「絶対に陣痛なんだけど(怒)」野球好き実母のせいでギリギリセーフ?アウト?な出産に!【里帰り出産トラブル】
出産のときは、予期せぬトラブルが色々起こる…とはよく聞いていたものの、まさか私自身がとんでもない出産になるとは思いませんでした。しかも、トラブルの原因は、私や子どもではなく、なんと実母!今回は、実母の「熱狂的高校野球好き」が巻き起こした出産騒動をお話したいと思います。
わたしのドタバタ出産記録【プレイボール!】

私たち夫婦は結婚後、夫の仕事の都合で、お互いの実家まで新幹線で約2時間、というところに住んでいました。結婚3年目、28歳のときに第1子を妊娠した私は、里帰り出産を選択。妊娠30週からは実家でのんびりと過ごしていたのです。
あれは忘れもしない、8月21日。全国夏の高校野球決勝戦の開催日。決勝戦に駒を進めたのは、栃木県の作新学院高校と南北海道代表の北海高校。
「趣味は高校野球」と言い切るほど大の高校野球好きの母は、これまでの試合をすべて見逃すことなくテレビで視聴。「決勝戦は1秒たりとも見逃せない!私は作新学院を応援する!」と、朝早くからすべての家事を済ませ、テレビの前に陣取っていました。
一方の私は、お昼ご飯を食べ終わった後、なんだかおりものがドロッと出た気配が…。トイレに行って下着を着替え、念のためおりものシートを装着しました。その後、下腹部に鈍い痛みを感じ始めた私、「おかしいな」と思い、母に相談しました。
すると母はテレビから目を離さず、「まだ予定日まで1週間あるじゃない。それに破水って、ものすごい量がドバっと出るのよ。お腹がはっているんじゃない?」確かに、予定日まで正確にはあと8日。「初産は予定日より遅れることが多いよ」と友達から聞いていたので、まさか破水や陣痛のはずがないな…とちょっと安心した私でした。
14時に球場にサイレンが鳴り響き、いよいよ試合開始。「さぁ、頑張るのよ!」と叫ぶ母。私も一緒に試合を観戦することにしました。
3回表…これは陣痛では?

試合は3回表、母が応援している作新学院は、北海高校に0-1で負けています。「まだ大丈夫よ!ここから1点ずつ取っていこう!」と監督気取りの母。その頃私は、お腹の痛みがなんとなく定期的に来ているような気がして、「これって陣痛では…?」と思い始めたところ。
もう一度母に「ねぇ、やっぱりお腹が痛いんだけど」と訴えたのですが、「なんとなく痛いくらいでしょ?予定日も近いし、お腹がはっているだけなのよ」とまたしても同じ返答。確かにおなかの痛みは気にはなるけれど、我慢できないほどではありません。
それよりも気になったのは、少しでも体を動かしたタイミングで、尿漏れのような感覚があること。そのたびにおりものシートを確認するのですが、シートは少し湿っている程度です。当時は私自身も「破水はドバっと出てくる」というイメージがあったので、「これは、破水ではないんだろうな」と思っていました。とはいえ、いつもとは違う体の変化にどうしてもとまどってしまう私。
そんな私に母は、「ほら、この白熱した試合見ときなさいよ。この試合を見たら、痛みなんか忘れちゃうわよ。あ、でも興奮しすぎてスポ~ンと産んじゃわないようにね」と軽口をたたく始末。
正直イラっとしたのですが、相手は出産経験者。3人の子どもを産んだ経験から話してくれているんだろうから…と、母の言葉に従って、引き続き試合を観戦することにしたのです。
6回裏…だんだん酷くなる痛み…続きを読む
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