2ページ目（3ページ中） | 【春香クリスティーンさん】芸能活動の休止、留学、結婚、妊娠、そして体重激減…。紆余曲折のこれまで「結婚してすぐの妊娠ではなかった」

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春香クリスティーンさん　でも、いくら妊娠しているといっても、おなかの中で何かが動いているわけではないので最初にエコーを見るまでは信じきれなかったんです。エコーで心臓が動いているのを見て、ようやく実感がわきました。

ーーパートナーはどんな反応でしたか。また、その後のコミュニケーションには、どんな変化がありましたか。

春香クリスティーンさん　夫もびっくりしていましたし、その後は、すごく手厚くサポートしてくれました。というのは私は、妊娠がわかった直後から、においにすごく敏感になって、冷蔵庫もあけられなくなってしまった。ごみ箱もダメだし、料理なんてもってのほか。料理は夫の担当になりました。

でも夫がつくっているときも、たまに耐えられなくて、窓の外に顔を出して呼吸する、みたいな（笑）。そんな中でも、夫は私の食べられるものを買ってきてくれて、とても気づかってくれました。

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妊娠初期はつわりで体重が激減しました

ーーつわりがひどかったんですね。

春香クリスティーンさん　それまでは、すごく食べていたのに、妊娠初期のつわりで、ほとんど食べられなくなってしまって。

「つわりのときは食べられるものを食べたらいい」と、いろいろなところで見聞きしていましたが、その日によってさまざまで食べられても少量のみ。ジュースを水や炭酸で割って水分補給していました。ですから体重はかなり減りました。

天気のいい日は散歩に。だんだん大きくなっていくおなかを常に気にしていました

メンタル不調を乗り切れたのは〇〇〇のおかげ!?

ーーメンタル面はどうでしたか？

春香クリスティーンさん　とにかくずっと気持ち悪いので、やはりメンタル面の調子の悪さも感じました。

そんなときに救われたのが、スマホゲームです。ふだんは、あまりしませんが、この時期ばかりはゲームに集中すると、気持ち悪さやつらさが、すべて忘れられたんです。

妊娠中もテレワークで仕事をしていたので、午前中に仕事をして、昼休みにゲームをして、また午後に仕事をして、終わったらゲームをして…。ただボーッとしていても気分はよくならないので、そのときは気をまぎらわせるのに、ゲームが役立ったんです。

でも本当は、出産や育児の情報を集めたり、ベビーグッズの買い物をしたり、そういうことをすればよかったのでしょうが、そういう気分にもなれないぐらい調子が悪かった。

もちろん、なんで私は、こんなに子どもに向き合えないんだろう、なんでゲームばっかりやっているんだろう、と自分を責める気持ちもありました。

でも、つわりがおさまったらゲームごとアプリを消去！出産や育児に向けてこういう対策をしないと、こういうものを買わないと、という方向にちゃんと気持ちが自然に向いたので、それほど心配しなくてもよかったんだな、と思いました。

そういうメンタル不調も、夫が理解してくれて。本当にうれしかったですね。

その時期のダメな私を批判しなかった。自分でも自分のことがわからなかったので、それを責められたらつらいだけですが、それがなかったのは、本当にありがたかったです。

ーーつわりが明けてからは順調でしたか？

春香クリスティーンさん　つわりが少し落ち着いてからは動けるようになりましたが、それで喜んだのもつかの間、今度はおなかが大きくなって、あれ、動けないって。家具や家電におなかをぶつけるんじゃないかという心配が常にありました。

また手元が滑りやすくなって、よく物を落としていて、それがおなかに当たったんじゃないかとヒヤヒヤ。