不妊治療を続けるも授からず…原因はどこにあるのか考えてます。ハリをすると身体は変わる?【妊活と治療のココが知りたい/新宿加藤鍼灸院・整骨院】

妊活中には体のこと、治療のこと、さまざまな疑問・不安が出てくるもの。そんなときは、妊活の専門家に聞くのが一番!体質改善のプロにズバリお答えいただきました。
お答えいただいたのは…
新宿加藤鍼灸院・整骨院(東京都新宿区)
院長 加藤 雅彦 さん
不妊治療歴40年以上。日本漢方治療協会会長。西洋と東洋の医学に精通し、薬剤師ほか5つの国家資格を取得。都内に2つの治療院と漢方薬局を構える。
Q1.不妊治療を続けても中々授かりません。原因がどこにあるのかと考えてしまいます。ハリをするとどのように身体が変わりますか。
ハリの施術後は筋肉の凝りが取れて筋肉が柔らかく小さくなるので身体全体が温かく軽く感じるようになります
硬い筋肉を柔らかくすることで妊娠しやすい体質を目指しましょう
一人目妊娠より二人目妊娠の方が妊娠しにくい場合があります。仕事、加齢だけでなく、育児の増加が原因で筋肉に負担がかかり硬くなりやすくなります。集中して仕事をする人、掃除などが好きなマメな人、読書、ゲームが好きで目を酷使する人、スポーツやジムが好きな人、冷え性の人、一型糖尿病など持病を持っている人など、身体のどこかが凝っている人が多くいます。手足を使わなくても目や気を遣うと脳神経が緊張するので脳神経支配の表情筋、咀嚼筋、僧帽筋、胸鎖乳突筋が硬くなる場合があります。
脳神経支配の筋肉が硬くなると脳はストレスと感じ、女性ホルモンや男性ホルモンが減少しストレスホルモンの副腎皮質ホルモンを作ろうとします。
女性ホルモンが減少すると生理不順、生理痛、子宮内膜症になる場合も。子宮の内膜が薄くなると、着床しにくくなります。筋肉が凝ると「女性ホルモン」が減少し体温が下がってしまいます。
高温期の基礎体温を37℃、生理周期は約28日に
体外受精の際に用いられる受精卵の培養器は『望ましい子宮環境』として「37℃」に設定されているのをご存知ですか?欧米人に不妊・不育症が少ない理由のひとつに、基礎体温の差があるといわれています。欧米人の基礎体温はおおむね37℃以上あり、38℃になって初めて微熱とされています。
これに対してアジア人、とくに日本人は、骨格や体質の違いもあって低体温・低血圧であることが多く、全身の血流が悪く、手足が冷えたり、下半身が冷えて上半身がのぼせたりするといった血液の偏重が見られます。口中の体温と脇の下の体温の差が1℃以上あるかたも少なくありません。さらに血液成分の違いなどもあり、身体は卵子の成長に十分な環境となりづらく、多嚢胞性卵巣や未成熟卵になるなどして、妊娠しづらくなっていることも。
そこで、当院では、卵胞の成熟度を高め、女性ホルモンの分泌バランスを正常化することによって基礎体温を高温期37℃、低温期36.5℃を目指し、良質な卵を育み着床しやすくなるように施術をしていきます。
鍼治療は表層だけではなく深層の骨格筋を柔軟にします。筋肉の間には神経や血管があり、それぞれの筋肉が硬くなり膨張して神経や血管の圧迫、締め付けの要因になります。鍼はその筋肉を柔軟にし、神経や血管の圧迫を解放することによって本来の働きを回復します。
神経や血管が圧迫されるとホルモンや栄養分がうまくカラダに運ばれなくなり、筋肉などの組織が硬くなり神経が麻痺し器官機能低下になるため不妊に限らず様々な病気が発生する場合があります
鍼は主に首、背中、腰へ施術します。お着替えも無料でご利用いただけます。
Q2.体質改善が必要だと考えています。漢方薬を飲めば体質に変化はありますか。漢方薬の効果を具体的に教えてください
A.漢方薬を飲むと生理不順、生理痛、子宮内膜症、便秘などが整い体温が37度になるのでホルモン値が上がり着床しやすくなります。
漢方薬で内臓の血流を促進好循環の体質に
漢方薬は、脳を含めた一つ一つの内臓の働きを良くします。内臓の中の血流を促進する働きがあるため、内臓内の化学反応が多くなり反応熱が増加するために体温が上昇します。さらに体温が上昇すれば全身の血行が良くなります。
卵巣、子宮を含む内臓の血流が多くなると毛細血管が卵胞の周囲にできるので卵子に命令を出す血液に含まれる性腺刺激ホルモンやコレステロールなどの女性ホルモンの材料が届けられ卵子の成長を促し黄体ホルモンが増加します。そしてさらに体温が高まります。漢方薬を服用することで好循環にしましょう。
血流をアップする漢方薬と筋肉をやわらかくする鍼治療の併用で体の深部が温まれば、AMH値の改善が目指せます。鍼治療と漢方薬を共に取り入れることで、結果を早く出すことを目指しましょう。
漢方薬、鍼、整体(骨の矯正)と三種類の治療法を合わせて同時に行なうのは当院の特徴です。これらの治療は相乗効果を発揮します。
当院では副作用のない自然療法のみの療法にこだわり、当院経営の薬局では40年余りの経験・知識を元にお一人おひとりの体質に合わせた漢方処方・治療を行っています
鍼だけでは体温が上がらず、漢方薬だけでは硬く太くなった筋肉の凝りを取り除けず、整体だけでは、収縮した筋肉を緩めることができず、矯正することができないため、これらを適切に組み合わせることがポイントになります。
当院では、これらのプロセスをふまえた適切な施術を組み合わせて、継続的に治療を施すことで、身体の血行が良くなって体温が上がり、ホルモンバランスが正常化し、女性の卵子を「成熟卵」にして、自然妊娠する力を取り戻すことに力を入れています。
新宿加藤鍼灸院・整骨院(東京都新宿区)
アジアンテイストの待合室にはヒーリングミュージックが流れ、都会から離れた別世界を演出しています。
一人一人にあわせた「煎じ薬」を提供しています。90 包/15,000 円(税込み)から。
個室のプライベートな空間で施術を行います
住所
東京都新宿区西新宿8-5-3 渡邊ビル5階
問い合わせ
03-5338-2155
アクセス
東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」より徒歩30秒、JR「新宿駅」徒歩8分、西武新宿線「西武新宿駅」徒歩8分
HP
https://shinjuku.shinkyu.clinic/
時間
月/11:00~19:00
火/11:00~19:00
水/11:00~19:00
木/14:00~20:00
金/11:00~19:00
土/11:00~18:00
日/お休み
祝/お休み
備考
近くにコインパーキングあり
企画:サンワードメディア
関連タグ
日本漢方治療協会会長。薬剤師、鍼、灸、マッサージ、柔道整復の5つの免許を持つほか、整体、気功法も習得。都内に治療院2院と漢方薬局を構える。ハンガリーの国立ペーチ大学医学部への留学経験もあるなど、西洋と東洋の医学に精通。
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