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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 基礎知識コラム ブライダルチェック、受けた?結婚前に受けるものとは限りません【前編】 3ページ目(3ページ中)

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基礎知識
2024/07/29 公開
ブライダルチェック

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「ふたりでとり組みましょう」

D:そのあとは、男女別に項目があるのですが、カップルではなく、一人ひとりが見る場合を想定しているので、基本的には「ふたりでとり組みましょう」とほぼ同じことが書かれています。

少し違う項目としては、まず、女性のほうに「1年に1度、健康診断を受けましょう」という項目があること。子宮内膜症や月経障害などの女性特有の疾患があるので、チェックしていきましょうということです。

K:1年に1度ですか。意外に忘れがちです。

D:たくさんの項目を毎年チェックする必要はありません。でも、そのかたの既往歴や置かれた環境、生活習慣、体調などから、必要な項目を定期的に観察していくのがいいと思います。5年前に健診を受けたけれど、そこから何もフォローしていないような場合はちょっと問題ですね。

K:わかりました!

D:男性の問診は、精巣に関わることですね。たとえば、以前に精巣を片方とっているとか、大人になってからおたふくかぜ(ムンプス)にかかったとか、そういうことがあると無精子症や精子の通過障害を起こす可能性があるので、確認しましょうということが書いてあります。

K:男性もいろいろあるんですね。

D:それから、「ふたりでとり組みましょう」に書かれていなかったことでは、男女それぞれに「パートナーをサポートしましょう」ということも書かれています。食事や生活習慣などについて、お互いにサポートしながら、立てた計画を進めていきましょうということです。

K:ふたりの赤ちゃんのためですものね。食事は大事ですし、やっぱりふたりで助け合わなくちゃいけないですね。

※『赤ちゃんが欲しい 妊活スタートBOOK2023』の内容を再編集して掲載しています。

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監修
監修

日本産科婦人科学会専門医・指導医、日本生殖医学会専門医。2006 年旭川医科大学医学部卒業。19 年より現職。エビデンスに基づいた、わかりやすくていねいな診療で信頼を集めています。最新刊『ヨム!妊活~私たち、妊娠できる?編』(主婦の友社)が好評。亀田IVFクリニック幕張公式Twitter @kameda_ivf

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