3ページ目(3ページ中) | 川崎希&アレク夫妻「凍結してる受精卵は2個。子どもは多ければ多いほどうれしい」不妊治療インタビュー
希さん 長男、長女のときは、排卵誘発の注射はしていなかったのですが、3人目妊活で ついに自己注射デビューしました。年齢的なこともあるのかもしれないですね。卵胞を育てるために、注射をしたほうがいい、ということになって。
アレクさん 夜、「行ってくるわ」ってササっと別の部屋に行って注射してたりするよね。
希さん そう。最初は自分でできるかなって心配だったんだけど、思ったより全然痛くないの。自分で打つのが無理だったら、注射のために通院しようと考えていたけど、やってみたら案外いけました。
――アレクさんは最近の妊活で印象的だったことは?
アレクさん コロナ禍のときは、クリニック内の採精室が閉鎖されて、精子は持ち込みになったんだよね。あの時期はちょっと大変だった。のんちゃんが、「早く!時間がない!」とかってあせらせてくるから。
希さん だって、2時間以内に持っていくとか、時間が決まってるんだもん。今はまた採精室が使えるようになったから、採卵の日はアレクといっしょに病院に行っています。
アレクさん あとは運動嫌いののんちゃんが、ジムに通い始めたのもちょっとした 変化かな。来週も3回くらい予約入れておいたからね。
希さん 体力が落ちてきたなと感じていて、そろそろ鍛えないと、と思って。一人だと続かないから、アレクと同じジムに入りました(笑)。
アレクさん ずっと子どもたちと一緒にいると、太っちゃうんですよね。子どもたちの残り物を食べなきゃいけないから(笑)。ジムでトレーニングを始めてから10㎏くらいシェイプできたのは、妊活的にもいい効果があるかなー。
希さん 運動は好きじゃないけど、ジムで実際に体を動かしてみると気持ちいい。「食べ物も気をつけなきゃ」とか、意識も上がる気がします。
――のんちゃんの運動習慣は、アレクさんがリードしているんですね。ほかに不妊治療のためにアレクさんがしていることは?
アレクさん 奥さんの機嫌を損ねないように、常にアンテナを張ってる。ちょっとでも気をゆるめると、のんちゃんがこわいので。家事や育児もなるべく完璧にできるように、いろいろやっています!
希さん アレクは正直、治療の詳しいことはよくわかっていないところもあるけれど、雰囲気を察するのが上手。病院まで迎えにきてくれたり、治療をがんばった日は「ランチはここに 行かない?」って提案してくれたり、おうちでもさりげなく紅茶を淹れてくれたり。
アレクさん ね?ちゃんとやってるでしょー。こういうのはね、やってればできるようになりますから。男性のみなさん、がんばる気持ちがあれば、できるようになります。
希さん 話を聞くとか、やさしさをちゃんと示すって大事だから。
アレクさん 気を抜かず、がんばります。
【妊活news1】排卵誘発のため、自己注射デビュー
「自己注射をするのは、1周期あたり2回くらい。最初はすごくこわかったけど、案外慣れるものですね。今では、そんなに緊張せずに打てるようになりました。ペンタイプで、扱いも簡単。おなかにプスッと刺しています」(希さん)
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【妊活news2】10㎏減量に成功。アレクサンダーパパ
「子どもたちの食べ残しずっと食べているから、太っちゃうんですよね。そこでジムでトレーニングを始め、10㎏くらい体重が減りました。ジムへは運動嫌いののんちゃんもいっしょに通うように」(アレクさん)
【妊活news3】こども家庭庁不妊症不育症オンラインフォーラムに登壇
「不妊症・不育症のことオンラインフォーラム」に川崎希&アレクサンダー夫妻が登場。加藤レディスクリニック院長の加藤恵一先生、NPO 法人Fine ファウンダー・理事の松本亜樹子さん、本誌『赤ちゃんが欲しい』編集長の大隅優子とともに、不妊治療や不育症についてのセッションに登壇しました。
司会は、自身も不妊治療を経験された、アナウンサーの登坂淳一さん。「ともに、不妊と、向かい合う。」をテーマに、不妊治療をとりまく現状や、ふたりで向き合うために大切なことなどを、当事者目線でお話しました。
レポートを読む→「不妊症・不育症のこと オンラインフォーラム」
川崎 希さんプロフィール
1987年、神奈川県出身。AKB48第一期生メンバー。卒業後はタレント、モデルとして活躍するかたわら、アパレルブランド「Anti minss」のプロデュースなどを手がける。2013年、モデルのアレクサンダーさんと結婚。17年8月に長男、20年10月に長女を出産。
アレクサンダーさんプロフィール
1982年、ペルー出身。中学生のころからモデル活動を始め、俳優、ミュージシャンとしても活躍。料理 や家事もなんでもこなす。
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2. 予約(WEB予約をクリック)
受診するクリニックを決めたら、予約をいれましょう。WEBで予約をできるクリニックも増えています。初診だけは電話などで予約のクリニックもあるので、確認しましょう。
3. クリニックに行く/問診票に記入
予約した日程にクリニックにいったら、まずは受付&問診票に記入。問診票には、最終月経の状態、生活習慣、既往歴など検査に必要な質問項目に答えます。生理中でもできる検査もあります。
4. 先生によるヒアリング
事前に記入した問診票を見ながら、医師と直接話す問診タイム。日ごろから気になっていることなどはここで質問を。過去の病歴や、流産・中絶経験などもつつみかくさず正直に答えることが重要です。
5. 内診&超音波検査
外陰部の視診や触診、腟鏡を使って腟内の状態確認を内診台の上で行います。外側からは見ることができない子宮や卵巣の内部は超音波で検査します。不妊治療における超音波検査は、内科の聴診と同様の位置づけだと考えましょう。
6. 血液検査&尿検査
血液検査と尿検査は、ほとんどのクリニックで初診の時に行われます。不妊の原因になる疾患が見つかればその治療が優先されるので、初診で調べるのが基本。
7. 会計・次回の予約
ひととおり検査が終了したら待合室に戻ります。その後、会計をすませて初診の検査は終了。検査結果が出るスケジュールを聞いて次回の予約をします。初診時の多くの検査は保険が適用されますが、保険適用の有無は確認しておくと安心です。
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