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4ページ目(4ページ中) | 不妊検査の前日・当日の過ごし方/いつ受ける?どんな検査?気をつけることは?【不妊治療専門ドクター監修】

2024/09/20 公開
2024/10/15 更新

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不妊検査を受ける際、ほかにも気をつけることはある?

不妊症の検査で気をつけることというよりも、治療を始める際に、「妊娠はゴールではなく、その先に出産・育児があること」を認識しておくことが大事です。

妊娠・出産して子どもを育てていくうえでは、カップルそれぞれが心身ともに健康で、仲がいいことが大切になります。そして、健康であるためには、体重や血圧の変動、生活習慣病の有無、ストレスなど自分の健康状態を知ることや、生活習慣を整えることが必要です。喫煙している、健康を害するようなアルコールの飲み方をしている、昼夜が逆転した生活で睡眠薬がないと眠れないなど、健康を損なうような点がないかどうか自分の生活を見直して、あれば改善しましょう。

また、卵子は生まれる前から女性の卵巣にあるため、加齢とともに質が低下していきます。特に35歳以降は妊娠率が下がり始めますし、妊娠・出産時に血圧や血糖値が上がりやすくなるなどの影響も出るので、なるべく早く検査を受けるのがおすすめです。

そのうえで、検査を受けるにあたっては、女性は少なくとも月経周期を把握しておくとよいでしょう。生理日管理アプリなどを使って毎回の生理日を登録しておくと、月経周期が何日か、前回の生理開始日がいつかなどがわかります。基礎体温も測ると、体の状態がつかみやすいですが、あまり神経質にならず、できる範囲でOKです。

また、どんな治療をするか、今後の方向性を決めるうえでは、これまでどのように妊活に取り組んでいたかも重要なポイントになります。たとえば、毎月排卵チェックをして1年間トライしてきた場合と、仕事が忙しくてなかなかタイミングがとれなかったり、セックスレスだったカップルの場合とでは、治療法が異なるからです。

前者の場合、タイミング法からスタートするのは時間が無駄になりますが、後者の場合は、超音波検査で卵胞の発育状態をチェックし、排卵日を予測してタイミング指導を行うことからスタートすることも考えられます。妊活していた期間や方法などについて、医師に伝えられるよう、用意をしておくといいでしょう。

取材・文/荒木晶子

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小畑会浜田病院 不妊科 医師。日本生殖医学会生殖医療専門医。診療を通じ、日々第一線で不妊治療に携わる。患者さんの気持ちに寄り添い、安心して臨んでもらえるよう対話を大切にした治療に定評がある。

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