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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 基礎知識コラム やっぱり冷え性だと妊娠しにくい?体温を上げるためにできることは?【ドクターに聞きました】

やっぱり冷え性だと妊娠しにくい?体温を上げるためにできることは?【ドクターに聞きました】

2024/10/30 公開

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自分の体と心の状態を知り、妊娠前から体の調子や生活習慣をととのえていくことを「プレコンセプションケア」といいます。赤ちゃんを迎える状態にととのえるために、妊娠前の女性が気をつけるべき心と体のケアや生活習慣とは?

今さら主治医には聞きにくい読者からの素朴な疑問に、プレコンセプションケアの普及に力を入れている、さっぽろARTクリニックn24の藤本尚院長に答えていただきました。

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【質問】冷え性だと妊娠しにくいってホント?

<質問者データ>
31歳
妊活歴9ヶ月

昔から冷え性で、手足がいつもひんやり。平熱も35 度台です。妊娠するためには温活をしたほうがいいと聞きますが、なぜですか? 体温を上げるためにできることがあれば教えてください。

【回答】適度な運動で血行改善を

温活のために、真夏でも分厚い靴下を履いている患者さんがいますが、私はそこまで気にする必要はないと思っています。

人間は恒温動物なので、外界の温度変化にかかわらず、ほぼ一定の体温を保っています。寒い冬は妊娠率が下がるとか、北海道に住んでいる人のほうが妊娠しにくいということもありません。

もちろん、適度な運動をすることで、冷え性を改善し、血行がよくなるのは妊活にもいいことです。体幹や下半身の筋肉を使った運動、入浴後のストレッチなどが効果的です。体を動かす習慣ができると、筋肉量がふえて体が引き締まるだけでなく、エネルギー消費がふえて、太りにくい体づくりにもつながります。

【監修】
「さっぽろARTクリニックn24」
藤本 尚 院長

神谷レディースクリニック副院長をへて、2014年にさっぽろARTクリニック、2019年にさっぽろARTクリニックn24を開院。早くからプレコンセプションケアに力を入れ、プレコン相談室も開設。プレコンYOGA なども実施している。

*妊活メディア『赤ちゃんが欲しい』の記事を再編集しています。

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札幌医科大学医学部卒業後、札幌医科大学産婦人科教室に入局。同大学講師、神谷レディースクリニック副院長をへて、2014年にさっぽろARTクリニック、19年にさっぽろARTクリニックn24を開院。早くからプレコンセプションケアに力を入れ、プレコン相談室を開設。プレコンYOGAなども実施している。
医学博士。日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医。臨床細胞学会細胞診専門医。

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