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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 基礎知識コラム 妊娠を考えているなら受けておきたい検査をリスト化!チェックポイントは3つ【専門医監修】

妊娠を考えているなら受けておきたい検査をリスト化!チェックポイントは3つ【専門医監修】

2024/11/27 公開

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排卵日を予測してセックスしているのに妊娠しない。「病院で検査を受けてみようかな」と考えたときに、受けておくべき検査をまとめました。

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【早見リスト】病院で最初に受ける検査

【女性】
□ 血液検査
□ 超音波検査
□ 卵管通過性検査
□ AMH検査
□ クラミジア検査
□ 風疹抗体検査

【男性】
□ 精液検査

妊娠したい!妊活スタート時点で受けておくべき検査は?

どのクリニックに通うにせよ、第1段階でチェックすべきは、
【1】女性側では排卵があるか
【2】卵管が少なくとも片方は通っているか
【3】男性側では精子の数や状態に大きな問題はないか
の3つです。

そのために行う検査としては、血液検査(血中のホルモン値の計測)と、子宮や卵巣に異常はないか、また卵胞の成長ぐあいや排卵の有無を知るための超音波検査、卵管通過性検査、精液検査などです。

これらの検査をすべてきちんと行い、結果を踏まえて今後の治療方針を示してくれるクリニックなら、まずは安心といえるでしょう。

不妊治療に健康保険が適用されるようになりましたが、保険で受けられる検査の回数や内容は、どのクリニックでも一律となり、標準化されてくると考えられます。

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チェック①
精液検査は必ず受けておく

不妊治療の専門施設ではまずありませんが、一般の婦人科では、男性側の検査をせずに、女性だけの検査でタイミング指導をしたり、排卵誘発剤を処方するなどのケースがあります。

精液検査は治療の最初に必ず受けましょう。夫が病院に行かなくても検査は可能です。また、男性の精子の状態は、体調などによってかなり変動するので、何度か調べましょう。

チェック②
卵管の通過性は超音波検査でもわかる

従来、卵管が通っているかを調べる検査は子宮卵管造影検査がほとんどでしたが、最近では超音波機器の進歩もあり、X 線の被爆を避ける目的で、超音波による卵管通過性検査がふえつつあります。これまでの造影検査よりも患者さんの痛みや負担が少ないのも利点です。

チェック③
AMH検査も保険適用に

卵巣にある卵子の数と関連があるとされる血液中のAMH(抗ミュラー管ホルモン)の値を測るAMH検査。

これまでは自費でしたが、2022年4月からは、卵巣刺激で使う排卵誘発剤の量を決める目的であれば、6カ月に1 度、保険で受けられるようになりました。

AMH値が低い場合は、残っている卵子が少ないと考えられるので、赤ちゃんを望む場合は、早めに治療を進めたいもの。そのためにも、治療を開始する時点で受けておきたい検査です。

*妊活メディア『赤ちゃんが欲しい 』の記事を再編集しています。

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監修
監修

木場公園クリニック理事長。1986年愛媛大学医学部卒業。日本では数少ない女性と男性両方の不妊症の診察・治療ができる生殖(リプロダクション)専門医。1999年、木場公園クリニックをオープン。2019年には駐車場から一人目不妊治療と二人目不妊治療をセパレートした「つくば木場公園クリニック」を開設。

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