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「トワ子さん、右の卵巣に…」採卵、内診、点鼻薬に座薬。採卵に向けてやることって【有名クリニックの治療をマンガ化】

2023/11/03 公開
2023/11/05 更新

マンガ/白ふくろう舎

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>>「緊張、、痛いの?痛くないの?」へつづく

点鼻薬を使って、自力排卵を促します

卵胞が十分な大きさに発育しただけでは、排卵は起こりません。排卵の引き金となるのは、黄体化ホルモンの急激かつ大量の分泌、LHサージです。KLC メソッドでは、点鼻薬のGnRHアゴニスト(ブセレリン、またはスプレキュア)を使用し、自分の力でLHサージが起きるのをサポートします。

点鼻薬のタイミングは、採卵の時間から逆算して指定されます。排卵直前の卵子を採卵するためには、医師から指定された時間、回数を守って点鼻することが重要です。

卵胞の破裂を抑える坐薬、ボルタレンも同様に使用する時間がカギになります。採卵予定時間によっては、深夜に点鼻薬を用いる必要があることも少なくありません。万が一にも忘れてしまったり、眠ってしまったりすることのないよう、リマインドアラームをセットするなどして万全の準備をしましょう。

キーワード▷主席卵胞

排卵直前になると、黄体化ホルモン(LH)の分泌量が急激に高くなります。この現象を「LHサージ」といい、LHサージが起きると約36時間後に排卵が起こります。

採卵前に点鼻するGnRHアゴニスト(ブセレリン、またはスプレキュア)には、このLHサージを起こして卵子を成熟させる働きがあります。

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監修
監修

金沢大学医学部卒業。国立金沢病院、国立病院東京災害医療センター、New Hope Fertility Centerを経て、2007年より加藤レディスクリニック勤務。2013年院長に就任。できるだけ自然に近い形での妊娠をめざす「自然・低刺激周期」の体外受精を実践している。日本受精着床学会理事。

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