2ページ目(4ページ中) | 妊娠するまでに6年間で400万円。上司からの嫌味、夫に激怒、妊娠の陰性がわかった日に友人から届いた衝撃のメール…【わたしの不妊治療記録】
当時店長をしていたこともあり、上司から「仕事で結果が出ていないのに休むのか」「他のスタッフが可哀想」などと言われたことも…。確かに仕事・家庭・治療の両立はむずかしく、仕事でミスが続いていました。
夫からも「どれかをあきらめないと、お前がつぶれるよ」と言われ、自分でもどうしていいのかわからずとても悩みました。
そんな時に限って、周りの友達や、職場のスタッフは次々妊娠している状態…。心から祝えていない自分に嫌気がさし、耐えられずに何度も泣いていました。
なんの感情もなく淡々と前回と同じ刺激法で治療をこなし、 1個卵が採れ、その卵が受精。移植タイミングと仕事のスケジュールが合わなかったことから凍結し、1周期おいてから凍結胚を移植しました。そんな状態で行った治療に期待はしておらず、陰性という結果もすんなり受け入れました。
その結果を友達にメールで報告したところ、1人の友達から「私のベビちゃんは元気だったよ」と連絡が…。
その瞬間、頭が真っ白になり、「他の人には、1年に12回もチャンスがあるのに、なんで私は1回しかないんだろう。それも周りの力を借りないとできない」ととても落ち込みました。
そしてこの周期がきっかけで、退職することを決め、私の地元に戻ることに。引っ越しを機に夫も仕事をやめてイチから頑張ることになりました。
新たなクリニックで再挑戦!顕微授精3回目
夫の仕事が決まるまでのんびり過ごしていた私は、自分がもう一度妊活をしたいと思うまで、治療は休むことにしました。その期間、会いたい友人や知り合いにたくさん会い、話したおかげで、また始めてみようかなと思えるように。本当に友人たちには感謝です。
転院して刺激法もチェンジ!
治療を再開するときは、今までとは違うクリニックを選びました。
もともと行きたかったクリニックなのですが、働いていた職場と同じ建物内にあり通いづらかったのです。しかし、その病院が移転し、前職のお客さんにも会うこともなく通える状況になったため、思い切って変えてみることに。
そのクリニックでは低刺激法ではなく、たくさん卵子を育てる高刺激法を行うとのことでした。注射は1日おきと回数も多く、今まで以上に体に負担がかかることに不安はありましたが、夫と話し合いチャレンジすることに決めました。
地元に戻ったことで、クリニックまでは1時間の道のりです。何回か挫けそうになりましたが、看護師さんから「たくさん注射の痕があるけど、これは頑張った印だからね!」と励まされ、前向きに通うことができました。
「たくさん採れるんじゃないんですか!?」
こんなに頑張ったんだから、「たくさん採れるのでは?」と期待して挑んだ、3回目の採卵。結果は1個採れたのみでがっかり…。
「たくさん採れるんじゃないんですか?」と先生に聞いたところ、多嚢胞性卵巣症候群が原因とのこと。その1個は受精に成功したのですが、着床はうまくいかず結果は陰性。
精子の勢いも足りないから、途中で受精卵の成長が止まってしまう可能性があるとのことでした。その情報を聞いた私は夫に報告し、タバコをやめてもらうように説得しましたが、受け入れてもらえず…。本当に悔しかったです。
夫への不満が爆発した顕微授精4回目
そして顕微授精4回目。ここまで、夫からは一緒にクリニックに行くという提案はありませんでした。
たまに、私から夫に「一緒に来て欲しい」と伝え同行してもらうことはありましたが、通院すると診察や検査など半日かかるためどんどん不機嫌に。毎回どんな治療をしているのか、どんな思いで通っているのかわかってほしかったのですが…無駄でした。
そんなこともあり、私もイライラがフツフツと湧いてきたのです。
次のページ→夫に対して怒り爆発するも、、
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