アメリカ人の夫との明るい妊活。コツは情熱的カップルの気持ちになりきること【100人の妊活・不妊治療記#016】
私たち夫婦(妻32歳・夫36歳)は、「妊娠したら困る!」という“今日バーで会ったばかりだけど情熱的なカップル”のマインドになりきる方法で妊娠しました。妊活に消極的だったアメリカ人の夫には、「人生の逆算カレンダー」をビジュアル化して説得するなど、私たち独自の妊活法をお伝えします。
【100人の妊活・不妊治療記#016】みんながどんな妊活・不妊治療でママになったのか取材しています。(ご本人の年齢や検査の数値などは取材時点のものです)
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ずっと生理不順。母からの忠告も無視
学生のころから生理不順で、母と妹は28日周期できっちり生理がくるのに、私だけは全く予測ができませんでした。社会人になってからはストレスもあって、2~3カ月こないこともありました。母からは「生理不順だと子どもができにくいこともあるから、婦人科に行きなさい」と言われ続けていましたが、まだ20代前半ということもあってピンとこなくて、ずっと無視していました。
早朝・深夜の不規則な接客業では、妊活に悩む先輩が続出
当時は接客の仕事をしていたのですが、時間がとても不規則。早番の日は朝4時に起きて始発に乗り、オープンの6時から仕事をしたり、遅番だと終電ギリギリまで仕事をして、深夜に帰って夜中の2時に寝たりという生活でした。
職場には、30歳前後で結婚して赤ちゃんが欲しいという先輩がたくさんいたのですが、みんな妊活で苦労されていて…。「きついシフト勤務はもう限界!ちゃんと生活リズムを整えなきゃ」と、多くの方が辞めていきました。
私も、もともと生理不順だし、こういう仕事をしている以上、いざ子どもが欲しいとなっても、できにくいんじゃないかということは、なんとなく覚悟していました。
ストレスフリーのオーストラリア暮らしで、生理不順が解消!
20代半ばで、オーストラリアにワーキングホリデーに行きました。いちばん見つけやすかった仕事が、レストランのウェイトレス。相変わらず夜の勤務がメインでしたが、このときはアルバイトだったので、重責感がなく、楽しく働いていました。
オーストラリアって大らかな人が多くて、良くも悪くも人目を気にしない。人は人、自分は自分みたいな空気が、私にはすごく合っていて、本当にのびのびと生活していました。
そんなストレスフリーの環境がよかったのか、このころから1カ月に1回、規則的に生理がくるようになりました。体調もよくなって、「あ、これが普通の状態なんだ!」って。だから正直なところ、日本には帰ってきたくなかったです。
帰国後は、20代後半になるし、始発から終電までの接客業はしんどいと思って、オフィスでのデスクワークに就きました。おかげで生活リズムが整い、体調もよくなったので、生理も順調に。「人間は太陽とともに生きるのが正しいんだ」と実感しました。ストレスのない、規則正しい生活は、すごく大事なのかなと思います。
接客業のころの先輩たちも、仕事を辞めてもすぐ妊娠したわけではなく、授かるまでに3~4年かかっていました。体が健康な状態に戻るまでに、それくらいの年数がかかるのかな、と感じました。
プレミンのサプリは、妊活中から産後まで、その時期に必要な栄養素が配合されたものが届くので、お気に入り。貧血ぎみなので、これ以外に鉄分不足を補うウエハースも食べていました。
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