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【有名クリニックの治療をマンガ化】本日、生理3日目です。病院では何をするタイミング?

2023/10/30 公開
2023/11/02 更新

マンガ/白ふくろう舎

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月経3日目から治療がスタート!

体外受精を希望する周期の月経3日目に受診します。基礎体温が下がった日が月経1日目。判断に迷う場合は、電話で出血の様子などを伝え、相談しましょう。

健康保険で体外受精を受けるときには、月経3日目の診察は夫婦で受診します。治療の開始時には、「治療計画書」を作り、その計画に基づいて卵巣刺激から採卵・採精、胚移植に至るまでの一連の治療を進めていきます。治療を始めるためには、夫婦同席で医師の説明を受け、計画に同意をする必要があります。

治療計画は、血液検査や問診、初診時の内診結果などに基づいて作成されます。低刺激周期では、ホルモンの働きを補うために穏やかな効き目の排卵誘発剤「クロミフェン」を使用。夕食後に1日1錠、月経3日目から7日目までの5日間内服し、卵胞の発育を促します。

キーワード▷クロミフェン

卵巣への効き目がおだやかな排卵誘発剤。一般的には「クロミッド」の商品名で知られます。

クロミフェンの服用によって卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体化ホルモン(LH)が分泌され、これが卵巣に作用することで卵胞が発育します。クロミフェンだけではホルモンの分泌が十分でない場合には、少量のゴナドトロピン製剤の注射を組み合わせることもあります

関連記事:不妊治療で使う「排卵誘発剤」の効果や副作用(リスク)を知りたい!注射と飲み薬の違いは?

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監修
監修

金沢大学医学部卒業。国立金沢病院、国立病院東京災害医療センター、New Hope Fertility Centerを経て、2007年より加藤レディスクリニック勤務。2013年院長に就任。できるだけ自然に近い形での妊娠をめざす「自然・低刺激周期」の体外受精を実践している。日本受精着床学会理事。

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