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妊活では「心のマネジメント」も大切!必要な検査をしっかり受けて、不安を減らしましょう【キネマARTクリニック】

2023/08/01 公開
2023/10/01 更新

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クリニックで行われる検査と治療について「キネマARTクリニック」にお話を聞きました。

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妊活への不安は専門家に相談して軽減!

「近年、妊娠のためにはまず心身ともに健康であることが大事である、というプレコンセプションケアの概念に改めて注目が集まっています。体のコンディションにばかり意識がむきがちですが、心も健康であることがとても大事です」と院長の渋井幸裕先生は話します。


JR蒲田駅、京急蒲田駅より徒歩5分。通院しやすい落ち着いたクリニック

「自然妊娠の場合、1回あたりの排卵での妊娠率は約20%、1年で約8割のカップルが妊娠に至ります。この数字の捉え方は、人それぞれに違いますね。『妊娠できる確率は1周期につき2割しかない!』と感じるでしょうか? それとも『1年で8割も妊娠できるんだ』と思いますか?

1回あたりの妊娠率は意外と低いと感じたなら、一度、専門のクリニックを受診して、妊娠しにくい原因が隠れていないかを確認するのがいいかもしれません。不安感が先に立つと、妊活が大きなストレスになっていくことも心配されます。

不妊治療はまだ考えていないというカップルでも、不妊ドックなどを活用すれば、妊娠するために大切な項目をきちんと調べることができます。とくに子宮内膜症や子宮筋腫など、既往歴があるかた、年齢が高いかたは、不妊のリスクも高くなります。早めの受診を検討してみてください。

検査で問題がなく、タイミングからトライすることになれば、気負わず、ゆったり構えて。精子は子宮のなかで3〜5日ほど生きています。排卵日の前後に2〜3日おきにタイミングがとれれば、排卵日ジャストでなくても妊娠のチャンスはありますよ」


ナチュラルカラーの落ち着いた待合室。地下の待合室には電源つきの席も。Wi-Fi完備で待ち時間に仕事ができます。

検査の目的と役割を知ると通院ストレスも軽くなる

女性の不妊検査は、体のリズムに合わせて行う必要があります。月経周期に合わせ、採血によるホルモン値の検査、卵管が通っているかをみる卵管通水検査や卵管造影検査、超音波による卵胞の成長チェック、排卵後のホルモン値などを行うため、複数回の通院が必要です。

「検査のために何度もクリニックに行かなくてはならないのは、大変だなと感じるかもしれません。でも、たとえば精子と卵子の出会いの場である卵管が詰まっている場合、排卵があっても自然に受精することは望めません。精子が少なかったり、運動率が悪い場合も同様です。

不妊治療を始めるときにきちんと検査をすることは、妊娠しづらい原因が隠れていないかを確認し、ご夫婦にあった妊活計画を立てる判断材料とするために欠かせないステップなのです。

また、検査のなかには、治療につながっているものもあります。たとえば、性交後のおりものを採取して、精子がちゃんと子宮に入っていけているかをみるフーナーテストが、そのまま受精に結びつくこともあります。

卵管通水検査や卵管造影検査後に、卵管の通過性がよくなって妊娠した、というケースもあります」


採卵、移植後は回復室でゆっくり休むことができます。

検査の目的や役割を知っておくと、複数回の通院が必要なことも納得できますね。

「また、検査を受け、ご自身の状態をしっかり把握することは、心のマネジメントにとっても大切だと考えています。実は、不妊治療をされているカップルには、検査で明らかな原因がみつからないケースも多いのです。

だからこそ、検査でわかるところは早めにチェックしておき、一定期間妊娠しなければ早めに治療に入っていく、ということが大事。検査を受け、妊活の道筋を立てることで、不安感も減らすことができるのではないか、と思います」

受診や検査のタイミングについて迷ったときには、キネマアートクリニックの「不妊コーディネーター外来」を活用するのもおすすめです。不妊治療について、検査の内容について、また治療中のかたはステップアップの悩みや次周期の排卵誘発法など、さまざまなことを専門のコーディネーターに無料で相談できます。


子ども連れの患者様でも通院しやすいキッズルームがあります。

不妊治療の「先進医療」は治療のベースを補強する役割

不妊治療の検査のなかには、自費診療で行うものもあります。キネマアートクリニックでは、ERA、EMMA、ALICEといわれる次世代シーケンサーを用いた検査などを受けることができます。

これらの検査は、先進医療として位置付けられていて、保険診療の治療とあわせて受ける場合は、費用の一部が助成される制度もあります。


タイムラプスやIMSI顕微鏡など先端設備がそろう培養室。

「先進医療というと、画期的な医療技術のイメージを持たれるかたもいるかもしれませんが、不妊治療の分野においてはちょっと実情が異なります。

先進医療に指定されているものには、ほかにも胚の成長を動画で観察できるタイムラプス培養器や、ZYMOTやIMSIなどより良好な精子の選別法などがありますが、いずれもそれを行なったから妊娠率が2倍、3倍と飛躍的に高まるようなものではありません。

ただ、これらは不妊治療が保険適用となる前から多くの施設で用いられ、実績がある技術です。そこで、従来通りの治療の質を担保するために先進医療という枠組みを使い、保険診療と併せて受けられるようにしているのです。ベースとなる治療をサポートする検査や治療法だと考えると、誤解がなくてよいと思います」

妊活では「心のマネジメント」も大切!
必要な検査をしっかり受けて、不安を減らしましょう

赤ちゃんのいる幸せな家庭を思い描きながらの妊活は希望に向かっているものである反面、リセットするたびにその理想が叶えられない喪失感を味わうストレスもあります。ストレスをゼロにすることはできませんが、妊活だけが大きなストレスにならないようにマネジメントしていくことは可能です。

私たちのモットーは「いいと思えることは全部やる!」。ベストな治療計画はもちろん、治療の経過もていねいにお話しながら、妊娠までの道のりをサポートします。気負わずに妊活期を過ごせるように、私たちを頼っていただけたらと思います。

監修
キネマARTクリニック
院長 渋井 幸裕 先生

東邦大学医学部卒業後、同大学病院医局に入局。体外受精グループで研究を行うとともに、診療に携わる。20年ほど前に蒲田に開院し、2010年現在地に移転。日本産科婦人科学会専門医、日本生殖医学会生殖医療専門医。東邦大学大森病院客員講師。

キネマARTクリニック

住所
東京都大田区蒲田5-28-18 京急醍醐共同開発ビル3階

アクセス:JR・京急「蒲田駅」より徒歩5分

電話番号
03-5480-1940

休診日
年中無休

URL
https://www.cinema-art.com/

時間
月〜土/9:00~12:00、15:00~18:00
日・祝/特殊診療のみ

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