バセドウ病の治療中です。妊娠することはできるのでしょうか?不安でしかたないです【不妊ドクター相談】

妊活を始めると出てくる疑問やお悩みはつきないですよね。こんなこと病院で聞いていいのかな、主治医にはちょっと聞きづらいな…。そんなベビ待ちさんの体や治療に関する気がかりに、不妊治療専門ドクターが的確に答えてくれます。
実際に妊活メディア「赤ちゃんが欲しい」に寄せられたお悩みなので、ご自身に似た相談があるかもしれません。ぜひヒントにしてみてくださいね。
回答ドクター
新橋夢クリニック
院長 瀬川智也 先生
金沢大学医学部卒業後、同大学医学部産婦人科学教室に入局。福井県立病院産婦人科副医長、市立輪島病院産婦人科医長などをへて2010年、新橋夢クリニック勤務、2011年 同副院長・理事に就任、2016年に院長・理事に就任。
バセドウ病の診断を受けました。妊娠しにくいですよね…?
結婚して8年になろうとしています。
昨年、会社の検診で甲状腺に問題があると言われ、現在、服薬でバセドウ病の治療中です。
先生に妊娠希望であることを話したところ、「バセドウ病の人は妊娠しにくい」と言われました。バセドウ病で妊娠した方はいるのでしょうか?不安でしかたないです。
また、甲状腺ホルモンも安定しない状況で不安です。服薬での治療でホルモンはどのくらいで安定しますか? 職業柄、不規則で夜勤もあります。
きちんと服用すれば、妊娠しにくいということはありません
バセドウ病でもきちんと服薬して内科の先生からの妊娠許可があれば、とくに妊娠しにくいということはありませんが、むしろ妊娠中や分娩に際して留意することが多いかと思います。
ホルモンの管理は、同じ内科医でも専門のドクターではないとわからない部分が多いので、妊娠と甲状腺の関係についても詳しい、甲状腺専門の病院を受診することをおすすめします。また、服薬での安定するまでの期間については病態により個人差があります。
▶バセドウ病とは?
甲状腺ホルモンを過剰に産生する病気(甲状腺機能亢進症)の代表的な病気。代謝をつかさどる甲状腺ホルモンや、交感神経系のカテコールアミンが過剰に分泌されるため、動悸、体重減少、指の震え、暑がり、汗かきなどの症状があらわれます。女性では生理が止まることもあります。(参照:日本内分泌学会HP)
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