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【時東ぁみさん】病院到着後、45分のスピード出産!「これが陣痛なのかなぁ」からの出血、破水、あれよあれよと出産へ。/不妊治療からの妊娠・出産

2022/04/13 公開
2023/05/30 更新

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不妊治療をスタートしたのは2017年の夏、結婚して半年後でした。

私はまだ29歳だったので病院のドクターにも意外な顔をされましたが、夫が私より12歳年上であることを伝えると「なるほど、だったら早く始めましょう」と言ってくれました。

そのときに、不妊の原因は男性と女性で半分半分であることも詳しく教えてもらい、それを夫に伝えると「じゃあ、すぐオレも検査するよ」と言ってくれて、私たちの妊活が始まったのです。

検査の結果、夫婦どちらにも大きな不妊の原因がないことがわかりました。それでも妊娠しないのは事実なので、不妊治療を開始。
治療するにあたって、わたしたち夫婦にはふたりで決めたルールがあります。

それは「ケンカするくらいだったら不妊治療はやめる」という約束。言い出したのは夫でした。

「オレは、ぁみちゃんとふたりでいることが楽しいから結婚したんだ。この関係が崩れるくらいなら、不妊治療はやめたいと思っている」
夫の言葉はやさしく、愛情を感じました。確かに、不妊治療を始めたことで夫婦仲がギクシャクしてしまったという話は何度か耳にしたことがあります。そうなっては元も子もありません。

「ケンカするなら不妊治療はやめる」と約束し、実際に私たちは4年半の不妊治療期間中、ケンカしたことは一度もありませんでした。不妊治療という初めての体験をふたりで楽しもう、イヤなことがあっても笑い飛ばそう、そんな気持ちを持ち続けたおかげだと思います。

といっても、私たちの妊活はけっして順調ではありませんでした。人工授精とタイミング法を1年続けても授かる気配はなし。顕微授精にステップアップしたものの、状態のよい卵子を採取できず、ようやくできたたったひとつの受精卵も着床しませんでした。

そのときばかりは私も笑い飛ばすことができず、涙があふれてしまいました。そんな私を見て、夫は「治療をお休みしたらどう?」と提案してくれたのです。仕事も忙しくなった時期でもあり、2年近く治療をお休みすることにしました。

関連リンク:ステップダウンや治療のお休み、正直どうなの?

妊娠中も筋トレと仕事は続けたかった。「いつも通り」が安心感に

不妊治療をお休みしたときに始めたのが筋トレです。といってもただの筋トレではなく、骨盤底筋群(子宮などを下から支える筋肉)を中心に、妊娠・出産に必要な下半身の筋肉を鍛えるようにしました。

私は昔から動けなくなるほど強い生理痛があったのですが、筋トレを始めて1年ほどすると生理痛が軽くなっていることに気がつきました。

体質が変わってくると、生理に対する向き合いかたもかわります。「また生理がきちゃった」と落ち込むのではなく、「生理がきたってことは、これから排卵があるってこと。よーし、ここからだ!」と思えるようになりました。

そして2021年の年明けから、心機一転、病院をかえて再び顕微授精にトライしました。前回とは違い、採卵すると成熟卵が11個もとれて「私、レベルアップしている!」と実感しました。そして顕微授精にチャレンジ。1回目は残念ながら着床しませんでしたが、2回目の移植で無事に妊娠が確認されたのです。病院の受付の人に「ご卒業、おめでとうございます」と言っていただいたときには胸がいっぱいになりました。

妊娠してからも、無理のない範囲で続けようと思っていたことが2つありました。
一つは筋トレです。安定期になってからトレーニングを再開し、骨盤底筋群を鍛え続けました。おかげで出産のときに力を入れる場所が明確にわかり、スピード出産に結びついたのではないかと思います。

また、妊娠中に切迫早産になって20日ほど入院したのですが、平均よりも早く退院できたのも、もしかしたら筋トレの効果ではないかと勝手に思ったりしています。

もうひとつ、続けたかったことは仕事です。ラジオのお仕事は出産ギリギリまで続けようと決めていて、入院中にお休みさせていただいたとき以外は、生まれるギリギリまで仕事をさせてもらいました。出産翌日のコメントも録音して、生放送で出産のご報告もさせていただきました。

オンラインで仕事をすることが多かったのですが、妊娠後期はおなかが苦しくて座っているだけでもけっこうツライ。それでも仕事は心の安定をもたらしてくれました。

でも、これはあくまで私の場合。妊娠中に体調が悪くなったり体がつらい人は、遠慮なく休んでほしいと思います。自分が一番過ごしやすい場所で妊娠期間を過ごすことをおすすめします。

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