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不妊治療で処方される薬、正しく知っていますか?流産を予防する、月経周期を調整…【専門ドクターが解説】

2024/03/13 公開

illust/pai

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Q 不妊治療の薬を服用することで、体重が増えることはありますか?(40歳/妊活歴4年9カ月)

A 卵胞ホルモンを補充する薬では増えることがあります

卵胞ホルモン(エストロゲン)の値が上がると、たしかに同じだけ食べても、身につく量が増える傾向があります。体外受精などで注射を打つと、通常よりはるかにエストロゲン値は高くなりますから、どうしても増えやすいのです。ただし、体重が極端に増えなければ、治療への影響を心配することはありません。

Q 同じ症状に対して、医師によって違う薬が出ます。効果は同じなのでしょうか?(33歳/妊活歴1年7カ月)

A 基本的には同じと考えてOKです

お茶やお花にも流派があるように、その医師が学んできた不妊治療のやり方によって、選ぶ薬や使い方が違うことはあり、ある程度は医師の裁量だと思います。

ジェネリック医薬品を不安と思う方もいますが、効き方に多少の違いはあっても基本的な効果は変わりませんよ。不妊治療にはコストパフォーマンスも大事。それも考えてジェネリック医薬品を選択することもあります。

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処方の薬を飲み始めたら、おりものが少なくなってきました。性交渉もしにくくなっている気がします


妊活スタート!治療の流れ

「赤ちゃんが欲しい」と思ったら妊活スタート。第一歩は病院探しから始まります。

1.まずはあなたにぴったりの病院を探す
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●病院の診療時間もチェック!
自分のライフスタイルにあった診療時間のクリニックかも合わせて確認しましょう。
あかほしの検索機能を使えば、9時前に診察OK、18時以降も診察している、土日祝も診察している、など条件からも探すことができます。

2. 予約(WEB予約をクリック)
受診するクリニックを決めたら、予約をいれましょう。WEBで予約をできるクリニックも増えています。初診だけは電話などで予約のクリニックもあるので、確認しましょう。

3. クリニックに行く/問診票に記入
予約した日程にクリニックにいったら、まずは受付&問診票に記入。問診票には、最終月経の状態、生活習慣、既往歴など検査に必要な質問項目に答えます。生理中でもできる検査もあります。

4. 先生によるヒアリング
事前に記入した問診票を見ながら、医師と直接話す問診タイム。日ごろから気になっていることなどはここで質問を。過去の病歴や、流産・中絶経験などもつつみかくさず正直に答えることが重要です。

5. 内診&超音波検査
外陰部の視診や触診、腟鏡を使って腟内の状態確認を内診台の上で行います。外側からは見ることができない子宮や卵巣の内部は超音波で検査します。不妊治療における超音波検査は、内科の聴診と同様の位置づけだと考えましょう。

6. 血液検査&尿検査
血液検査と尿検査は、ほとんどのクリニックで初診の時に行われます。不妊の原因になる疾患が見つかればその治療が優先されるので、初診で調べるのが基本。

7. 会計・次回の予約
ひととおり検査が終了したら待合室に戻ります。その後、会計をすませて初診の検査は終了。検査結果が出るスケジュールを聞いて次回の予約をします。初診時の多くの検査は保険が適用されますが、保険適用の有無は確認しておくと安心です。

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監修
監修

木場公園クリニック理事長。1986年愛媛大学医学部卒業。日本では数少ない女性と男性両方の不妊症の診察・治療ができる生殖(リプロダクション)専門医。1999年、木場公園クリニックをオープン。2019年には駐車場から一人目不妊治療と二人目不妊治療をセパレートした「つくば木場公園クリニック」を開設。

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