流産後、助成金申請の窓口がツラすぎた!妊娠届提出中の幸せカップルの隣、地獄の数分間とは【ただいま進行中!アラフォー妊活記録#23】

アラフォーのリアルな妊活・不妊治療をつづった、妊活メディア『赤ちゃんが欲しい』オリジナル連載。あかほし主婦ライターのミキが「40代 不妊治療」のリアルを書いていきます。
流産した赤ちゃんの水子供養を終え、すこしずつ前向きになってきたミキさん。今回は、体外受精にかかった費用の助成金の申請についての記録です。
↓これまでの妊活記録
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体外受精の助成金を申請して、ミッションをひとつクリア
水子供養を終え不育症にまつわる検査を受けると決めたところで、ずっとやらなきゃなぁと思っていた不妊治療助成金の申請を進めることにしました。
クリニックに準備してもらう必要書類は妊娠が判明してすぐもらっていて、その後すぐ助成金申請に必要な住民票や申請用紙を区役所に取りに行っていました。
そう、前に区役所に行った際は妊娠していたし、ウキウキだったんです。
その後「流産」という悲しい結果になってしまったので、申請を進めることに前向きになれずにいました。
もらうだけもらって、放置したままだった申請書類。これをちゃんと見られるようになっただけでも、立ち直ってきているのかなと思えました
けれど「なんとかして前に進もう」という意欲が少し戻ってきた今、この勢いで助成金の申請もやってしまおうと書類の記入を始めました。
申請には私と夫の名前や申請金額、振り込み口座を書くくらいでなんら複雑ではありませんでした。
私の住む自治体では
・所得制限なし
・体外受精の1回上限30万円まで(治療内容によっては1回10万円)
・初回治療開始日の妻の年齢が40歳未満であれば、1子ごとに6回まで(40歳以上43歳未満は3回)→私は3回まで(涙)
・治療開始日の妻の年齢が43歳未満の夫婦(事実婚含む)
などの条件を満たしていれば申請が可能です。
関連記事:保険による不妊治療の「お金」まとめました/保険診療で受けられる項目と料金・早見表一覧
一番「う〜む」となったのは、やはり40歳以上43歳未満は1子ごとに3回まで助成という点でしょうか。
まぁ、そうなんですよ。そうなんですけど、3回かぁという気持ちは拭えませんでした。
(2022年春に開始予定の保険適用も現行の助成金の条件と同じになるみたいですよね…)
とはいえ、まずは申請書を提出しようと重い腰を上げて区役所へ。
ずっと願っていたのは、どうか窓口には誰もいませんようにということでした。なぜなら…
この申請書を提出する窓口は、妊娠届を提出する窓口と同じだから!
幸せそうな届け出をしている人の顔を見るのはまだまだ辛い時期だったこともあって、とにかくひとりでさっと提出して帰りたい…そんな気持ちで保健福祉課の窓口へと向かいました。
ところがそんな願いも虚しく、しかも一番避けたかった先客が。そう、若いご夫婦が超幸せそうに妊娠届を提出している真っ最中だったのです。
ツラ…と思いつつも、空いていた隣の窓口へ申請書を提出しに行きました。対応してくれたのは申請書をもらいに行った時と同じ50代ぐらいの男性職員の方。
書類の内容や不備を確認してくれたのはいいのですが、割と大きな声で「不妊治療」とか「男性不妊」とかを連発してきて、隣で妊娠届を出していた旦那さんがこちらをジロジロ…。本当、地獄みたいな数分間でした。
「ではこちらで審査を始めますので。申請から振り込みまで3ヶ月ほどと思ってください」と職員さん。3ヶ月!? そんなにかかるの? と思いつつも、とりあえずやらねばならぬことを終えてホッとした気持ちで(そしてなんだかものすごく疲弊した状態で)区役所を後にしました。
※この連載は個人の体験です。治療や薬の処方などに関しては必ず医師に相談してください。
~つづく~
第24回「決断のとき!?妊活中のコロナワクチン接種どうする問題」
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あかほし主婦ライター。関西在住・40代。中学生の頃から多嚢胞性卵巣症候群と付き合ってきた体でも、もしかしたら妊娠できるかも…という楽天的な考えをもったまま、結婚式、仕事との兼ね合い、金銭面や夫婦同士のタイミング、クリニックとの相性まで…。ありとあらゆる複合的な理由から、40歳で(ようやく!)本格的に不妊治療をスタート。
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