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不妊の原因はいったい何?痛みレベルと治療経過の実録体験談

【痛みレベル4】結婚して1年 子宝に恵まれず、生理時以外の腹痛に悩まされる

結婚したのは28歳のとき。自然と子宝に恵まれるだろうと思っていましたが、1年経っても妊娠しませんでした。このころから徐々に排卵期と思われるタイミングに腹痛が起こるようになります。

私は、生理が始まった小学6年生のときから生理痛があり、中学時代は市販の鎮痛剤を毎月服用していました。年々、生理痛は強くなり、20歳になるころには市販薬が効かない状況に。通院していた婦人科で鎮痛剤を処方してもらっていました。

結婚をした28歳からは排卵前後に、鈍く、ときどきキリキリとするような腹痛が出現するように。一体なぜなんだろう?と思いながらも、鎮痛剤を飲んでやり過ごす…という生活を送ります。

私は子宮内膜症の症状が出る前から、子宮頸がん検診で中等度異形成と診断された経緯があり(細胞診にてガン化しないと判断された)、半年ごとに婦人科を受診していました。そのため、生理時以外の腹痛に関しても伝えてはいましたが、「ただの排卵痛だろう」という診立てでした。

ここからが一般的に婦人科で行う内診や腟エコーだけではわからない、手強い病気との戦いの始まりです。

結婚して1年半で義母の乳がんが発覚。それをきっかけに夫の実家がある大阪へ転勤することになりました。「孫の顔を早く見せたい!」というのが、不妊治療を考えたきっかけです。

【痛みレベル5】自己流の妊活を開始、腹痛と不妊が気になりはじめる

まずは、普段の生活を見直すとともに、基礎体温をチェック。排卵検査薬も使用しながらタイミングをはかるという一般的な妊活からスタート。私は葉酸、夫は亜鉛のサプリメントを服用するほか、体を冷やさない、適度に運動することなどを心がけました。

3ヶ月ほど経過したところで、排卵時期と思われる期間の腹痛が強くなっているような気がしました。(もしかして、この腹痛が不妊の原因なのかもしれない……)と、近所の産婦人科を受診したのですが、やはり以前と同じように「排卵痛だろう」と診断されました。
我慢できないほどの排卵痛なら鎮痛剤を内服してやり過ごすしかないと言われたため、それまでとおり「我慢する」生活を続けることになります。

たまたま受診したこの病院は、タイミング療法までを行っている産婦人科でした。

「排卵日が特定できれば妊娠しやすいかも!」と、通院することに決めましたが、そこでは夫の不妊検査はできず、私だけ保険適用内の不妊検査を行いました。結果は全て問題なし。

気になる所見として子宮内膜ポリープの指摘がありましたが、場所的に問題なさそうとのことで様子を見ることになりました。フーナーテストも行いましたが問題なく、その後はタイミング療法のための頻繫な通院生活がスタートしました。

ですが、3ヶ月経過しても妊娠することはなく、ポリープによる不妊の可能性があると手術をすることになります。

▶子宮内膜ポリープの手術をしたけれど…

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