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大島美幸さん―予想外の結婚からの妊活休業

大橋アナ:そんな若手時代を乗り切って、結婚されておふたりとも家庭をお持ちですよね。大島さんは、交際0日婚も話題になりましたよね。

大島さん:そうですね。結婚のほうもちょっとノリみたいなところがあるんですけど、ふざけていたというか…。

「おもしろいから、大島とだったら結婚してもいいよ」という旦那の一声で、うちの相方の村上と黒沢が「あ、言いましたね。言いましたね」って流れで、結婚することになりました。結果、いまは楽しく過ごしていますし、妊活をして子どもも。幸せです。

大橋アナ:その妊活のお話も。大島さんは妊活休業をされてお子さんを授かりましたが、とても勇気のいることだったんじゃないかなと思います。

大島さん:確かにそうですね。わたしの妊活休業は2014年。お休みをさせてもらったんですけど、その時は確かに珍しいケースだったかなと思います。当時は、妊活?なんだろう?みたいな雰囲気もありました。

わたしは、流産を二度経験しました。それがあっての妊活休業。

やっぱり妊活と仕事、仕事と子どもが欲しいっていう気持ちを自分の中で天秤にかけたんですよね。そこで、妊活は今しかできないと思って、34歳の時に妊活休業を取ることにしました。でも、わたしは流産を経験しなかったら、おそらく仕事と妊活を天秤にかけなかったですし、妊活休業もしてなかったと思うんです。

流産を経験したことで、身をもって子どもが欲しいなって思ったんですよね。そして、仕事をお休みさせていただいて、いろんな方にご迷惑をおかけしました。森三中の相方2人もそうですし。

でも、自分のなかで、本当に皆さんのご協力を得て、あのとき休業の選択をしてよかったなと、今はそういう気持ちです。

中村さん:うちの妻も、大島さんの妊活休業っていうのをニュースで知って、そこからどんどんどんどん世界が変わって、世の中が変わっていって、女性が妊活するために仕事を休んでもいいんだよっていう雰囲気になった。そんなきっかけを作ってくれた、と、すごい感謝の言葉を言っていました。

うちも5年ぐらい妊活をしてました。妻も働いているので、どうしても仕事と妊活の両立が難しい。どうしてもお仕事を休まないと…ってね。当時はまだ、妊活で休むって少し考えづらかったですよね? 妻からお礼を伝えてくれ、って言われてたんでした。全然楽屋では言わなかったんですけど(笑)。

大島さん:そうですか、うれしいですね。ありがとうございます。

大橋アナ:大島さんは流産を経験されて、仕事の負担が体に影響を与えてると感じることもあったんでしょうか。

大島さん:そうですね。仕事柄、ちょっと一般的には考えられないようなことをやっていたりもしたのでね…。別に鍛えてもないのに相撲をとったりとか、体を張る仕事が多かったんです。これはちょっと妊娠を考えるのであれば、大丈夫なのかな…と感じることもありました。

関連記事→【大島美幸さんの妊活・振り返りインタビュー】2度の流産、妊活休業宣言…

大島美幸さん―第2子妊活もスタートも「ちょっと心が折れかけてはいます」

大島さん:今44歳なんですけども、第2子の妊活中です。今回は妊活休業はせずに、仕事をセーブしながら妊活を続けているんですけども、ちょっと心が折れかけています。

34歳の時の妊活と44歳の妊活は全く違う。前回は、人工授精2回目で息子を授かったんですけども、今は体外受精にトライしています。2年くらいトライしていますが、なかなか結びつかなくて。年齢のことも、期限が決まってるっていうのはわかっているんですが…。

いや、でも45歳でも47歳とかで妊娠しているって聞いたこともあるしと思って、私は挑んでいるんですが、現実はやっぱり厳しいです。今ちょっと心が7割折れています。いや、結構厳しいです。

大橋アナ:中村さんも6年間、妊活をされていたということですが?

中村さん:うちはタイミング療法から全部やりました。タイミング療法からやって、人工授精5回ほどでお医者さんに体外受精をすすめられました。体外受精をしたら、本当にありがたいことに4つほどいい卵ができて、来月戻しますよ。というタイミングで自然妊娠したんですよ。

大島さん:お!聞くやつですね。

中村さん:そうそう。もう何も考えずにってなったら、自然妊娠して。その子は自然流産してしまったんですが、ちょっと自信になったというか、妊娠できるんだ、と思うことができました。
その後、妊娠することができて無事に生まれました。かわいい、めっちゃかわいいです!!

大島さん:なんかXでもね。親バカ日誌、やられてますもんね。

中村さん:本当にあの、マジで世界変わりますよ(笑)。びっくりするぐらい。全部もう子どものことしか考えられなくなって、今もこうしゃべってますけど、ずっと子どものこと考えてますよね。

もちろん!お仕事はちゃんとさせていただくんですが、それぐらい本当に今すぐ会いたいですし、これやってあげたらこういう笑顔で喜ぶんだろうな~とか、これ食べさせたいな~とか考えちゃいます。それくらい人生が変わりました。生活の中心が子どもになりました。

大橋アナ:おふたりから喜びっていうのをすごく感じますけれども、子育てをしている今、振り返って若いときにこうしてればよかったな、と感じることはありますか?

大島さん:後藤さんのお話にあったように、若いときから気を付けていたり、意識をしていると、年齢を重ねてから対処することが減ると言いますか…。

わたしは、30代の妊活休業に入る直前に体のこと調べたんです。いきなり。そしたらまぁ、不調が出てくる出てくる。

甲状腺がどうのとか、子宮筋腫も見つかりました。だから、妊活の前に手術やら病院通うやら忙しかったです。そのときに、あぁ自分の体に向き合ってなかったんだと思ったんです。

だから、本当に妊活っていう期間でやっと自分と向き合って、夫やパートナーと向き合うって、こういうことなんだろうなって、すっごい思ったんです。

後藤さんのように、若いうちから意識できていると、自分の体のことをよくわかっている状態ですよね。誤差が少ないというか。素晴らしいと思います。だから皆さんプレコンセプションケアはやっておいて損はないと思います。若者は忙しいかもしれないですけれど、ぜひ向き合っていただきたいなと。

中村さん:いま思えば、ちょっと先輩の誘いを断っとけばよかったな(笑)。やっぱり早寝早起きしてたほうがよかったかなって。

大島さん:子育てしてると、早寝を早起き当たり前ですよね。で、めっちゃ元気。

中村さん:元気。すごい調子いいです。

大島さん:だから、夜は寝るもんなんですよね。

中村さん:本当に人間ってそうできてるんでしょうね。みなさん、お仕事の都合もあって、なかなかそうはいかないよっていう方も、もちろんいらっしゃると思うんですが、夜寝て朝起きる、ちょっとのことで体調もよくなって、肌も元気になりますよね。

あと、もしも昔に戻れるならば、タバコという存在を知りたくなかった。

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「プレコンしない?」と気軽に話せる、ウェルビーイングが当たり前な健康社会をめざし、主婦の友社が始動したプロジェクトです。
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プレコンセプションケアは、きょうの自分から、次なる世代へとつなぐ「命のバトン」。みんなが自分を大切にすることで、すべての人たちの幸せが続きますように。

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