とくおかレディースクリニック【おすすめクリニック訪問記】

妊活メディア「赤ちゃんが欲しい」が話題のクリニックを訪問!素顔をまるごとレポートしていきます。
徳岡 晋院長
1988年防衛医科大学校卒業。
同産婦人科学講座入局、同附属病院にて臨床研修。
自衛隊中央病院(三宿)産婦人科勤務。
防衛医科大学校医学研究科(医学博士取得課程)入学、99年学位(医学博士)取得。
日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医、日本生殖医学会認定生殖医療専門医。
体外受精などの治療成績も年齢の影響を受けます
とくおかレディースクリニックは2005年に開設しました。開設5年目にクリニックを移転&リニューアル。患者さんがより快適である空間づくりに努めるほか、その後も子宝リフレクソロジー、子宝エクササイズなど妊娠力アップにつながるプログラムを提供。充実した診療のために年々進化を続ける都内で人気の不妊治療専門クリニックです。
開設以来の変化を院長の徳岡晋先生は次のように話します。
「当初から女性の患者さんの年齢は高めでしたが、その割合がどんどん多くなっていますね」
〝女性の年齢が高くなるほど、妊娠しにくくなる〟という知識は一般的になりました。それでもまだ不妊治療に対する誤解は根強いと、徳岡先生は言います。
「年齢や体の状態などから、体外受精など、より高度な治療をすぐにでもスタートしたほうがいいと思う患者さんもいます。しかし体外受精を〝伝家の宝刀〟のように思っている患者さんが、残念ながらまだまだ多いのです。〝赤ちゃんは欲しいけれど、体外受精は最後の手段にとっておきたい〟と」
しかし高齢になるほど自然妊娠がむずかしくなるように、人工授精や体外受精の成績も悪くなっていきます。治療に使える卵子も、日々減っていきます。
だからこそAMH(アンチミューラリアンホルモン検査=卵巣予備能)などの検査を受け、自分の体の状態をきちんと把握することがたいせつ。限られた時間のなかでじょうずに治療を選択しないと、より妊娠の可能性が高い時期をみすみすムダに過ごしてしまうこともあるのです。
「スタッフ全員、同じ医療者として患者さんと向き合い、接する」という意味を込め、医師、培養士、看護師、受付と全員が同じデザインで、色違いの制服に。
大きな窓があり、明るく開放感たっぷりの待合室。インテリアは白とローズウッドの落ち着いた色調でコーディネイト。
何を求めているのか、よく考えてみよう
「もちろん何がなんでも体外受精がいいと言っているわけではありません」と、徳岡先生はおだやかに話します。
同クリニックでは、最初のステップとしてホルモン検査やフーナーテスト(子宮頸管(けいかん)粘液と精子の相性を調べる検査)、子宮卵管造影検査などの検査を行ないます。そして同時にタイミング法を約3カ月指導し、妊娠しない場合は人工授精に6カ月トライ、それでもよい結果が得られない場合は高度生殖医療といわれる体外受精や顕微授精へと進むのが、一般的な治療の流れです。
「でも女性の年齢が高い場合、あるいはAMHの値が実年齢よりも高い場合など、順番どおりに進めるのがベストではないケースも多々あります。
もちろん、〝まだ体外受精までは、考えられない〟と、心の準備がととのっていないカップルは、ステップアップすべきではありません。しかしどの治療法を選んでも、時間がたてばたつほど妊娠しにくくなるのは事実。
自分たちカップルが求めるものは何かをよく考えて、治療法は冷静に選択してほしいと思います」
治療を支える、高い技術を誇る培養士のみなさん。培養室内での作業風景は廊下から見ることができます。
患者さんでなくても参加できる勉強会を毎月開催しています
体外受精や顕微授精について正しい知識を持ってほしい。その思いから、とくおかレディ ースクリニックでは定期的に勉強会を開催しています。この勉強会は患者さん以外の人も参加がOKです。
「みなさんは赤ちゃんが欲しいと望むカップルにとって、いいクリニックとはどんなところだと思いますか?通いやすい立地、きれいな建物、居心地のいい雰囲気、スタッフの応対がていねいであること…、確かにみんな大事でしょう。
でも不妊治療を専門に行なうクリニックにとって最も重視すべきなのは、〝妊娠〟という結果を得ることです」
そして〝妊娠〟という結果をできるだけ早く得てほしいとの気持ちから、徳岡先生はあえて厳しいことを言うこともあるそうです。
「〝卵が老化しているので妊娠しにくい〟 〝治療に使える卵が残り少ない〟と言われるのは、本当にツライことだと思います。体外受精にステップアップする決心がつかないという気持ちもわかります。
でも厳しい現実から目をそむけて、効果の低い治療を繰り返すのは、結局、患者さんのためにはなりません。厳しい状況でも、まだできること、チャレンジできる治療法があると気持ちを切りかえてがんばってほしいですね」
不妊治療は肉体的にも精神的にも、また経済的にも負担がかかります。
「だからこそダラダラと時間をかけるのではなく、1~2年間など、時間を区切るのもよいでしょう。その中で妊娠という結果を得るために、何をすべきか、何ができるかと考えて、とり組むといいと思います」
妊娠に近づくためには骨盤内の血流をよくすることも大事。リフレクソロジー、エクササイズ、サプリメントなど、とくおかレディースクリニックは、治療以外の部分でも、赤ちゃんが欲しいカップルをサポートしてくれます。
採卵や移植を行なう手術室。大画面のモニターが設置され、手術中の様子を自分の目で確認できます。
採卵や移植のあと、体を休めるリカバリールームも明るく静かな空間であることを重視。
とくおかレディースクリニック
アクセス
東急東横線都立大学駅より徒歩1分
電話番号:03-5701-1722
HP:https://www.tokuoka-ladies.com/
診療受付時間<
9:45~12:30 / 14:45~18:30
※土曜は8:45~11:30
※日曜・木曜・土曜午後・祝日は体外受精・顕微授精の患者さんのみ予約診療
患者さんの心身の緊張をほぐしてくれる、受付スタッフのやさしい笑顔も、クリニックの魅力。
都立大学の駅から徒歩1分ほど。通院に便利なので、仕事との両立にも便利。カップルで相談に来る人も多いそう。
また治療成績や検査データを提示しながらの説明で「とてもわかりやすい」と人気です。
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『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』は、主婦の友社が運営する妊活・不妊治療のお悩み解決メディア。ドクターや専門家監修の信頼コンテンツを中心に「妊娠したい」を全力サポートします。全国のクリニックや施設の検索もラクラク。
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