2ページ目(2ページ中) | 【時東ぁみさんの不妊治療】生理はリセットではなく妊活のスタート!と考えられるように~独占インタビューVol.2
新しい病院での1回目の移植は、ホルモン補充をして進めることになりました。ホルモン剤は飲み薬と塗り薬(ジェル)。体調を万全に整えて、もっともグレードの高い受精卵を1つ選んで移植したんですが…、悲しいことに着床しませんでした。
なんとなく気づいてはいたんです。移植してしばらくしても、体にまったく変化がなかったから。
「多分これはムリだぁ」とだんなさんにもブツブツ言っていたんですが、思ったとおりでした。
「一番グレードの高い卵でも着床しないんだ」
これはけっこうショックでした。でも前回のときほど落ち込むことがなかったのは、「あと2つ凍結卵がある」という安心感があったからだと思います。
次の移植についての相談をしたところ、先生から「2個いっしょに移植しませんか?」と提案がありました。この2つはグレードがあまり高くないので、2つ戻しても着床するかどうかはわからないそうなのです。
そのうえで、「今回はホルモン剤を使わず、まったく自然な状態でやりましょう」と提案されました。移植の前後もタイミングをとりながら、自然に妊娠を目指すことになりました。
本音を言えば私は「できれば1つずつ戻したい」と思っていました。凍結卵のストックがゼロになってしまうことに、小さな抵抗感があったのです。
それでも結果的にこの2つの受精卵のどっちかが、おなかの子になるので先生の提案は大正解です。
でも、もしかしたらどっちでもなく、あの夜のタイミングで着床した子なのかも?と思ったりもします。その答えはわかりません。一生誰にもわからないのですから、生命はやっぱり神秘ですよね。
時東ぁみさんの妊活愛用グッズ教えてもらいました!
●ぽかぽか肌着
あったか肌着は、冷え対策の必須アイテムです。この腹巻きパンツは薄手でモコモコしないので、衣装の下にも合わせやすくてヘビロテしています。生地がやわらかくてチクチクしないうえ、タグが外側についているので、肌が弱い人も安心して使えます。
●ノンカフェインティー
あたたかいお茶をマイボトルに詰めて持ち歩いています。お茶はいろいろな種類を楽しんでいます。
写真のお茶は不妊治療をしている友人のおすすめで、免疫力アップなどに効果が期待できるヒュウガトキのお茶。ほかにもしょうがが入っているお茶など、体をあたためるお茶はよく飲みます。
●漢方薬
妊活を始めたときから漢方薬を飲んでいたのですが、妊活をいったんお休みして整体と筋トレを始めたタイミングでこの漢方薬に切り替えました。薬に使う薬草の産地までわかる薬で、信頼がおけます。
錠剤なので飲みやすいのもうれしいですね。「凛道」は女性用、「壮若」は男性用。夫婦でいまもずっと飲み続けています。
~第3回~「移植後の過ごしかた。そしてクリニック卒業まで」へ続く
時東ぁみさん
1987年9月25日生まれ。34歳。東京都出身。2005年にミスマガジンつんく♂賞でデビューを飾り、アイドル、女優、ラジオパーソナリティなど幅広い分野で活躍中。2016年にPsycho le CemuのヴォーカルDAISHIさんと結婚。約4年半の不妊治療の末に第一子を妊娠。撮影時は妊娠5カ月に入ったところ。 自身の不妊治療経験を発信するInstagram(@tanoshiku.funin)やnoteも開設。
撮影/佐山祐子(主婦の友社) スタイリング/海老原由佳 ヘア&メイク/山本さおり 取材・文/神 素子
ストライプシャツワンピース ¥7,920 (税込)、サスペンダージャンパースカート ¥10,450 (税込)/ともにmystic(palgroup https://www.palcloset.jp/mystic/)、アクセサリー ¥1,760 (税込)/keiyamaguchi_works(ケイヤマグチワークス http://keiyamaguchiworks.com/)、靴 ¥29,700 (税込)/銀座かねまつ ︎03-3573-0077、眼鏡 ¥34,100 (税込)/白山眼鏡店 WALLS☎︎03-5468-0397
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『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』は、主婦の友社が運営する妊活・不妊治療のお悩み解決メディア。ドクターや専門家監修の信頼コンテンツを中心に「妊娠したい」を全力サポートします。全国のクリニックや施設の検索もラクラク。
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