子どもがいる人生をずっと信じていた。治療をやめることはこわかった【私が41歳で不妊治療をやめたわけ】マンガ家・海原こうめさんインタビュー | 不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし(赤ちゃんが欲しい)
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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 体験談 子どもがいる人生をずっと信じていた。治療をやめることはこわかった【私が41歳で不妊治療をやめたわけ】マンガ家・海原こうめさんインタビュー

子どもがいる人生をずっと信じていた。治療をやめることはこわかった【私が41歳で不妊治療をやめたわけ】マンガ家・海原こうめさんインタビュー

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「不妊治療を最終的にやめる決断をした」という実体験を話してくれたのは、マンガ家の梅原こうめさん。「心が納得したからやめられた」という気持ちにいたるまでの心境を、くわしく聞きました。

海原こうめさんの不妊治療ヒストリー
33歳 2歳下の夫と結婚
36歳 チョコレート嚢胞と子宮筋腫の手術を受け、タイミング法から不妊治療開始
38歳 体外受精にステップアップ
41歳 採卵12回、移植5回を行い、治療を終える

→→【前半はこちら】こうめさんのインタビュー


こうめさんが『赤ちゃんが欲しい』読者のリアルな不妊治療体験談を忠実にマンガ化した「妊活は忍活?!」より第4章「義母からのプレッシャーがハンパない 奈緒さん(32歳の場合)」をWEBで特別公開中!

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40歳でステップダウンしたっていいじゃないか

体質や年齢と言われたらそれまでですが、受精卵が育たないのは一体なぜなのか。はっきりした原因はわかりませんでした。

40代に突入して、ステップダウンを決意。採卵すること自体が怖くなってしまったんです。いつも受精卵の分割停止で移植できず、スタートラインにも立てていない自分…。

「やっぱりもう無理なのかな」とうすうす感じてはいたものの、すっぱりあきらめる決心がつかなかったです。

人工授精なら、体外受精ほどお金もかからないし、そのころ鍼灸院に通ったり体質改善に努めていたので、一縷の望みにかけていました。なにもせず確率ゼロ周期になるくらいなら、たとえ低い確率でも人工授精にトライしたいという気持ちでした。けれど、そんな願いもむなしく、人工授精を数回試しましたが妊娠はしませんでした。

心が折れたんじゃなく、納得したからやめられた

体外受精をスタートするときに、もともと夫と「私が40歳になるか、治療費の総額が200万円を超えたらやめよう」と話していました。

治療費はとっくに超えていたし、年齢とともに成功率は下がっていくので、いつまでも決断を先延ばしにすることはできない…。ぼちぼちあきらめる時期なのかなと思い始めました。パチンと切りかわったわけではないけれど、結果を受け入れつつ、徐々に決心がついてきた感じでした。

最後の移植は、前の採卵から半年あいているんですが、この間ずっと考えていました。そして、気持ちの踏ん切りをつけるために最後に1回だけトライして、これでダメならもうやめようと決断しました。

妊活中は、どんなに楽しいことをしていても、常に頭の上に雨雲がかかっているような感じで、うまくいかない治療のことがこびりついていて…。ずっとこの状態を続けていくのはもういやだなと。またあと何年も治療で悲しい思いをしながら生きるより、夫と楽しく過ごす毎日を大事にしたいと思いました

『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』は、主婦の友社が運営する妊活・不妊治療のお悩み解決メディア。ドクターや専門家監修の信頼コンテンツを中心に「妊娠したい」を全力サポートします。全国のクリニックや施設の検索もラクラク。

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