなか妊娠できないかたに、子宮鏡検査や子宮内の細菌の様子を調べるフローラ検査などを行うと、内膜炎などの異常が見つかることが多くあります。これまで子宮内の環境を知るには、内膜の厚さや血液中のホルモン値くらいしかありませんでした。それが近年、ラクトバチルス属という乳酸菌を増やすことで子宮の環境が改善し、着床率が上がるという研究データも出てきています。

乳酸菌のサプリなどを飲むことで腸内環境を整えるのは、健康を維持するという点からもよいことです。精子も卵子も、体の生命維持活動の中心部にあたる生殖器官の中で育つのですから、全身の健康が保たれていることが絶対に必要です。それがひいては卵子の質の向上や妊娠力につながっていくと思います。

思い切り笑って免疫力をアップしましょう

たとえば、免疫力が落ちた糖尿病のかたは、新型コロナウイルスが入ってきたときに重症化しやすいといわれています。また、一般に糖尿病のかたは妊娠成立、継続に影響します。免疫力が妊娠力とどう関わるかという研究は数多くなされていますが、免疫力は健康を維持するために不可欠で、当然妊娠力に結びつくと考えています。

免疫力を上げるためにできるのは特別なことではなく、バランスのとれた食生活や適度な運動、質のよい睡眠など、生活の基盤を整えることです。食事では塩分や油分の過剰摂取を避け、野菜や良質のタンパク質をたっぷりとり、やせすぎでも太りすぎでもない適正なBMI値を保つこと。ウオーキングで体を動かすことはストレスの発散にも大いに役立ちます。

妊娠はメンタル面とも大きく関わります。きちんと睡眠や休養がとれている人は、精神的に安定しているといえます。あるがんセンターで、芸人さんを呼んで、がん治療中の患者さんに笑ってもらう試みを2カ月間行ったところ、免疫細胞が増えたというデータがあるそうです。精神的に元気で健康でなければ笑えません。妊活ビギナーのみなさんも、ぜひ1日に何回かは、思いっ切り笑ってください。

ベビ待ちライフをすこやかに過ごしたい!

ベビ待ち中の妊活ライフを楽しみながら、妊娠しやすい体に近づくためにできること。3つのポイントで山下先生が教えてくださいました。今日から意識してみましょう。

適度な運動

軽いジョギングやウオーキングなど、30〜40分間、脈拍数が上がるくらいの有酸素運動がおすすめ。
自分の体力に合わせ、無理をせず、継続して行うことを心がけましょう。

質のよい睡眠

女性の体はホルモンの働きによって、低温期と高温期の2 相に変化します。不規則な生活は基礎体温の乱れのもと。早寝早起きの習慣をつけ、しっかり睡眠をとりましょう。

バランスのよい食事

赤ちゃんのもととなる精子、卵子はご夫婦の体の中にあります。また受精卵を迎えるのも体です。ですがご夫婦の体づくりの基本はやはり、食べ物。栄養バランスのとれた食事を心がけることはきわめて重要です。

お話

山下レディースクリニック院長
山下正紀先生

1980 年奈良県立医科大学卒業。京都大学医学部産婦人科入局。オーストラリア・アデレード大学で体外受精の基礎を学ぶ。97 年神戸・三宮に山下レディースクリニックを開業。これまでに約10,000 人の妊娠をサポート。著書『最新! 不妊治療ナビ』(主婦の友社)が好評。

【編集部おすすめ】欧米など、世界で実績のある乳酸菌Rosell-11&52がサプリメントに!


「フェミラクト」90 粒(30日分目安)4,968 円(税込)/大鵬薬品工業株式会社

乳酸菌「Rosell-11&52」は先端の発酵技術をもつカナダのラレマンド社が独自に発見、開発した乳酸菌で、ヨーロッパやアメリカなど、世界各国で使われています。フェミラクトは約220 億個の乳酸菌「Rosell-11&52」を配合し、妊活女性をはじめとする女性の体をやさしくケアしてくれます。

>>詳しい情報はこちら

『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』は、主婦の友社が運営する妊活・不妊治療のお悩み解決メディア。ドクターや専門家監修の信頼コンテンツを中心に「妊娠したい」を全力サポートします。全国のクリニックや施設の検索もラクラク。

Twitter LINE
人気記事ランキング
  • 24時間
  • 月間
閉じる