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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 不妊治療 保険適用になった体外受精。だけど、いきなり行うのは不安です。どうしたらいいですか?【妊活・不妊治療の知りたいこと/芝公園かみやまクリニック】

保険適用になった体外受精。だけど、いきなり行うのは不安です。どうしたらいいですか?【妊活・不妊治療の知りたいこと/芝公園かみやまクリニック】

2023/01/31 公開
2023/04/26 更新

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妊活中には体のこと、治療のこと、さまざまな疑問・不安が出てくるもの。
そんなときは、妊活の専門家に聞くのが一番!ドクターにズバリお答えいただきました。

お答えいただいたのは…
芝公園かみやまクリニック(東京都港区)
院長 神山 洋 先生

昭和大学医学部卒業、同大学医学部大学院医学研究科外科系産婦人科修了。2001年米国New Jersey州Diamond Instituteinfertility and Menopauseにて体外受精の研修後、2002年虎の門病院産婦人科を経て、2005年より現職。医学博士。日本産科婦人科学会産婦人科専門医、日本生殖医学会生殖医療専門医、日本産科婦人科遺伝診療学会認定医(周産期)、日本東洋医学会漢方専門医。

Q.不妊治療を始めたいと思っています。
体外受精が保険適用になりましたが、いきなり行うのは不安です。

A.ご夫婦それぞれにまずは検査をしながら、人工授精からスタートしてみるといいでしょう。

排卵誘発剤を使って人工授精を行ったほうが、妊娠率が高い場合が多いのでおすすめです

まずは、一般的な不妊検査以外に「子宮卵管造影検査」や「子宮鏡検査」などを行って不妊原因を探りながら、人工授精にトライしてみるといいのではないでしょうか。

子宮卵管造影検査は卵管の通りを調べる検査です。治療としての面も兼ね、検査後の妊娠率が上昇するとされていて、当院でも検査後に妊娠するかたが多くいます。卵管の先端が癒着して卵管内に液体が溜まり、卵子を取り込めなくなる「卵管留水症」があるかどうかもわかり、その場合は手術が必要です。子宮鏡検査は、内視鏡で子宮内を直接見る検査です。超音波検査で子宮内膜ポリープなどが疑われる場合に行いますが、子宮内膜に炎症が起こり、着床を妨げる原因となる慢性子宮内膜炎の可能性がわかることもあります。

これらの検査で問題がなければ、排卵誘発剤を使って卵巣刺激を行いながら、人工授精を続けるといいでしょう。4~5回までに妊娠する可能性が高いといわれていますが、30代後半や不妊期間が長い、AMHの値が低いなどの場合は、2~3回で体外受精へのステップアップをお勧めしています。

一方、男性の検査も重要です。精液検査とともに、血液検査でホルモンの状態や亜鉛の値を、精巣の触診+超音波検査で精索静脈瘤などがないかを調べ、精子の状態を悪くする原因がないかを探ります。精索静脈瘤は時間の経過とともに悪化して2人目不妊の原因ともなるので、見つかった場合は手術の第一人者の先生を紹介しています。それ以外に、精子のDNAのダメージを調べる検査や抗酸化力検査も行い、状態が悪い場合や亜鉛の値が低い場合は、サプリメントの服用をお勧めしています。

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Q.顕微授精を行っていますが、なかなか妊娠せず…
妊娠しても継続しません。授かれるのか心配です。

A.まずは顕微授精をする際に「生理学的良好精子選別法」を行ってみるとよいでしょう。

より精度が高いとされる精子の選別方法を行うのも一つの方法です

体外受精や顕微授精で良好胚を複数回移植しても着床しなかったり、流産したりすることを「反復着床不全」といいます。このかたの場合、まずは顕微授精をする際に「生理学的良好精子選別法」を行ってみるとよいでしょう。通常、顕微授精では、染色体異常が少ないといわれる精子頭部のサイズや形で良好と思われるものを、胚培養士の経験によって選びます。しかし、形態が正常でも染色体異常であるケースは比較的多いと報告されていて、気づかないうちに顕微授精している場合もあるかもしれません。

生理学的良好精子選別法は、ヒアルロン酸に結合している精子を選択して顕微授精を行う方法です。ヒアルロン酸に結合する精子は、卵子の周りにある透明帯にも結合できる正常な染色体の精子である確率が高いとされています。当院は保険診療と併用できる先進医療の申請医療機関であり、この方法については10年以上前から多数の症例での実績があります。

女性側で考えられることには、子宮筋腫や子宮の筋肉が厚くなる「子宮腺筋症」などがあり、着床に影響がある場合は、薬物療法や手術でとり除くことを検討します。さらに、子宮鏡検査で子宮内膜の状態を確認し、子宮内膜ポリープや慢性子宮内膜炎の疑いがないかも調べます。

ポリープがあった場合には子宮鏡下手術によって取り除き、慢性子宮内膜炎の疑いがある場合には、子宮内の細菌のバランスを見る子宮内細菌叢検査(EMMA、ALICE)や、着床に適した時期がずれていないかを調べる子宮内膜受容能検査(ERA)を行います。その結果、慢性子宮内膜炎とわかったら、抗菌薬で治療し、改善を確認したのち、不妊治療を再開します。

また、血中のビタミンDは一定の濃度を保っていたほうが、子宮内の着床環境が良好となり、体外受精の治療成績が上昇すると言われています。日本では不足している人が多いため、注意を促すとともに、必要があればサプリメントの服用もお勧めしています。

患者さんの持つちからを活かしながら最短での妊娠をサポート。
悩みや不安にも全力で応えます。

当院には開院当初から一緒に不妊治療に取り組んできた看護師や培養士が在籍しており、皆で一丸となって患者さんの悩みや不安をサポートする、アットホームな雰囲気のクリニックです。

いきなり体外受精を行うのではなく、当院はなるべく医療的介入を少なくし、そのかたが持っている機能を最大限に活かすことを第一に考えてアシストする診療を得意としています。そのためにさまざまな検査を行って、きめ細かく目を配りながら診断していますが、最短で妊娠に近づくために必要と判断した場合には、迷わずステップアップもお勧めしています。

一般不妊検査や治療、体外受精などについての「妊娠準備学級」も開催していますので、ぜひお気軽にご参加ください。

芝公園かみやまクリニック(東京都港区)


日比谷通りから150mほどの静かな住宅街に位置し、昭和大学病院や虎の門病院などと連携しています。


入口正面の受付は、ウッディな作りで落ち着いた雰囲気


待合室には空気清浄機を設置し、換気に配慮しています。


診察は院長が担当し、一人ひとりの状態に合わせ、なるべく自然な形での妊娠をサポート。


看護師と助産師、不妊カウンセラーの資格を持ち、長く不妊治療に携わっているスタッフが、患者さんの不安や質問に丁寧に答えます。


培養室主任は開院以来在籍。実績を上げています。

住所
東京都港区芝2-9-10 ダイユウビル1F

問い合わせ
03-6414-5641

アクセス
都営三田線「芝公園駅」A1番出口より徒歩3分
都営三田線「三田駅」A9出口より徒歩7分
JR山手線「田町駅」西口より徒歩9分
都営大江戸線・都営浅草線「大門駅」A3出口より徒歩9分
JR山手線・東京モノレール「浜松町駅」南口より徒歩9分

HP
https://www.s-kamiyamaclinic.com/

時間
月/10:00~13:00・16:00~19:00
火/10:00~13:00・16:00~19:00
水/10:00~13:00・16:00~19:00
木/16:00~19:00
金/10:00~13:00・16:00~19:00
土/10:00~13:00
日/休診

※祝日は不定期で診療あり。ホームページまたはTELでご確認ください。

『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』は、主婦の友社が運営する妊活・不妊治療のお悩み解決メディア。ドクターや専門家監修の信頼コンテンツを中心に「妊娠したい」を全力サポートします。全国のクリニックや施設の検索もラクラク。

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