「産んであげられなくてごめんね…」空に帰った赤ちゃんがお腹に戻ってきてくれるまでの記録【流産体験談】 | 3ページ目 (4ページ中) | 不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし(赤ちゃんが欲しい)
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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 体験談 「産んであげられなくてごめんね…」空に帰った赤ちゃんがお腹に戻ってきてくれるまでの記録【流産体験談】

「産んであげられなくてごめんね…」空に帰った赤ちゃんがお腹に戻ってきてくれるまでの記録【流産体験談】

流産手術に必要な時間は?

私の場合は「稽留流産」の手術を行いました。流産手術にかかった時間は1時間程度。しかも入院の必要はなく、日帰りでOK。本当に手術したの?と感じるほどあっという間の出来事でした。

流産手術はどんな感じ?

麻酔をしてもらって意識のない間に処置をしてもらったので、痛みを感じることはありませんでした。術後は生理痛のような痛みがありましたが、我慢できないほどではありませんでした。

手術の方法は、中絶手術と同じで子宮内にいる赤ちゃんを体外に出す方法でした。手術後の痛みはないものの、なんだか心にぽっかりと穴が開いたような気分でした。

流産後の妊活再開時期は?

術後の体調や人によっても違いがあるとは思いますが、妊活の再開時期は、術後に生理が2~3回きたあとからと指示がありました。私の場合は、術後3~4ヶ月程度で妊活を再開できたと記憶しています。
手術後も1週間程度は生理のような出血がありましたが、体調的には特に問題なく過ごすことができました。

流産後の私。こうやって立ち直りました!

「妊娠初期での流産はお母さんのせいじゃないからね」とドクターに言われたものの、なかなかその言葉を素直に受け入れることはできませんでした。とにかく本当にショックな出来事で、精神的にも不安定な時期を過ごしていた私。そんな私が悲しみから立ち上がった方法をご紹介します。

とことん落ち込む!

いつ何をしていても頭の中は産んであげられなかった赤ちゃんのことでいっぱい。外へ一歩出れば、妊婦さんや赤ちゃんの姿がやたらと目につき、そのたびに涙があふれて外出もおっくうになっていました。

流産をしたという事実から目をそむけることは到底できそうになかったので、無理に自分を元気づけたりポジティブに考えようとしたりすることはやめることにしたんです。とにかく落ち込むところまでとことん落ち込んで、自分の気持ちと素直に向き合うことにしました。すると、なんとなく心が落ち着いたように感じました。ものすごく辛いのに無理に元気になろうとすると、かえって苦しかったのだと思います。

ごく親しい友人だけに打ち明ける

流産の悲しみやショックをひとりで抱え込んでいるとどうにかなりそうだったので、夫に心の内を素直に聞いてもらったほか、ごく限られた親しい友人にも流産のことを打ち明けました。

私の周りには、同じような経験をした友人がいたので、共感してくれて本当に支えてもらいました。誰かに話すだけでも、きっと心が少しだけかもしれませんが楽になると思います。

流産の体験談に救われた

夫や友人に支えてもらったことはもちろん、ブログ記事にも救われました。ネットには、私と同じように流産を経験したかたのブログがたくさん!どうやって悲しみを乗り越えたか、その時の悲しみなどが書かれた記事の多さに、「私だけじゃないんだ!」と勇気づけられました。

その中に「赤ちゃんはお空に忘れ物をしたからとりに帰った」というエピソードがあって、とても勇気づけられたことを覚えています。忘れ物をしただけだから、いつかきっとまた必ず会えると思えるようになったんです。

流産手術から1年後。あのとき産んであげられなかった子が…

流産から約1年後、上の子が4歳の時に、なんと心待ちにしていた赤ちゃんを授かることができたんです。

あの時産んであげられなかっった赤ちゃんが…

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