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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 体験談 2回の流産を乗り越えて、タイミング法で妊娠【私の不妊治療ストーリー】 2ページ目(2ページ中)

2ページ目(2ページ中) | 2回の流産を乗り越えて、タイミング法で妊娠【私の不妊治療ストーリー】

2024/06/15 公開

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【ドクターアドバイス】年齢が高くなると流産率も上がるので、早めの治療を考えましょう

不育症スクリーニング検査では、抗リン脂質抗体や内分泌検査、染色体検査のほか、血栓をつくる素因や不規則抗体、子宮の異常があるかどうかなどを調べます。今はだいたいの検査が保険診療ででき、検査費用は以前よりかからなくなりました。

不育症には【凝固異常、子宮形態異常、内分泌異常(甲状腺機能異常、糖尿病など)、染色体異常】の4つのリスク因子があります。

凝固異常の場合はヘパリンカルシウムやバイアスピリンなどを服用し、甲状腺機能異常や糖尿病の場合はそれぞれ治療を行い、子宮形態異常は場合により手術を行うなど、治療の必要があります。

みさきさんの場合、問題は見つからなかったので、たまたま2回続けて流産したと思われます。原因としては赤ちゃんの染色体異常が考えられ、今後、加齢とともに染色体異常が増えて、流産率も高くなっていくことを説明しました。染色体異常は、流産の最も大きな要因ですが、残念ながら防ぐことはできません。

みさきさんはご自分でいろいろ調べて受診したことでそれがわかり、自分のせいではなかったと気持ちが前向きになったことも、短い期間で妊娠できたポイントなのではないかと思います。

当院の不妊治療では、男性の精液検査などは同じビル内の男性不妊専門医をご紹介し、その後の連携も可能です。それなら、不妊治療専門クリニックはハードルが高いという男性も受診しやすいのではないかと思います。

※『赤ちゃんが欲しい 妊活スタートBOOK2023』の内容を再編集して掲載しています。

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監修
監修

おおのたウィメンズクリニック埼玉大宮副院長。東京慈恵会医科大外卒業後、同大学附属病院、国立成育医療研究センター、獨協医科大学埼玉医療センターなどをへて、2022年4月より現職。
日本産科婦人科学会専門医・女性のヘルスケアアドバイザー、日本周産期新生児学会周産期専門医、FMF認定超音波医、日本女性医学会女性ヘルスケア専門医、母性内科学会母性内科診療プロバイダー。

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