2ページ目(2ページ中) | 2人目は迷わず、不妊治療を選択しました【神戸蘭子さんインタビュー】
それでも、赤ちゃんが1歳になるころには、もう一度妊活に向き合うことを決めました。
「妊娠しづらいことはわかっているから、最初から病院に直行しました。産後は体質が変わると聞くし、以前からは考えられないくらいの健康的な生活を送っていたので、もしかしたらスムーズに妊娠できるかも、という淡い期待もあったのですが。そううまくはいかないですね」
今でも忘れられないのは卵管造影検査
前回の治療は、産婦人科でのタイミング指導まで。2人目は年齢のこともあり、不妊治療専門クリニックの門を叩きます。
「今でも忘れられないのは、子宮卵管造影検査。あれは本当に痛かった!痛みに強いほうだと思っていたんですけれど、歩けないくらいしんどくて。陣痛の次に痛かったかもしれません。
でも、いろいろな検査をして、多嚢胞以外には心配な所見はないってわかったことで、『大丈夫、妊娠できる』という気持ちが強くなりました」
関連リンク:子宮卵管造影検査のリアルを知りたい!痛みは?いつやるの?
不妊治療クリニックでの治療に戸惑いも
治療の流れはひと通り把握しているつもりだった神戸さんですが、専門クリニックでの治療には戸惑うことも多かったそう。
「大きなクリニックだったこともあってか、機械的な印象を受けたんですよね。先生が言うがままに治療の方針が決定していって、処方された薬を飲んで、決められた日に通院して。最初は、温かみがない気がして、ちょっと悲しい気持ちになったこともあります。
タイミング的に休日の診察を受けることも多くて、子どもの預け先を探すのもひと苦労でした。でも、私もだんだんと慣れて、淡々と治療に向き合うように。妊活で精神的に鍛えられたのか、だいぶ強くなった気がします。治療に必要ならなんでもやりますよ!という気持ちになりました」
一番つらかったのは「薬の副作用」
そんな神戸さんも、これだけは慣れなかった、と話すのが、治療薬による副作用です。
「人工授精のあとに、黄体ホルモンを充実させる薬を飲んでいたのですが、眠さやだるさ、吐き気がひどくて。精神的にも浮き沈みが激しくなって、涙がポロポロ…。つわりに近いような症状だから、妊娠したかもしれないって期待しちゃって、リセットしたときは余計にどーんと落ち込んじゃうんですよね。
大好きなハンドメイドに没頭することが、いいストレス解消になりました。お酒に溺れていた1人目のときより、リセット時の対応もうまくなりましたね」
治療をオープンにして自己暗示
2度の妊活で、たくましさを増した神戸さん。妊活のことを隠さずに発信していたことも支えになった、と語ります。
「『赤ちゃん欲しいけど、全然できなくてさ!』と、周囲にあっけらかんと話したら、すごくラクになったんです。自分にも、そんなに深刻なことじゃないって自己暗示をかけられたというか。
いまや妊活はちっとも珍しいことではないですよね。気軽におしゃべりしたほうが、情報もたくさん入ってくる気がします。自分なりの気持ちの発散法を見つけて、抱え込みすぎないことが大切かなと思います」
(赤ちゃんが欲しい2019冬『神戸蘭子さんインタビュー』より)

神戸蘭子さん●1982年宮崎県生まれ。文化女子大学服装学部卒業。学生時代からファッション誌のモデルとして活躍。アパレルブランド勤務を経て、2008年よりタレント活動もスタート。14年に結婚、16年5月に第一子となる長男を出産。18年に1点ずつ仕上げるハンドメイドブランド「CIEL BONBON」をオープン。19年3月に第二子を出産。
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