6ページ目(7ページ中) | 東尾理子さん「不妊」という言葉に違和感を感じた〜妊活振り返り1万字インタビュー

2人目の治療で凍結していた卵を戻して妊娠したんです。2人目も1人目と同様に自然周期の体外受精を行っていて、採卵しても必ず移植できるというわけではなかったので、採卵は毎月していたんですね。そのとき、うまく胚盤胞まで育った卵が1つだけ残って、凍結保存していました。
2人目の授乳が終わったとき、この凍結していた1つの卵を、破棄するのか戻すのかという話になったんですが…私のなかでは破棄する選択はなかったんです。いつかタイミングが合ったときに、必ず戻してあげようと思っていました。
――凍結していた1つの卵を戻したら、奇跡的に妊娠されたと。
そうです。私にとっては卵が採れることも、受精して胚盤胞まで育つことも数ヵ月に1度くらいのことだったのに、凍結していたたった1つの卵で妊娠したんですから、夫も私も本当にびっくりしました。
しかもこの凍結卵は、2人目となる卵を移植した、同じ月に採卵したものなんです。この年齢になると着床率も低いし、流産率も高くなっているのに、ここまで順調に育っている。だから運命めいたものも感じましたね。
夫は子どもは2人でいいと思ってたし、私も2人で満足していました。凍結卵がなければ第3子は考えていなかったです。
――妊娠がわかったときは、どう思われましたか?
妊娠判定の日に血液検査をしたんですが、数値が低かったんですね。ドクターからは「着床はしているけれど、たぶんだめになるだろうと思います。次は2週間後くらいに来て欲しいんですが、その前にきっと生理がくるでしょう。でも一応診察には来てください」と言われました。
私は着床したこと自体に驚いたし嬉しかったですが、数値が低いと聞いて、「まあ、そう簡単にうまくはいかないよね」と思って、半ばあきらめ気味でした。
その後、すぐに子どもの夏休みに突入したので、子どもと一緒に川に飛び込んだり、ラフティングをしたり、かなり激しい夏休みを過ごしまして(笑)。他のお母さんたちはボートには乗ってても濡れないようにされる方が多い中、私はしっかりと川に入って遊んで。
2週間後に診察に行ったところドクターが「血液検査の数値が伸びてます」っておっしゃるんです。胎のうを確認したところ、「あ、ありますね」みたいな感じで(笑)。
うれしいというより、本当にびっくりでした。周囲に報告しても、「おめでとう」っていう言葉よりも「え?あ?なに?」っていう言葉が出て、しばらくしてから、「あ、おめでとう」っていうリアクションが多かったです。
だって、妊娠初期の大事な時期に、私は川に入って激しく体を動かしてたんですよ。一緒に旅行に行っていた人たちも「川に入ってたよね?」とか「岩から飛び込んでたよね?」って言われて、驚かれました。本当に強い生命力を持った子だなと、夫も私も感じています。
ダメだったとき、夫は私より残念がっていました
――「頑張っても妊娠しなかったら、私の人生はどうなるんだろう?」というような、漠然とした不安はなかったですか?
子どもがいなくても、他にたくさん楽しむことがあるだろうなと思って、あまり先のことを不安視しませんでした。
結婚するときも「浮気されるの心配じゃない?」とか「介護と育児が一緒に来るよ」とか、仲のいい友達から助言をもらったんですけど(笑)。でも、そうなるかどうかわからない未来を、自分で勝手に作り上げて不安視するのって、時間と労力の無駄でしょう。
同じ時間を過ごすなら、楽しい思いをして、幸せなことをして、ハッピーでいたほうがいいですから。
――パートナーは妊活には協力的でしたか?
「やりたいようにやってくれればいいよ」っていうスタンスでしたね。私のほうが体の負担が大きくなりますし。夫は自分から知識を得ようとするタイプではなかったので、私が全部教えていました。
2つめの病院を変えるときには、「もうしばらくは変えないほうがいいんじゃない?」って言われましたが、私が「変える!」って決めました。私が人から言われて、意見を変えることは、まずないんです(笑)。
家事は私がお願いしたことはやってくれました。自らやることはないですけど、お願いしたことは断らずにやってくれるので、ありがたかったです。
――どうして自ら気付いて進んでやってくれないの?という不満はなかったですか?
やらないものはしょうがないですよ。そこはもう求めません(笑)。
関連タグ
『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』は、主婦の友社が運営する妊活・不妊治療のお悩み解決メディア。ドクターや専門家監修の信頼コンテンツを中心に「妊娠したい」を全力サポートします。全国のクリニックや施設の検索もラクラク。
- 24時間
- 月間
-
1【全国おすすめ子宝祈願】2024年絶対行くべき最強子宝スポット20選〜妊娠しましたレポ続々!2【排卵日検査薬】写真つきリアル体験談!実際に使ってみてどうだった?妊娠しましたレポートも35月生まれなら、いつ妊娠?私の妊活逆算カレンダー【5月出産ママになる】4【あかほし会員限定プレゼント】卵の研究から生まれた妊活サポート食品「ウムリン配合umu」を抽選で10名様に!5「これって妊娠反応?」妊娠検査薬リアル100選!陽性の線ってどれくらいの濃さ?いつごろ使った?メーカー別、判定体験&写真を一挙公開6【セックスレス】できればセックスしたくない。けど、妊娠したい!医師がアドバイスします7妊娠8週、突然つわりがなくなった。子宮をズタズタにされたような気さえした。とにかく、悲しくて悔しくて【流産体験談】8【大島美幸さん2人目妊活記】8年ぶり42歳の妊活は体外受精から。年齢の壁を痛感した流産【前編】9「化学流産」後の生理はいつもとちがう?妊活・不妊治療再開はいつからOK?【医師監修】10【村上佳菜子さんインタビュー】 妊活前に多嚢胞性卵巣症候群と判明。どう向き合う?【前編】
-
1「赤ちゃんが欲しい!」男性不妊が原因の夫婦が顕微授精にトライ【胚培養士ミズイロ】2【全国おすすめ子宝祈願】2024年絶対行くべき最強子宝スポット20選〜妊娠しましたレポ続々!3
会員限定
4『情熱大陸』で紹介されていた「ICSI」って何?全国から患者さんが続々!加藤レディスクリニック院長に聞く5【排卵日検査薬】写真つきリアル体験談!実際に使ってみてどうだった?妊娠しましたレポートも632歳で一人目妊娠計画。結婚式後すぐに妊活スタート|大場美奈さん妊活インタビュー【前編】7【水瓶座】2025年3月の全体運は?|Love Me Do(ラブミードゥ)のマンスリー授かり星占い8【村上佳菜子さんインタビュー】 妊活前に多嚢胞性卵巣症候群と判明。どう向き合う?【前編】9「これって妊娠反応?」妊娠検査薬リアル100選!陽性の線ってどれくらいの濃さ?いつごろ使った?メーカー別、判定体験&写真を一挙公開10『情熱大陸』で話題に! 加藤レディスクリニックの培養士さんに聞く「大切な受精卵を託す培養士の仕事」