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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 体験談 40歳初採卵。体外受精の採卵日ってこんなに急に決まっちゃうの!?【ただいま進行中!アラフォー妊活記録#13】

40歳初採卵。体外受精の採卵日ってこんなに急に決まっちゃうの!?【ただいま進行中!アラフォー妊活記録#13】

体験談
2021/09/11 公開
2023/09/16 更新

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痛みに対する不安はありましたが、腹をくくってクリニックへ。コロナ感染拡大の影響で夫が院内で待つこともできず、私ひとりでの戦いになりました。

この日、私は採卵14番目。え、そんなに採卵する人っているの?と本当に驚きました。

事前の超音波検査でもう一度卵胞を確認してもらった際、左の卵巣が子宮の裏に少し隠れているのでちょっと採卵に時間かかるかもと言われて1ビビリ。正午に点滴が始まって、やばいよどうしよう始まっちゃうと2ビビリ。ついに採卵の部屋に入って3ビビリ。

やだ、なんか怖い! なんで夫はこれやらなくていいんだろう、ズルい(この日の朝にケンカしたので、ことさら恨みがましい気持ちになりました)! とはいえ台の上に乗り、さまざまな準備のあと点滴に麻酔を追加されたところまでは記憶にありますが、その後すっかり眠っていて記憶なし。気がついたらリカバリールームに戻ってベッドに移してもらったあたりでした。

ただ、目が覚めたその瞬間から鋭角な生理痛のような痛み。左の卵巣あたりがとにかく痛み、「お腹痛い、痛いです」とナースコール。麻酔が覚め切らないあたりで朦朧としながら、むちゃくちゃ重くて鋭い生理痛を全力で受け止めていく感じとでもいうのでしょうか。

痛み止めを追加してもらい、目が覚めてから痛み止めの効果を感じ始めるまで30分強。本当にこの姿を、夫には見ていてほしかった。こうやって妻は不妊治療に挑んでいるのだということを、見ていてほしかったと思いました。そうじゃなきゃ、どんなに大変だったかなんてわかってもらおうなんて無理だ! と。

はたして、採卵の結果は…?

痛みがなくなったところで、今日の採卵についてクリニックからの説明が。この日採卵できた未成熟卵はなんと16個! わー! 思いも寄らない好成績。なんだかこの治療に一筋の光が見えた気がしましたが、この中からいくつ成熟卵に成長してくれるのか、その中からいくつ受精卵になってくれるのか。

IVMを選択した私たちには未成熟卵を培養士さんの手で成熟卵へと育てていただくというステップが加わります。つまり、IVFを選択するよりもひとつハードルが増えるということなのですが、とにかく16個の希望がある…ということだけでこの日はよしとしようと思いました。

しかしお腹は本当に痛い! 朝クリニックに送ってもらう際に夫とケンカをしまして、タクシーで帰るか夫に迎えに来てもらうか迷った結果「ケンカしたけどきっと労ってくれるはず」と迎えに来てもらいましたが、タイミング悪く連絡した時は仕事が超絶忙しかったようで夫の機嫌は最悪。この日は「お疲れ様」や「どうだった?」などの声がけもなく、本当に絶望しました。


夫の機嫌は最悪でしたが体がしんどいとアピールした結果、パスタを作ってくれました。ボロボロの心と体に沁みた…

体はボロボロのフラフラなのに、これは本当に悲しかった。

やっぱり不妊治療って、私ひとりで挑むんだな、もう夫に期待するのは難しいなと諦め始めたのもこの日だったかもしれません。帰宅後は夫の機嫌の悪さにこれ以上巻き込まれたくないと、夕食後すぐ寝室に直行。お腹の痛みを抱えながら眠りにつきました。

※この連載は個人の体験です。治療や薬の処方などに関しては必ず医師に相談してください。

>>14話「ついに受精の結果発表!はたして…」へ続く

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ミキさん
PROFILE
ミキさん

あかほし主婦ライター。関西在住・40代。中学生の頃から多嚢胞性卵巣症候群と付き合ってきた体でも、もしかしたら妊娠できるかも…という楽天的な考えをもったまま、結婚式、仕事との兼ね合い、金銭面や夫婦同士のタイミング、クリニックとの相性まで…。ありとあらゆる複合的な理由から、40歳で(ようやく!)本格的に不妊治療をスタート。

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