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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 体験談 子どもがいる人生をずっと信じていた。治療をやめることはこわかった【私が41歳で不妊治療をやめたわけ】マンガ家・海原こうめさんインタビュー 2ページ目(3ページ中)

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最後の移植で、「陰性」の判定を聞いてクリニックをあとにしたとき、「お疲れ、自分」と思ったら、自然と涙が出ました。

でも、もう悔しいとか次こそは!という気持ちはわいてきませんでした。心が折れたとかじゃなく、「腑に落ちた」「納得した」ということなんだと思います。結果にはつながらなかったけど、もうできることは全部やりきった!と思えました。

夫とは親友のような関係に

最後の結果を夫に伝えた晩、「お酒をよくがまんしたね」と、彼が冷蔵庫からビールを出してくれました。1年ぶりに飲んだビールの味はほろ苦かったです。

勉強や仕事は自分の努力である程度なんとかなるけれど、不妊治療はどんなにがんばっても結果がでず、苦しかったです。あのずっとつきまとっていた重い気持ちは、今はもうないですね。そういう意味では、ずっと悩んでいたときより、幸せかなと思います。

時間もお金もさんざん費やしたけれど、夫とは「あれはぜんぶ必要なことだったよね」と話しています。子どもを授かっていたら、別の幸せもあったかもしれないけど、2人だけの人生も、これはこれで結構楽しいよねと。

その後、まったく後悔しなかったかといえばうそになります。治療をやめて1年くらいは、もうちょっと頑張れたかなと思うこともありました。ですが、あのなかにもう一度足を突っ込む勇気はどうしてもなくて…。

今となっては全く後悔ないです!

夫とは今、親友のような関係です。夫のほうが少し若いので、もしかして彼は相手を変えれば子どもを持てるんじゃないかと思ったこともありましたが、それを言ったらとても怒られてしまって。今は不妊治療をいっしょに乗り越えた仲間のような感じ。結婚当初よりもいろんなことを話せるようになったし、仲よくなったし、ケンカも全然しないのでいい関係かなと思います。

不妊治療のおかげで夢が1つ叶った

不妊治療をしたことで、小さいころの夢だったマンガ家になることができました。

『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』は、主婦の友社が運営する妊活・不妊治療のお悩み解決メディア。ドクターや専門家監修の信頼コンテンツを中心に「妊娠したい」を全力サポートします。全国のクリニックや施設の検索もラクラク。

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