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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 体験談 私って、こんなにポンコツだった…?赤ちゃんが育たないのはなんで?「不育症」検査結果とにらめっこ。【ただいま進行中!アラフォー妊活記録#27】 2ページ目(2ページ中)

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体験談
2022/04/16 公開
2023/09/16 更新

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検査結果をもとに、書籍やネットで私なりに調べてみました。

●ラクトバチルス(子宮内フローラ検査でラクトバチルス1.1%)
これは子宮や膣の中がラクトバチルス優位な状態であるほど◎
ホルモンバランスの乱れやストレスなどによっても数値は変動することがある
子宮内でラクトバチルス菌が90%以上を占めているときに胚移植を行うと着床率の向上が期待できると考えられている

●PAP コラーゲン添加(CLASS4-6で正常とされるところ、8)
不育症の原因の中の血液凝固異常を調べるもののひとつ
血栓ができやすく、血流が悪い場合は胎児に栄養が十分に届けることができないとされている

● HOMA-R(1.6以下が正常とされるところ、1.90)
HOMA-R=インスリン抵抗性(インスリンというホルモンの効きが悪い)
多嚢胞性卵巣症候群のため、この数値は高くなってもおかしくない
排卵障害をきたす一因になるともいわれている
妊娠後のリスクが高くなる

●抗カルジオリビン抗体IgM(8未満で◎のところ、私は8)
抗リン脂質抗体の一種
抗リン脂質抗体は自己免疫疾患のひとつ。
妊娠により血栓症のリスクが高まる
血栓は血液の流れが遅い胎盤周りにできやすい
さらに胎嚢の周りに炎症を起こし、流産につながることもわかってきた

●PEIgG キニノーゲン+(0.3未満が正常値、0.442)
抗リン脂質抗体の一種「抗フォスファチジルエタノールアミン抗体(抗PE抗体)」
不育症では、この抗体が陽性の人が多いというデータがある
この抗体が流産や死産のリスクになるかどうかは研究段階
抗リン脂質抗体陽性だったケースでも治療をすすめたほうが結果が出るという報告も。

どうでしょうか。私個人レベルで書籍やネットをもとに調べたことなので、あくまでも参考としてみていただければと思いますが、自分でここまでを書き出して少しゾッとしてきました。(ちなみに、おもに参考にした書籍は『はじめての不妊治療 体外受精と検査』

なぜこれが流産しないとわからないことなのか…。これが移植前にわかっていれば、悲しい思いも体験せずに済んだのにと、叶わないことをぼんやりと考えたりしました。でも、自分で自分自身のことを理解すると、頭の中が整理されていく感覚はありました。

少しだけ、やるべきことが見えてきた

ここまで自分の体のことを洗い出してみてわかったことは
・ラクトバチルスを増やさなければならない
・サラサラの血液をキープすることが必要
・インスリン抵抗性をなんとかする(できるの…?)
ということでした。

血液うんぬんに関しては、ドクターも「妊娠が成立してから薬を服用することになるので、対策を始めるのは陽性判定後になりますね」とおっしゃっていた(はず)。なので、今から私が取り組めることとしてラクトバチルスを増やすこと!

まずは処方されたinVagというお薬をしっかり飲み切ること、そして、クリニックからおすすめされた発酵食品や食物繊維をしっかり摂ること(腸活のようなことをイメージしたらいいのかなと思いました)。それに加えて、体の血の巡りが滞らないように、ホットヨガにしっかり通うことや家でも簡単なストレッチをしておくことをゆる~く決めました。

ラクトバチルスを増やすにはオリゴ糖がよいらしい!料理に砂糖を使うことはやめ、オリゴ糖に置き換え。
ヨーグルトにイノシトール+少量のオリゴ糖で毎朝食べるようにしていました

この頃の自分はあまり不妊治療に対して前向きな気持ちにはなれなかったので、「頑張らなければいけないこと」をするのは、精神的に負担があるな思っていました。

ただ、毎日納豆を食べたり、ヨーグルトにクリニック処方のイノシトールという粉サプリ(インスリン抵抗性対策)を混ぜて食べることは、日々の食に関わることなので苦痛はなく、体にいいし!と淡々と取り組むことができました。
ホットヨガに関しても、そもそも趣味で通っていたので気分転換ついで…。気持ちよく、取り組み続けることができていました。

しかし、頭の中にはいつまでも「流産」と「不育症」というワードがグルグルしたまま出ていかない状態で、依然として誰にも相談できぬまま…。ひたすらふたつの事実と対峙し続ける日々でした。

※この連載は個人の体験です。治療や薬の処方などに関しては必ず医師に相談してください。

>>28話「夫には話したいけど、話したくない「流産」のこと」へ続く

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ミキさん
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ミキさん

あかほし主婦ライター。関西在住・40代。中学生の頃から多嚢胞性卵巣症候群と付き合ってきた体でも、もしかしたら妊娠できるかも…という楽天的な考えをもったまま、結婚式、仕事との兼ね合い、金銭面や夫婦同士のタイミング、クリニックとの相性まで…。ありとあらゆる複合的な理由から、40歳で(ようやく!)本格的に不妊治療をスタート。

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