まさか自分たちに起こると思ってもいなかった流産。病院で「おめでとうございます」と言われたのに…【100人の妊活・不妊治療記#003】 | 2ページ目 (3ページ中) | 不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし(赤ちゃんが欲しい)
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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 体験談 まさか自分たちに起こると思ってもいなかった流産。病院で「おめでとうございます」と言われたのに…【100人の妊活・不妊治療記#003】

まさか自分たちに起こると思ってもいなかった流産。病院で「おめでとうございます」と言われたのに…【100人の妊活・不妊治療記#003】

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そして7週の診察でも、やっぱり心拍が確認できなくて。6週の時点でダメかも…と覚悟はしていましたが、やはりつらかったです。

ベビーを想像して楽しみにしていた矢先…

まさか、自分にそういうこと(流産)が起こるとは思っていなかったんです。胎嚢が確認できたら、心拍も確認もできて、そのまま順調に育っていくものだと思い込んでいました。

妊娠判定のときに、出産予定月も教えてもらえたので「その季節なら、何が必要かな」と想像したり、いろいろ考えるのも楽しみでした。

でも、流産という結果になって、すべてが一度にダメになってしまったというか。夜になるといろいろと考えてしまって、泣いたり、落ち込んだりしていました。

夫も私と同じように、そんなことが私たち夫婦に起こるとは…という感じだったようです。お互いに「妊娠することって難しいんだね」という話はしました。夫は流産したという事実よりも、私が悲しんでいる姿をみて、心を痛めてくれていたと思います。

次の妊娠に向けて、気持ちを切り替えるのはなかなか難しかったです。ちょうど世間はゴールデンウィークだったので、幸い仕事も休みに。気分転換のために夫と出かけたり、家ではお笑いやバラエティの番組を見たり。相当つらかったからか、当時のことをあまり覚えていないのですが、そうやって少しずつ気持ちを落ち着かせていったんだと思います。


よく夫婦で映画に行っていました。流産後も、気分転換を兼ねて。リフレッシュになりました

会社には上司に不妊治療をしていることは話していましたが、経過を報告していたわけではないので、初期の流産でしたし、特に報告はしませんでした。

ただ、ちょうどそのころ、会社の同僚から受けた妊娠報告はキツかったですね…。その同僚も妊活をしていて、治療の話なんかも時々おしゃべりする関係でした。あるとき、何か相談事かなと思って話を聞いてたら、「実は妊娠して」と言われて。その話を聞いたときは、かなり落ち込んでしまいました。

妊娠したい…でもまた流産してしまうかも

その後、薬を服用して子宮内の自然排出を待ち、病院へ。出血はそれほど大量というわけではありませんでしたが、子宮の中はきれいになっていました。

先生と次の治療の話になり、私はできるだけ早く次に進みたいと伝えました。そのとき32歳。年齢的な焦りも感じ始めていました。相談のすえ、3回目はホルモン補充療法で移植をしようということになりました。

凍結保存した卵は残り1個。2回目に戻した卵のグレードにはAがありましたが、残された卵は4BBです。

できればこの卵で妊娠したいという気持ちはありましたが、でもまた流産してしまうかもしれない。もしダメだったら、治療をいったんお休みするのもありかな…と考え、あまり期待しないようにして移植にのぞみました。

妊娠判定日に、まさかのコロナに感染!

そして妊娠判定日。緊張しながら病院へ行くはずだったんですが、なんと私がコロナにかかってしまったんです。

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