妊活宣言するも、気づけば職場で私だけが妊娠していなかった…。特殊なアナウンサー業と不妊治療の両立は想像以上でした【元NHKアナ&気象予報士・関口奈美さんの妊活】
「私の30代は不妊治療一色でした」と語るのは、気象予報士・防災士で、2020年までNHK首都圏ネットワークなどに出演していた女性アナウンサー・関口奈美さんです。
不妊治療歴約6年の末、2023年元日(アメリカでは22年の大晦日!)に男女の双子ちゃんを出産したことをブログで告白しました。
そんな関口さんの妊娠・出産までの道のりを短期連載でお届けする2回目。今回はアナウンサーというお仕事との両立についてのお話も。
●関口奈美さんプロフィール
気象予報士・防災士。NHK首都圏ネットワークと首都圏ニュース845、土日祝日の気象情報などを担当した。
2021年1月に渡米し、現在はボストン在住。2022年12月に双子を出産。
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「え?夫がアメリカ留学決定!「日本にいるうちに妊娠したい!」」
7日勤務・7日休みという超特殊なアナウンサー業
仕事と妊活の両立も大変でした。当時の私はNHKの夕方の番組の気象情報と、夜9時前の気象情報、そして土日祝日の正午前と、夜7時前の気象情報を隔週で担当していました。
土曜日から金曜日まで7日連続勤務し、その後の7日間はお休みという特殊な勤務体制。運よくお休みの週に採卵や移植ができればいいのですが、大事な日に限ってオンエア週、なんてこともしょっちゅう。
けれど、今まで1日たりとも仕事を休んだことがないというプライドもありましたし、不妊治療を理由に休みたいと申し出たら、契約に影響がでないかという不安もありました。私の勤務は午後からだったので、採卵は午前中に行い、採卵後に急いで出勤するというスケジュールで動いていました。
妊活中はホルモンバランスで体型が変わりやすかったので、衣装合わせが大変でした。
気づけば、私一人だけ妊娠していない…(涙)
不妊治療をしていることは、女性気象予報士の同僚には伝えていたんです。妊活をはじめたころは、すんなり妊娠すると思っていたので、「妊娠したら代わってもらわないといけないこともあるだろうし、迷惑かけるかもしれない」と考えて、伝えることにしたんです。
けれど、同僚たちが次々に妊娠、そして出産。気づけば、私だけが妊娠していないという状況になりました…。
私、体外受精に向いてないのかも!?
Dクリニックで移植した4個は、着床しかけたという形跡すらありませんでした。なので、「もしかしたら、私は体外受精に向いていないんじゃないか」と思うようになりました。
以前1度妊娠できたのはタイミング法でしたし、体外受精のために注射を打ったり、飲み薬を飲んだりをくり返している状況に「自分で自分の体をダメにしているのでは?」と思うようになりました。
そこで、1度妊娠したことのあるCクリニックに戻り、タイミング法へのステップダウンを決意。
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