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これから不妊治療を始めたい!どれくらいのお金を用意しておくといいですか?【妊活にかかるお金はいくら?】

妊活ライフ
2023/08/17 公開

illust/マリワ

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保険診療で受けられるようになった不妊治療。経済的負担が減り、治療を始める人がふえていますが、それでも体外受精は約10万円~。さらには、一部治療に回数制限があったり、助成金がなくなったりで、お金の不安はなくなりません。

安心して不妊治療を受けるためにも、お金のことはしっかりと考えておきたい!そこで今回は、自身も不妊治療経験のあるファイナンシャルプランナーの宮野さんに、妊活にまつわるお金について聞きしました。

これから不妊治療を始めます。用意しておくといい金額の目安は?

不妊治療の保険診療によって検査から初回の体外受精までで50万円ほどに(宮野さん)

今から不妊治療を始めるという場合、最初の検査からタイミング法、人工授精、初回の体外受精までで、自己負担金はおよそ50万円あればまずは大丈夫でしょう。100万円準備しておけば、体外受精を複数回できると思います。

保険診療になる前は、検査から体外受精1回目までで100万円近くかかっていましたから、現在は約その半分。ご夫婦の年齢やコンディションにもよりますが、費用面ではかなり準備がしやすくなりました。

関連リンク:保険による不妊治療の「お金」まとめ/保険診療で受けられる項目と料金・早見表一覧


不妊治療中、リアルな1カ月の家計簿見せてもらいました

Iさん(30 歳)のケース


タイミング法を半年行い、現在は人工授精で治療中。夫は手取り約45万円だったが、現在は約1年失業中。近々新しい職場で働き始める予定。住居は賃貸で、妻が支払っている。

夫の月収(手取り)0円 失業中 ※以前は45万円
妻の月収(手取り)27万円

住居費(家賃)15万円
水道光熱費1万円
通信費(スマホ代金含む)8 千円
保険料(世帯合計)2万円
食費3万円
日用品2万円
外食費2万円
レジャー費2万円
妊活・不妊治療費3万円

ファイナンシャルプランナー・宮野真弓さんからアドバイス!

現在は治療費分が赤字になっている状態です。夫が近いうちに職場復帰されるとのことですので、それまでなんとかやりくりしたいところです。

レジャー費や外食費は変動費のなかでは見直しやすい項目。「なんとなく外食」を減らし、メリハリをつけましょう。また、保険の見直しは一度行うとずっと効果が続きます。ただし、不妊治療中は新規の保険加入に制限がかかることもあるので慎重に。

住居費は妻1人で支払うと負担が大きいですが、引っ越しをするとなると、かえって費用がかかる場合もあります。今後マイホーム購入を検討する際は、夫婦のローン負担の割合や保障についても検討を。治療のステップアップは、ボーナス時期に合わせて考えるといいでしょう。

『赤ちゃんが欲しい 妊活100問100答』より

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FPオフィスみのりあ代表。ファイナンシャルプランナー。
証券会社、銀行、独立系FP会社での勤務をへて、独立。不妊治療で3人の子どもを出産した経験を生かし、子どもを望むかたやファミリー世帯に向けたセミナー、執筆、個別相談などで活躍。

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