2ページ目(2ページ中) | 【矢沢心さんの妊活】4年間の不妊治療。多嚢胞性卵巣症候群、心拍確認後の流産…を乗り越えてママになるまで
でも3軒目の病院では、無麻酔なのに全然痛くない。技術の高さもあると思いますが、採卵するときの針が細かったのもよかったのかな。私のように多嚢胞性卵巣症候群で何度も針を刺す必要のある人には、負担が少なかった気がします。
はじめて赤ちゃんの心拍確認。しかし2度目の流産を経験。それでも前に進みました
ただただ夫との赤ちゃんを抱っこしたい、夫にも抱っこさせたいっていう思いで始めた妊活。
私が妊娠しないとそれはかなわないって思ったら、私が強くいなくちゃいけないと覚悟を決めました。涙なんか出せなかった。 泣いている時間があるなら、今、自分ができることをしようと。 先生に次に聞くことをノートに書き留めたり、薬のことを調べたり。
治療中、少しずつでも先に進めたことが私を強くしてくれました。最初の病院では排卵もしていなかった自分が、次の病院では採卵ができて着床もできた。その喜びは大きくて。 妊娠できる可能性がある、まだまだ進むことができるって思えたら、強くなれたんです。
過度な期待は捨て、希望だけを胸に一歩ずつ、耐え忍びながらも上を向いて歩んだ4年間
薬をたくさん飲んで体も酷使したし、遠回りしたようにも思いますけど、無駄な時間は一つもありません。
その時間があったからこそ娘を授かれた体になれたし、人間としても成長させてもらえた。なにより夫との絆も強くなりましたから。
矢沢心さんに聞きました!
「折れない心のつくり方」
「折れない心のつくり方」
●少しでも前に進めたことを喜ぶ
●泣く前にやれることはなんでもやる
●遠回りと思わずすべてを糧にする
矢沢 心さんの妊活必勝アイテム
●冷えとりアイテム
いろいろ持っていますがテンションが上がるよう、かわいらしいピンク色をセレクト♡
●抱き枕クッション
背中や首にいいぐあいにフィット。リラックスタイムの必需品で妊娠中も使っていました。
●エケコ人形
自分が望むもののミニチュアを持たせるといいそうで、こうのとりキティを持たせました。
●こうのとりキティ
ジンクスと逆ですが、くちばしがとれるのがかわいそうで袋に入れて大事にしていました。
→こうのとりハローキティのジンクスって?
矢沢 心さんProfile
女優・タレント。1981年生まれ。夫・魔裟斗さんは日本人初のK-1王者。2012年に長女、2014年に次女、2019年に長男を出産。夫婦の不妊治療の歩みを綴った「夫婦で歩んだ不妊治療」(日経BP)も発売中。オフィシャルブログ「コロコロこころ」、Instagram @yazawashin.official
※インタビュー内容は『赤ちゃんが欲しい2016秋』掲載当時の情報です。
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