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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 妊活ライフ 「私は〇〇症候群」妊活中のネガティブな気持ちに名前をつけてみた!卒業生42人はどう切り替えた?

「私は〇〇症候群」妊活中のネガティブな気持ちに名前をつけてみた!卒業生42人はどう切り替えた?

妊活ライフ
2023/06/28 公開

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「検索魔症候群」

不妊について検索しすぎて、ネガティブになっていました。

→こうやって切り替えた!
好きな漫画を一巻から読み返す。漫画に意識が向いて、妊活のことを忘れることができました。
こはほのさん(30歳/妊活歴6ヶ月で妊娠)

「SNS症候群」

SNSを見過ぎて、自分が知らない人の妊娠や出産報告にまで敏感になっていました。

→こうやって切り替えた!
妊活中の友人と話すと、共感できることが多くて、気持ちが楽になりました。
ちゃんさん(31歳/妊活歴4年で妊娠)

「ネットで調べて不安になる症候群」

ちょっとした不安を調べ始めると、いろんな情報に振り回されて、ますます不安になりました。

→こうやって切り替えた!
散歩。落ち込んだときはとりあえず外に出るようにしました。
れなさん(30歳/妊活歴2ヶ月で妊娠)

「無限ループ症候群」

治療がうまくいかないと、ネットで調べまくり、さらに落ち込む。そして夫とけんかしてギクシャクするという負のループにはまってしまいました。

→こうやって切り替えた!
日記に気持ちを綴る。モヤモヤを整理できた気がする
Yさん(35歳/妊活歴5年6ヶ月で妊娠)

【モヤモヤ⑥】赤ちゃん関連は目に毒!

「マタニティマーク イライラ症候群」

誰も悪くないのに見るだけでイライラして、「つけるな!」と思ってしまいました(ゴメンナサイ)。自分が妊婦のときは体調が悪いときだけつけていました。

→こうやって切り替えた!
妊娠したときのサプライズ発表の計画を妄想していました(笑)。 マタニティファッションなど、幸せな自分を妄想するのも楽しかったです。
なつみさん(28歳/妊活歴6ヶ月で妊娠)

「ベビー系見たくない症候群」

車に乗っていて、ベビー用品店の看板が目に入るだけでイライラしてました。

→こうやって切り替えた!
断捨離。ママになった時のことを考えながら、いらないものを捨ててスッキリ。
マロンさん(27歳/妊活歴2年で妊娠)

「妊婦敏感症候群」

妊娠という言葉や妊婦さんに敏感に反応してしまい、嫉妬していました。

→こうやって切り替えた!
落ち着いたレストランなど、子どもがいたらいけないような場所へ行って、夫婦でデートを楽しみました。
くるみパンナさん(34歳/妊活歴3年で妊娠)

【モヤモヤ⑦】能天気な夫がうらめしい

「なんで女ばかり苦労しなきゃいけないんだ?症候群」

通院、食事のケア、運動など、どう見ても女性の方が制約ややるべきことが多く、テレビを見てのんきに笑う夫に無性に腹が立ちました。

→こうやって切り替えた!
公園をウォーキング。頭を空っぽにして、木々を眺めて歩くことでスッキリできました。
nmm31さん(45歳/妊活歴3年11ヶ月で妊娠)

チェック⇒ウォーキングが妊活によいワケ!ドクターに聞きました

「頑張ってるのは自分だけ?症候群」

のんきすぎる夫を見て、私はこんなに頑張ってるのに!といつも思っていました。

→こうやって切り替えた!
夫も私もスロット好きで、妊娠したらパチンコ屋も行けなくなるねと、夫婦で時々行きました。
子あのママさん(31歳/妊活歴1年8ヶ月)

【モヤモヤ⑧】何もしたくない!誰にも会いたくない!

「引きこもり症候群」

誰かに会うたびに「子作りしてる?」と聞かれて精神的にしんどかったので、誰ともしゃべりたくなくて、引きこもりになりました。

→こうやって切り替えた!
旦那と旅行♡
YMさん(26歳/妊活歴2年で妊娠)

「イヤイヤ症候群」

お金をかけているのに結果がでず、何もかもいやになってしまいました。

→こうやって切り替えた!
愛犬と海辺を散歩。ハムスターと遊ぶ!
トト姉さん(30歳/妊活歴1年3ヶ月で妊娠)

「ないない症候群」

治療が長引くにつれて、気力も体力もお金も全てなくなっていきました。

→こうやって切り替えた!
エステに行く。甘くておいしいものを食べる。
ごんさん(34歳/妊活歴3年で妊娠)

【モヤモヤ⑨】とにかく無性に悲しい…

「シクシク症候群」

生理がきてしまった日は毎回シクシク泣いていました。主人に「こっちがおかしくなる」と怒られたことも…。

→こうやって切り替えた!
夏でも温かい飲み物を飲んだり、毛糸のパンツをはいて、温活に励みました。
ピノコさん(33歳/妊活歴2年6ヶ月で妊娠)

「ジェットコースター症候群」

毎日気持ちが上がったり下がったり、不安定でした。

→こうやって切り替えた!
とりあえずカラオケで思い切り泣く!
キムさん(31歳/妊活歴3年で妊娠)

【その他モヤモヤ】ほかにもいろいろ…私は◯◯症候群!

「勘違い症候群」

足の付け根が痛い! 妊娠?→粉瘤で手術、胸が張る!妊娠?→生理がやってくる、というように、妊娠したと勘違いしては落ち込みました。

→こうやって切り替えた!
マツエク、受診日のぜいたくスタバ(病院内にスタバがあったので)。
Mさん(30歳/妊活歴2年で妊娠)

ドクター解説⇒これって妊娠?妊娠超初期、どんな症状がある?

「全部ホルモンのせい症候群」

悪いことはすべてホルモンのせいにしていました。私のせいじゃない、ホルモンバランスのせいだと。

→こうやって切り替えた!
ホテルのアフタヌーンティーやスイーツビュッフェに行く。
まなさん(38歳/妊活歴1年5ヶ月で妊娠)

「暴飲暴食症候群」

ストレスで甘いものを食べまくり。いつも後悔してました。

→こうやって切り替えた!
マッサージに行く。妊活中の仲間と話す。
みっちーさん(30歳/妊活歴1年10ヶ月で妊娠)

「1人でがんばりすぎ症候群」

もっと気楽に!と思いながらも、当時は本当にいっぱいいっぱいでした。

→こうやって切り替えた!
リセットしたら、とりあえずビール!
めいママさん(33歳/妊活歴1年で妊娠)

「また流産したらどうしよう症候群」

結婚後、すぐに妊娠したものの、流産してしまったので、また流産したらどうしようといつも不安でした。

→こうやって切り替えた!
お母さんと話しをする。
もちまるさん(35歳/妊活歴9ヶ月で妊娠)

「もし妊娠してたら症候群」

妊娠もしてないのに、生ものやお酒などを控えていました。

→こうやって切り替えた!
ニンテンドースイッチや3DSでゲーム三昧。
Yuiさん(32歳/妊活歴8ヶ月で妊娠)

「人生は子どもだけじゃない症候群」

このまま仕事を続けるべきか、やめるべきか悩むたびに、いつもこのフレーズが浮かびました。

→こうやって切り替えた!
ちょっと高いパフェを食べに行く。
エソラさん(36歳/妊活歴2年で妊娠)

自然に湧いてくる感情はコントロールできなくて当然

ネガティブな気持ちとどう付き合うかは妊活中の課題の一つでしょう。でもこのとき皆さんは「ネガティブな気持ちが出てこないようにするには…」と考えてしまっていませんか?実はこれは、あまりうまくできなくて当然なのです。

ネガティブなものであれポジティブなものであれ、自然に湧いてくる気持ちを抑えることは非常に困難です。出てくるものを無理やり抑え込むと、その気持は不自然な形で不適切なときに現れ、余計にあなたを苦しめてしまいかねないのです。

ネガティブな感情=悪い感情、ではない!

あなたは、なんでもないときに不意につらい気持ちが襲ってきて、対処に困ったことはありませんか? あるいは、夫から「突然キレる」と言われるのも、そのときの出来事とは関係のない、それ以前の処理されていない怒りが呼び起こされたことによるのかもしれません。

ですから、感情はネガティブなものであったとしても、適切なときに適切な形で表現されることが大切なのです。ネガティブな感情は“悪い”感情ではないということをまず知っておきましょう。

そして、その感情に飲み込まれないようにするには、感情が出てきたときが肝心です。悲しみ、落ち込み、怒り、不安などネガティブな感情が出てきたときにはまず「私はいま、◯◯な気持ちを感じている」と気づくことが大切です。

このときに、「こんな気持ちを持っていてはだめだ」「これは悪い感情だ」と“評価”や“判断”をしないように! ただ「◯◯と感じている私がいる」と、自分を眺めるように気づきを入れるのです。「どうしてそんな気持ちになるのだろう」といった分析もしないこと。その感情に囚われてしまい、ずっと味わわなければならなくなってしまいます。ただただ気づいて、「ああ、私◯◯と感じてるんだな」と認めるだけです。

自分の感情に飲み込まれないために

それから、目の前のことに意識を向けると感情に飲み込まれにくくなります。「いま鼻から吸った空気が口から喉、肺に入っていってる」という感じで呼吸に意識を向けるのがやりやすいかもしれません。

感情と少し距離ができた時を逃さず、今の目の前の手作業などに意識を向けられるとよいですね。皿洗いとか、風呂掃除とかでもよいですし、外出中で電車に乗っているときであれば、床と接している足の裏の感覚に意識を向けてみたり、握っている吊り革と手の感触に意識を向けてみるなどです。

このような心の持ち方は “マインドフルネス”と呼ばれ最近注目されています。マインドフルな心のあり方は、妊活中のネガティブな気持ちと付き合ううえでも、とても役に立つでしょう。


妊活中はだれしも、多かれ少なかれネガティブな気持ちになってしまうもの。こんなことを考えてしまうのは私だけ?と思い悩まず、そんな自分も受け入れてみるのはいかがでしょうか。

じょうずに気分転換しながら、明るく妊活ライフを過ごせるといいですね。

まとめ/岩村優子 構成/大隅優子(主婦の友社)

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生殖心理カウンセラー(公認心理師・臨床心理士)。
東京リプロダクティブカウンセリングセンター代表。
広島市出身。広島大学教育学部心理学科卒業後、1997年より広島HARTクリニックで心理専門職による不妊カウンセリングを開始。98年米国にて生殖心理学の研修を修了。2002年より東京HARTクリニック生殖心理カウンセラー。21年生殖と不妊の心理支援に特化した心理相談室を開設。日本生殖心理学会副理事長。

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