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2ページ目(4ページ中) | 不妊の大きな原因になる、子宮内膜症と子宮内膜炎の違いは?原因は?【不妊治療専門医監修】

2025/02/23 公開

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冷えやストレスはよくない?

冷えやストレスは子宮内膜症の直接の原因ではありませんが、冷えやストレスによるホルモンバランスの乱れによって悪化する可能性はあります。

症状をやわらげるよう、ストレッチやウォーキングなどで血流をよくする、入浴時は湯ぶねにつかって体を温める、温かい飲み物を飲むようにする、睡眠をしっかりとる、ストレスを発散させるようなリラックスできる時間を設けるなど、日常生活を工夫するといいでしょう。

子宮内膜症にかかりやすい人は?

月経痛が強い、鎮痛剤を使っても月経痛に効果がないような人の場合は、子宮内膜症になりやすいといわれます。20~30代ぐらいと年齢が若いほうがなりやすく、食生活の欧米化が一因という説もあります。

子宮内膜症はどうやって治療するの?

子宮内膜症には、卵巣から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)が影響しています。月経の回数が多くなればなるほど悪化し、閉経して卵胞ホルモンの影響がなくなるまで治ることはありません。

低用量ピルで排卵を抑えることで卵胞ホルモンの分泌が低下しますが、ピルの服用をやめると症状が現れてしまいます。

チョコレート嚢腫などがある場合は、手術で病巣部をとり除く場合もあります。ただ、病巣部のみをとり除くことはとてもむずかしく、手術したことで卵巣機能が低下することも。そのため、手術は慎重に行なう必要があります。

次のページ>>慢性子宮内膜炎って、どんな病気?

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監修
監修

木場公園クリニック理事長。1986年愛媛大学医学部卒業。日本では数少ない女性と男性両方の不妊症の診察・治療ができる生殖(リプロダクション)専門医。1999年、木場公園クリニックをオープン。2019年には駐車場から一人目不妊治療と二人目不妊治療をセパレートした「つくば木場公園クリニック」を開設。

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