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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 体験談 【武智志穂さん妊活インタビュー】2年間の不妊治療・稽留流産をへて双子を妊娠! 2ページ目(2ページ中)

2ページ目(2ページ中) | 【武智志穂さん妊活インタビュー】2年間の不妊治療・稽留流産をへて双子を妊娠!

2020/05/24 公開
2023/05/27 更新

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でも、妊娠12週のとき先生から『心拍が止まってます』と、稽留流産の宣告。その少し前から出血してたこともあって、最悪のことも覚悟しておかないとと思っていたんです。

意外と冷静に先生の話を聞けていた私にくらべて、夫は見るからに落ち込んでいました。ふたりでひとしきり泣いて、夫はどうしてもはずせない仕事に出かけたんです。

数時間後、家の外から音がしてこっそりのぞいたら、夫が一人で号泣。う~思い出すと泣いちゃう(涙)。私の好きなフルーツとかケーキとかたくさん入った袋を持って、私の前で泣かないようにって玄関の外で泣いてました。そんな夫を見て、この人の子どもが欲しい、産みたいってあらためて思いました。彼はもうすでにそのとき、お父さんだったんですよね」

再び、妊娠判明! うれしい反面、不安も・・・

「流産の手術をしたあと、ホルモンバランスがものすごい勢いで崩れて…。自分の力ではどうしようもないほど、精神がジェットコースターのように乱れまくりました。

ポジティブだけが取り柄の私が、2~3カ月は落ち込み続けましたね。2、3回目の体外受精でも着床せず、ちょっと不妊治療に疲れてしまい、リフレッシュを兼ねて夫と2週間海外旅行へ!」

「私は体外受精でしか妊娠できないだろうし、でも、絶対にきょうだいはつくってあげたいという思いもあったので、3回目から『卵を2個戻したい』と先生にお願いしていました。リスクを覚悟のうえで、先生と夫を説得し、4回目で2個戻しました。

そして、クリニックでの判定日に着床していることが判明! しかも、ホルモン数値の高さなどから双子の可能性もあるとのこと。

夫は言葉も感情も行動も全部で大喜びしていて、私ももちろんうれしかったけど、どこかに『まだ安心できない』って、喜ぶ気持ちにストップをかけるところもあって…。その気持ちは今でも変わらなくて、毎日、綱渡り感があるんです」

My Favorite 妊活アイテム


充電式の湯たんぽ

「通っていたお灸でよくあたためてもらっていた仙骨やおなかのまわりを中心に当てていました。体外受精の前後は特に、ペンギンが卵をあたためるように入念に!」

双子妊娠に安定期なし! 双子ならではの悩み

「妊娠初期は軽度のつわりがあったんですが、5カ月くらいでそれがおさまって。食欲が出てきたと思ったら、今度は胃が圧迫されて食べると苦しい…。

ふつうの妊婦さんが8カ月くらいで感じることなんだそうです。食べたい気持ちはあるけど、たくさん食べると胃酸が逆流してしまうので、1日に5~6回に分けて食べるようにしています。

体をあたためることや、適度な運動、栄養のあるものを食べることなど、妊活中から続けていることの効果もあってか、足のつりやむくみなど、ほかのトラブルは今のところなし!」

「今、妊娠6カ月になったんですが、双子の妊娠にはいわゆる安定期がないと先生に言われています。

赤ちゃんの心音を聞くことができる“エンジェルサウンズ”を毎日おなかに当てたり、胎動を感じて『あれ、左の子、静かだな』などと不安になることもたくさんあるけど、都合がつけばいつも検診もいっしょに来てくれたり、家事も積極的にやってくれるだんなさんは、なによりの支え!

とにかく1日1日が早く、そして無事に過ぎることを願うばかりです」

赤ちゃんが欲しい2020夏』より

取材・文/本間 綾 コーディネート/松本夏菜 撮影/土屋哲朗(主婦の友社)

武智志穂さん


1985年5月31日生まれ。大阪府出身。ファッション誌、TVなどでモデル発のタレントとして活躍。美容やグルメなどのライフスタイルを自らSNSで発信中。双子の男の子を出産予定。公式Instagram

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