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不妊検査の前日・当日の過ごし方/いつ受ける?気をつけることは?【不妊治療専門ドクター監修】

2024/09/20 公開

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不妊治療を始める前には、どんなことをするのか調べる人は多いでしょう。でも、いざ検査となると、「検査後、お風呂に入ってもいい?」など、よくわからないことがたくさん出てくるもの。そんな皆さんの疑問を、浜田病院不妊科の真壁友子先生に伺いました。第1回目は不妊検査の前後(前日や当日)に気をつけること・やってはいけないことについてです。

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不妊治療を受ける前に、どんな検査が必要?

妊娠するためには、卵子が入っている「卵胞」が成熟することや、卵胞から卵子が飛び出す「排卵」がきちんと起こること、排卵後に「着床」にそなえて子宮内膜をふかふかに厚くすることなどが必要になります。

こうした月経周期をコントロールしているのが女性ホルモンです。また、甲状腺ホルモンに異常があると不妊や流産の可能性が高くなるので、血液検査でこれらのホルモンの値を調べ、「妊娠を妨げる原因がないかどうか」を確認します。

ホルモン以外にも、卵子や精子の通り道である卵管や受精卵が着床する子宮に問題がないか、精子が子宮に運ばれるのを妨げる要因はないか、精子自体に問題がないかどうかなどを調べることも重要です。

このような検査を行うことで、どこかに問題があればその治療を優先する、問題がなければタイミング法の指導を行ったり、その人の希望に沿った治療からスタートしたり、不妊症の治療計画を立てることができるのです。

次のページ>>それぞれの不妊検査で、何に気をつければいい?

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小畑会浜田病院 不妊科 医師。日本生殖医学会生殖医療専門医。診療を通じ、日々第一線で不妊治療に携わる。患者さんの気持ちに寄り添い、安心して臨んでもらえるよう対話を大切にした治療に定評がある。

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