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【不妊治療専門医監修】妊娠をめざすなら、不妊検査を今すぐ予約!

2023/05/15 公開

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「赤ちゃんが欲しい!」と心と環境がととのい、スタートを切ったら、できるだけ早く赤ちゃんを抱く日を迎えたいもの。そのためには、「最新」かつ「正しい」知識をインプットすることが前提条件です。

今だからこそ改めて、「妊娠」という結果をめざすためにするべきことを考えました。

データとエビデンスにもとづいてリプロダクションクリニック 松林秀彦先生に徹底解説していただきます。スピード感ある「 本気の妊活」で、赤ちゃんを授かる夢に近づきましょう。

不妊検査のことが知りたい!

避妊せずに夫婦生活をもっても半年、1年と妊娠しない場合は、迷わずに不妊治療専門クリニックへ。卵子は年齢とともに老化し、目立った原因がなくても年々妊娠しづらくなっていきます。

受けていないなら今すぐ予約

一般に避妊せずに夫婦生活を持てば、半年で5割、1年で8割のカップルが妊娠します。

妊活スタートから1年がたっても妊娠しない場合は不妊であると考え、妊活のモードチェンジを行うべきです。検査を受け、不妊の原因を探りましょう。

ただし、これは35歳未満の場合。35歳を超えると妊娠率は下降線をたどります。35歳以降であれば、夫婦での自己流妊活は半年が目安です。

どうしても「不妊」という言葉にはネガティブな響きがあり、自分が不妊だとは思いたくない、という気持ちもあるかもしれません。けれど、健康な人でも、年齢が上がればそれだけで妊娠しにくくなるものです。

30代前半で結婚した人の不妊症の頻度は15.5%、30代後半では29.6%、40代前半では63.6%という報告データもあります。晩婚化社会では不妊はけっしてめずらしいことではありません。ためらうことなく、できるだけ早いタイミングで治療への一歩を踏み出すことが大切です。

気になる不妊検査 Q&A

風疹抗体がない場合、ワクチンを打つべき?

妊娠中に風疹にかかると胎児に先天性風疹症候群が起こる危険があります。

抗体がない場合は、妊活スタート前にワクチンを接種しましょう。ただし、接種後2カ月間は避妊が必要です。35歳以上は妊活を優先する選択もあり。その場合は、周囲から感染しないよう、夫は必ずワクチンを接種し、小さな子どもが多い場所には近づかないなどの対策を。

精液検査の結果、もし精子がなかったら?

精子の状態には日によって大きな差があり、深酒や睡眠不足の翌日は0に近い数字になることも。検査の結果、精子が1匹もいなかった場合は精密検査を行います 。

無精子症は、男性100人に1人の割合。精子はつくられているものの精液内に出ていないケースと、精子がつくれない場合があります 。精子が存在するなら、精巣から精子を回収することも可能です。


赤ちゃんが欲しい2020夏』妊娠をめざすならやるべき10のこと より

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リプロダクションクリニック大阪スーパーバイザー。
産婦人科専門医、生殖医療専門医。慶應義塾大学医学部卒業後、同大学産婦人科、東海大学医学部専門診療学系産婦人科准教授などを経て、2013年に「ふたりで取り組む不妊治療」をコンセプトにリプロダクションクリニック大阪にて、2017年にリプロダクションクリニック東京にて診療に従事。スピード感を重視した的確な治療に信頼が集まる。

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