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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 妊活ライフコラム 男性不妊にこそ漢方がいいって本当!?精子の運動率を高めるための生活改善ポイントを知りたい

男性不妊にこそ漢方がいいって本当!?精子の運動率を高めるための生活改善ポイントを知りたい

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妊活ライフ
2021/08/23 公開
2023/10/05 更新

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妊活・不妊治療を成功させるためには、体が本来持っている妊娠する力を高めることがたいせつ!

今回は、男性の精子力アップについて、漢方薬房こうのとりの戸口瑞之先生にお話を聞きました。

漢方が男性不妊にこそいいって本当?精子の運動率を高めるための生活改善のポイントも

疲労の蓄積や睡眠不足が、精子の質を下げる

WHOのデータでは、不妊の半分は男性側にも原因があることが示されています。妊娠に最も大きく影響するのは卵子の質ですが、実は精子の質も非常に重要! 受精卵の成長には、精子の持つDNAも大きく関係しているからです。

しかし、精子は生活習慣の影響を受けやすく、とてもデリケート。残業続きや睡眠不足などで疲労やストレスが蓄積すると、精子の数が少なくなったり、運動率が悪くなることがわかっています。

また、妊活中はつい“タイミング”ばかりを気にしがちですが、排卵日にしか夫婦生活を持たないのは、男性の精子にとってはマイナス。できれば週に2~3回は射精をし、古い精子をため込まないようにすることが大事です。筋肉を使わないとだんだん衰えてしまうように、精巣も使われなければしだいに働きが弱ってしまうものです。

自然妊娠をめざすカップルも、体外受精に挑戦中のカップルも、精子の質がたいせつなことは変わりません。男性は生活習慣に気をつけるとともに、長期間精子をため込まないことを意識したいものです。

精子の質を上げるためにも、まずは今の精液の状態を知りましょう。精液検査は、泌尿器科で受けられます。不妊外来の受診に抵抗がある男性も、泌尿器科ならハードルが下がるかもしれません。また、漢方を服用することで精子所見が改善された症例も多く、男性不妊にこそ漢方をおすすめしています。

「腎」を補う漢方で元気な精子を育てる

男性の精巣では、毎日精子がつくられています。精子のもとになる精祖細胞から精子ができるまでの期間は74日。

漢方薬房こうのとりでは、精子の運動率が1桁台だったかたが、漢方の服用で74日後には60%台にまで改善した、という症例もあります。
漢方では、肝、心、脾、肺、腎の五臓がお互いに調和した状態が健康であると考えます。生殖をつかさどるのは、腎。残業続きで疲れている男性は、腎が弱っていることが多く、「補腎」の漢方が効果的です。極度の疲労などから気力が減退している場合には、「補気薬」も合わせて処方し、体全体のバランスをととのえていきます。

漢方の服用と同時に、生活習慣の指導も行います。睡眠は1日7時間以上を確保し、寝る1時間前のテレビやスマホ、パソコンなどは控えましょう。睡眠不足は、腎の働きを弱めます。

また、元気な精子を育てるためには、睾丸をあたためすぎないことも大事。入浴は38 ~40度くらいの湯温がおすすめ。ぬるめのお湯につかると副交感神経が活発になり、リラックス。質のよい睡眠にもつながります。

タバコは、精子の大敵です。禁煙できれば望ましいですが、むずかしい場合は節煙を心がけましょう。また、タイミングをとる期間は、ぜひ禁酒をしましょう。深酒をすると精子も酔っ払い、まるで千鳥足のように。まっすぐ進む精子が少なくなってしまい、卵子までたどりつける確率が下がってしまいます。

夫婦で相談できるオンライン漢方相談を活用

妊活には、夫婦の協力体制が不可欠です。ただ、不妊治療はどうしても女性の負担が大きく、男性にとっては自分ごととして考えにくい側面も。

夫婦の足並みをそろえたいときにおすすめしたいのが、オンラインでの漢方相談です。

時間を合わせて来店するのはむずかしくても、家にいながら相談ができるオンラインならば夫婦で参加できる、という声もたくさんいただいています。数多くの夫婦の妊活をサポートしてきた漢方薬剤師の視点から、受精卵にとって精子が果たす役割の大きさや、妊活を成功に導くためのポイントをじっくりお話しします。

納得できると、男性の行動は変わるもの!ぜひ気軽に活用してみてくださいね。

人工授精プラスこうのとり漢方【体験談】34歳・Oさん


「こうのとり漢方」を始めて1年で念願の妊娠。ところが、心音確認の前に稽留(けいりゅう)流産…。当時、夫は仕事が忙しく、1日3~4時間の残業は当たり前。精子の運動率は40%台でした。

その後、夫も「こうのとり漢方」で5カ月間にわたって漢方を服用。満を持して人工授精をしたときには、精子の運動率は80%台に!

このときの人工授精で妊娠し、昨年10月に男の子を出産しました♡ 現在、「こうのとり漢方」を再開し、2人目の妊活中です。

戸口先生&カウンセラー・大勢待祐香さんの妊活のための季節養生トーク


戸口先生:秋に向けて、冷え対策がますます大事になります。下腹部をさわってみてひんやりしていたら、冷えている証拠。腹巻をしたり、室温を26度以上に調整したりと、工夫が必要です。

大勢待さん:体が冷えていると、経血の状態も変わりますよね。

戸口先生:そうそう。通常は4日程度で終わる生理がだらだらと1週間以上続いたり、1~2日目よりも3~4日目のほうが経血量が多くなったりするね。また軽度の冷えの場合は、経血の中に米粒以下のかたまりがたくさんまじるのも特徴だよ。

大勢待さん:経血の様子を観察すると、自分の体の状態を把握するのに役立ちますね。

戸口先生:妊活中は、基礎体温をつけたり、経血の様子に気を配ったり、自分の体の声を聞く意識がたいせつだね。

大勢待さん:食事では、生殖をつかさどる「腎」を補うために、補腎の特性を持つ食材を積極的にとり入れてほしいです。かつおやレバーなどは血流をアップし、冷え予防にもおすすめ。夏に消耗した体力を補うためにも、食事でしっかり栄養をとりましょう!

「漢方薬房こうのとり」のおすすめ!

桃福宝


授かる力をサポートする漢方サプリ。夫婦で服用いただける「赤珠」「黒珠」「碧珠」の3種類。くわしくはご相談を。

戸口瑞之先生


薬剤師。京都薬科大学卒業。同大学臨床薬学教育センター特命教授。くすり所(どころ)として有名な北陸富山で、薬の専門家として、体に自然で心にやさしい子宝漢方を提案している。

漢方薬房こうのとり

住所:富山県富山市総曲輪3-9-29
電話:0800-555-1029
受付時間:10:00 ~ 19:00
土曜のみ 9:00 ~ 18:00
定休日:木曜・日曜・祝日・年末年始
HP:https://www.toyama-kounotori.com/

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薬剤師。京都薬科大学卒業。同大学臨床薬学教育センター特命教授。くすり所(どころ)として有名な北陸富山で、薬の専門家として、体に自然で心にやさしい子宝漢方を提案している。

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