2ページ目(2ページ中) | パワハラ上司がいる職場はやめて正解だったけど、妊娠できない理由がわからないまま離島へ引っ越すことになった私の話

そして同じタイミングで、夫の地元の事業所に空きが出るので行ってみたら?という話があって、夫が転勤することに。私も仕事を辞めて夫について行くことにしました。
夫とは「ゆくゆくは地元に住みたいね」って話はしていたのですが、定年後とかかな~と思っていたので、いい機会だなと思いました。「仕事で稼ぐことよりも、自分たちの健康が大切だよね」って話を夫婦ふたりでしたりもしていて。あらためて、これからはゆっくり生きようと思うようになりました。
ーーお引越し先は離島なんですね!
K・Mさん:そうです! 産婦人科はありますが、不妊治療施設は無いです!
通っていたクリニックから「紹介状は書けるよ」とは言われれていましたが、夫から「引っ越し先は田舎だし、すぐに治療していることが広まると思う。治療をやめることも考えたほうがいいかも」と言われていました。
治療していることは別に悪いとは思わないし、隠すことでもないのですが…。だけど、街中に知られるっていうのもな、、と。治療は一旦やめることに決めました。全部リセットするつもりで引っ越すことに。
ーーそして、引っ越しから2ヶ月後。ご妊娠されたんですね
K・Mさん:そうなんです。生理予定日になっても、生理が来なくて。最初はただ遅れているのかなという程度にしか思っていなかったんですが、あまりにも遅れているので妊娠検査薬を試してみたら、陽性がでてビックリしました!
島に来てから、リラックスできていた感じはありましたね。それまでは通勤に車で1時間程かかっていたんですが、それが無くなっただけでもストレスが減りました。それと仕事に行かなきゃという気持ちが無くなったのも大きいかもしれません。
夫にとってもいい環境なのだと思います。実家の近くに住んでいるので、義両親にすぐ会えるし、帰宅時間も早くなるし、友だちもこっちにたくさんいるのでリラックスできてたんじゃないのかな。
生理があまりにも遅れるので妊娠検査薬をためしてみたら、陽性が出てビックリ!記念に撮影してみました
打つ手があるのがうらやましかった…
ーー妊活中、大変だったことに「原因不明不妊といわれたこと」をあげていらっしゃいますよね。
K・Mさん:そうなんです。いろいろ検査したのに原因が見つからない…というのは辛かったです。
知り合いに私と同じ時期に不妊治療を始めた方がいたんですが、多嚢胞性卵巣症候群と診断されたそうで薬を服用していたんです。その後すぐに妊娠していました。打つ手があるということが羨ましかったですね。
関連記事:多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)ってなに?どんな症状?
ーーK・Mさんは、漢方のオンラインカウンセリングも受けていますよね。そのとき「足の冷えがひどい」というお話をしていたかと思いますが
K・Mさん:そうですね。効果はどうかなぁ、というところはありますが。靴下を変えてみたり、よもぎ蒸しのセットを買ったり、お灸を買って家でやったりしてみました。あとは腹巻をしたり、料理につかう砂糖をてんさい糖に変えたりと、ちょっとではあるのですがやってみてました。
ーーパートナーは検査に積極的だったとお話されていましたが、妊活に関して温度差を感じることはなかったですか?
K・Mさん:温度差を感じることはありました!
夫はもともとタバコを吸っていたんです。タバコって妊活に影響しますよね。そこで、やめる、本数を減らすなどいろいろと案はあったんです。
だけど、私としても無理強いはしたくないし、ちょっとぐらいは吸わせてあげてもいいのかな、と思っていました。最初の頃は(笑)。
でも腹巻をしたり、食べる物に気をつかったりなど、私はやれることをいろいろやっているのに、夫はやってくれない。だんだんと、いつも私だけ!という気持ちになってしまって。
イライラがマックスになる前に、ふたりで話し合いをするようにしていました。タバコに関しては、最初は「ちょっとだけ吸わせてくれよ」という感じでしたが、最終的にはやめてくれました!
関連記事:最近帰りが遅く、帰宅後すぐにシャワーを浴びる夫。あきれた理由とは?【夫婦のタバコ問題100人調査】
デリカシーのない「できにくいの?」に悩まされました
ーー精神面でつらかったこともあったりしましたか?
K・Mさん:そうですね。友人からの妊娠報告が相次いだときはしんどかったですね。私よりもあとに結婚したのに、ポンポンポンーっと妊娠して、私が結局いちばん最後になっちゃったんです。妊娠報告が続くのは、結構つらかったな…。それと、知人の中には「まだなの?」だけじゃなくて、「できにくいの?」ともっとストレートに聞いてくる人もいて…。いやぁ、キツかったです。
そんなときは、夫と近場の温泉に行ったりしてストレス発散していました。それと外食したりして気を紛らわせたりして。
夫と旅行した際に訪れた旅館にて。温泉につかってホッと息抜きする時間も大事だったと思います
一番ストレスがたまっていたときは呼吸が浅くなってしまったこともありました。そのときは、とにかく息がしづらくて…。あと、夫の転勤が決まるちょっと前に胃がものすごく痛くなったんです。私自身おなかが痛いんだと思っていたんですが、病院へ行ったら胃痛だとわかったんです…
精神的なものからくる胃痛でした。上司が威圧的な人で、私にではないんですが特定の人を怒鳴ることがしょっちゅうで。その様子を見るのもイヤで、疲れてしまって…。それで仕事をやめたいと思っていたんです。夫の転勤が決まって、仕事をやめることになりましたが、本当にいいタイミングだったと思っています。
ーーご自身の妊活を振り返ってみて、どうですか?
K・Mさん:妊活をふりかえってみて…、自分の生活を見直さずにクリニックに任せっぱなしにして、ながされるままに治療をすすめて、言われるがままに薬を服用していたな、と思います。反省点ですね。もうちょっと自分の心の健康にも目を向けて、ケアしてあげればよかったなと今は思っています。
M・Kさんの「妊活やってよかった」コト!
■セルフお灸
「妊活にお灸がいい」と聞いて購入。生理痛を緩和させるというツボ、「三陰交」をよく温めていました!
■シルク腹巻
薄いのにしっかりおなかを温めてくれるシルク腹巻は、2枚目も購入。妊娠した今でも愛用しています。
■こうのとりキティ
授かる!と口コミで人気の「こうのとりキティ」は、夫が青、私がピンクをつけています。どちらもくちばしが取れていませんが(笑)
→→こうのとりハローキティの授かりジンクスって?
※あくまで個人の体験です。治療や薬の処方などに関しては必ず医師に相談してください。
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妊活スタート!治療の流れ
「赤ちゃんが欲しい」と思ったら妊活スタート。第一歩は病院探しから始まります。
1.まずはあなたにぴったりの病院を探す
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●病院の診療時間もチェック!
自分のライフスタイルにあった診療時間のクリニックかも合わせて確認しましょう。
あかほしの検索機能を使えば、9時前に診察OK、18時以降も診察している、土日祝も診察している、など条件からも探すことができます。
2. 予約(WEB予約をクリック)
受診するクリニックを決めたら、予約をいれましょう。WEBで予約をできるクリニックも増えています。初診だけは電話などで予約のクリニックもあるので、確認しましょう。
3. クリニックに行く/問診票に記入
予約した日程にクリニックにいったら、まずは受付&問診票に記入。問診票には、最終月経の状態、生活習慣、既往歴など検査に必要な質問項目に答えます。生理中でもできる検査もあります。
4. 先生によるヒアリング
事前に記入した問診票を見ながら、医師と直接話す問診タイム。日ごろから気になっていることなどはここで質問を。過去の病歴や、流産・中絶経験などもつつみかくさず正直に答えることが重要です。
5. 内診&超音波検査
外陰部の視診や触診、腟鏡を使って腟内の状態確認を内診台の上で行います。外側からは見ることができない子宮や卵巣の内部は超音波で検査します。不妊治療における超音波検査は、内科の聴診と同様の位置づけだと考えましょう。
6. 血液検査&尿検査
血液検査と尿検査は、ほとんどのクリニックで初診の時に行われます。不妊の原因になる疾患が見つかればその治療が優先されるので、初診で調べるのが基本。
7. 会計・次回の予約
ひととおり検査が終了したら待合室に戻ります。その後、会計をすませて初診の検査は終了。検査結果が出るスケジュールを聞いて次回の予約をします。初診時の多くの検査は保険が適用されますが、保険適用の有無は確認しておくと安心です。
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